新年 明けまして おめでとうございます。
本日より2020年、新しい年の幕開けです。
GMTは今年も元旦より営業しております。
この時期は、普段はなかなか足をお運びいただけない遠方のお客様にも店頭にお越しいただき、嬉しい初対面が叶う時期でもあります。
本年も時計専門店GMTを宜しくお願い申し上げます。
※年始は1月3日まで短縮営業させて頂いております。(営業時間11:00-18:00)
営業時間について詳しくはこちら
今年はいよいよ東京オリンピックが開催されることもあり、GMTがある新宿は今まで以上の賑わいが予想されます。
オリンピックと言えば、第一に思い浮かべるのが「OMEGA」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
オメガは長きにわたり公式タイムキーパーを勤め、今回の東京オリンピックでもスペシャルモデルを発表しております。
【OMEGA オメガ スピードマスター 東京2020 リミテッド エディション 522.30.42.30.04.001】
また、時計で2020年と言えば、一番気になるのはスウォッチグループが傘下のブランド以外へのエボーシュ提供を停止すると宣言している「2020年ETA問題」ではないでしょうか。
昨年末から業界内ではあちらこちらでニュースになり、いよいよという実感もあります。
その影響からか、昨年2019年に発表された新作時計は、どのメーカーも自社開発ムーブメントを搭載したものが多く見られました。
タグ・ホイヤーは「ホイヤー02」を様々なモデルに搭載し、当店にもカレラやモナコ等のフラッグシップモデルが入荷しております。
TAG HEUER タグ・ホイヤー カレラ キャリバー ホイヤー02 クロノグラフ CBG2A90.FT6173
TAG HEUER タグ・ホイヤー モナコ キャリバー ホイヤー02 クロノグラフ CBL2111.FC6453
※「ホイヤー02」搭載モデルはこちら
ちなみにタグホイヤーの自社ムーブメントは2010年に発表された「キャリバー1887」が初めてでした。
こちらのムーブメントはブランドの創業150周年を記念して、セイコーのムーブメントを基に作られたものでした。
セイコーと言えば、日本が誇る世界的な時計メーカーで、スイス生まれのタグホイヤーとなんら関係がなさそうに思えますが、基にした「セイコー6S系」はタグホイヤーの創設者エドワード・ホイヤーが1887年に特許を取得している「スイングピニオン(振動ピニオン)」というクロノグラフの伝達方法をとり入れていました。
ブランドを代表する自社ムーブメントにこの仕組みをとり入れられる、タグホイヤーにとってはうってつけだったと思えます。
次なるタグホイヤーの自社ムーブメントは、前述の「キャリバー1887」をベースに「ホイヤー01」を2015年に発表しました。
「ホイヤー01」も様々なモデルに搭載され、ムーブメントが前面からも見えるスケルトンダイヤルのカレラが登場したのもこの頃です。
TAG HEUER タグ・ホイヤー カレラ キャリバー ホイヤー01 45mm CAR2A1Z.FT6044
※「ホイヤー01」搭載モデルはこちら
大きな流行の波を作った「ホイヤー01」ですが、昨年、2019年に生産終了となり、現在は「ホイヤー02」がタグホイヤーの自社ムーブメントとして生産されております。
「ホイヤー02」はそれまでのムーブメントとは異なり、「垂直クラッチ方式」を採用しております。
タグホイヤーが「ホイヤー02」を開発した経緯として、時計に於いて「SWISS MADE(スイスメイド)」と言えるものは製造コストの6割以上にあたる部分がスイスで行われたことが2017年に新たな条件として加わったことが考えられます。
それまでのセイコームーブをベースとしたものでは「SWISS MADE」と言えず、それに伴い「ホイヤー01」も生産終了になったと推測されます。
時計開発の裏側には、その時代時代の様々な流れがあり、様々な思いがスイスの時計産業を支えてきたことが想像できます。
2019年の新作には他にもパイロットウォッチに初の自社ムーブメントを搭載したIWCや、海軍用プロトタイプモデルに自社ムーブを載せて再現したチューダーなど、注目モデルが多数あります。
IWC パイロットウォッチ クロノグラフ スピットファイヤ IW387901
TUDOR チューダー ヘリテージブラックベイ P01 70150
2020年になった今年は、世界有数の時計見本市と言われるバーゼルワールドとSIHHが同時期に開催されるなど、業界全体でも時代の流れに沿った動きが見られます。
現在主に人気を集めている時計メーカーの多くには、いわゆる「老舗」と言われる百年以上続いている歴史がありますが、「伝統」だけではなく「進化」も取り入れてきたがために、これほどまで永きにわたり人々を魅了してきてこれたのだと感じさせられます。
そんな中、今年はどんな新作モデルが発表されるのか、今から楽しみで仕方ありません。
GMTでは今年も様々な時計にまつわる情報を発信していきたいと思っております。
今年も時計専門店GMTにご愛顧賜れますよう、よろしくお願い申し上げます。
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