暑い夏に！パネライルミノールベース PAM00009 PreA

2024年11月
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こんにちは！
店舗スタッフの上原です。

梅雨が終わり、一気に暑い夏が襲ってきました！
朝から蒸し暑い熱気が上がり、アスファルトには陽炎の立つ様な時期、外に出ると半袖、ハーフパンツの着こなしの方をよくお見受けするようになりました。
かき氷と海が恋しくなってくる時期、あえてこんな夏らしい時計はいかがでしょうか？

今日ご紹介するのはオフィチーネパネライルミノールベース PAM00009 PreA with PrefixA PVDです！

オフィチーネ・パネライが現在の形、つまりリシュモングループ内のブランドとして発表されるようになったのは1998年から(当時はヴァンドームグループ)なのですが、こちらはそれ以前の1997年制作の個体です。
パネライの品番は初年度の1998年のA番からアルファベット順に製作年の品番が付いていきますが、こちらはそれ以前となるのでpre.A番と呼ばれます。

本格的にブランドのスタートした年より前の、いわば準備期間に制作された制作本数の非常に少ない個体なので、二次市場では滅多に出会うことのない、大変貴重なお品です。
一般的には1999年頃までの夜光塗料にトリチウムが使われていたモデルもレア度が高く、二次市場で高値のつきやすい個体と言われますが、こちらはそれ以前となりますので、さらに希少度が増してまいります。

現在のミニマルで美しいダイアルを備えたルミノールも格好良いですが、こちらはよりハンドメイド感の強く、ワイルドな雰囲気を全体に漂わせており、ミリタリー由来の無骨さを押し出しております。

パネライルミノールベース PAM00009

そしてこちらの時計、現在のルミノールにはないもう一つの特徴がございます。
ステンレススチールのケースにイオン化されたチタンを高温真空の釜の中で吹き付け、ブラックカラーに表面加工されております。

このPVDという表面加工処理、現在では復刻版を除き行われておらず、チタンモデルに取って代わられております。
その為、この濃いめのグレーとも薄目のブラックとも言えないなんとも絶妙なカラーは、他のモデルではまずお目にかかることがございません。
PVD加工の施されたモデルは他にも希少な「PAM00004」がありますが、スモールセコンドを付けた三針設計なのに対しこちらはよりミニマルな二針設計。

よりシンプルな美しさを楽しんで頂けます。

パネライルミノールベース PAM00009