話題のモデルがついにGMTにも入荷してきました。
ショパール アルパインイーグル ラージ 298600-3001 SS
いわゆるラグジュアリースポーツモデルとなり、
ここ最近の流れを汲んだケースとブレスが一体型のデザインです。
アルプスとアルプスに住むワシからインスピレーションを得てデザインされたそうですが、
1980年にショパールの現社長「カール-フリードリッヒ・ショイフレ氏」がデザインした「サンモリッツ」がベースになっています。
まず目に飛び込んでくるのは文字盤でしょうか。
ざらざらした質感に渦を巻いた特徴的な仕上げは、ワシの虹彩をイメージしたもので
立体感があり、ダイナミックな雰囲気を作り上げています。
独特の形状のケースは9時位置のケースサイドにもリューズガードのようなデザインを入れ、シンメトリーに。
ラウンド型のベゼルには計8本のネジで固定されています。
ウブロやロイヤルオークに代表されるベゼルを固定するネジですが、
ここにもショパールのこだわりを感じされる箇所があり、
マイナスの溝が定位置で、ベゼルの円に沿ってすべてが繋がっているかのようです。
ロイヤルオークも同様ですが、六角形のネジで溝の位置は固定しやすくなっています。
そして高い技術を誇り、あらゆる点で強いこだわりを持つウブロでさえ円のネジ位置はバラバラですので、
円のネジの溝を定位置にするのは相当な労力を要するのではないでしょうか。
ブレスレットはポリッシュ仕上げのパーツを裏からネジでで固定したサテン仕上げのインゴット型リンクブレスです。
今回ケースやブレスに使用しているステンレススティールは、
4年もの歳月をかけ、「アルパイン イーグル」のために特別に開発された「ルーセントスティール A223」。
腕時計で使用されることの多いステンレススティール「316L」と比べ、約1.5倍の硬度をもち、
さらに「ルーセントスティール」と名打つように、より輝きを放ちます。
ケースやブレスが、多角面で構成されているのは、このステンレスの効果を強く発揮させるためではないでしょうか。
ムーブメントは、41mmケースモデルと36mmケースモデルで異なるムーブメントを使用しています。
当モデルは「CHOPARD 01.01-C」を搭載。60時間のロングパワーリザーブで土日外していても月曜日も動いていることになります。
長年マニュファクチュールブランドとして、ムーブメントを作ってきたショパールの技術力の高さを感じさせます。
41mmケースは絶妙なサイズ感で、強い存在感を放っています。
ショパールにとって新たな挑戦となるスポーツコレクション「アルパイン イーグル」
現時点では、3針にカレンダーのシンプルなモデルのみですが、
今後は様々な機能のモデルなど、幅広く展開し、ショパールを代表するコレクションへと成長するのではないでしょうか。