ブレゲ数字の5196P

2020年09月15日

本日は現行カラトラバのプラチナモデル5196Pをご紹介いたします。

パテック・フィリップ カラトラバ 5196P-001
https://www.gmt-j.com/item/3717009888054

1932年に誕生した今のカラトラバの源流ともいえるRef.96は、1970年頃まで製造されておりダイヤルデザインやケースの素材など種類がいくつかあります。

長針と短針、6時位置のスモールセコンドという配置が最も原型に近いとされ、直系にあたる現行モデルが「5196」です。

素材はイエローゴールド、ローズゴールド、ホワイトゴールド、プラチナの4種類ですが、今回ご紹介の「5196P-001」のみブレゲ数字とリーフ針が採用されています。

プラチナモデルということもありより一層高級感のある印象ですが、その理由としてシルバーのダイヤルが2トーン使用となっている点が挙げられます。

写真画像では少し分かりずらいですが、センター部分は無地ですが外周は円形にあわせてサテン仕上げの磨きがかかっており、職人が手作業で一つずつ仕上げているその繊細な作業が見て取れます。

また、ブレゲ数字の植字インデックスも他とは一線を画す印象を与えていますが、こちらも18Kゴールドを1つずつカッティングを行い足をつけておき、ダイヤル上に穴をあけて通していき裏側から固定しているとのことです。

この穴というのもごく小さなもので目視では分からず、触ってみると分かる程度のもので、またスモールセコンド部分もくり抜かれており他の素材と比較しても手間がかかっているのが分かります。

パテック・フィリップのプラチナモデルならではの6時位置のダイヤモンドセッティングが確認できますが、現行モデルでコンプリケーションを載せていないプラチナモデルというもの自体が非常に限られており
ゴールデンエリプスの「5738P」と黒七宝のダイヤルに彫金を施したデザインが特徴的なカラトラバ「5088/100P」のみです。

このように考えると「5196P-001」の特別さがより分かりやすく感じられるのではないでしょうか。


スナップバックで閉められており内部を確認することはできませんが、搭載キャリバーは手巻きの「Cal.215 PS」です。

前モデルRef.3796と同じもので1980年代から使われ続けており長い歴史がある点は、何十年も使い続けることのできる設計を当時から発明した点は他のマニファクチュールでも類を見ない技術力の高さがうかがえます。

通常ブラックのストラップが付いていますが、こちらは純正のベージュストラップがついておりプラチナケース・ゴールドダイヤルとの相性も良く程よくこなれた雰囲気です。

最近では三大時計ブランド全社で生産本数が限られてくるといった噂もあり、パテック・フィリップの中で特にカラトラバ系においてもその傾向があるのではないかと予測されますので在庫のある今をぜひお見逃しなく。

皆様からのご利用をお待ちしております。

カラトラバコレクションの異才?【パイロット トラベルタイム5524G-001】

2020年09月14日

当ブログをご覧の皆様こんにちは。

当店では現在、半期に一度の大セール!【半期決算SALEを開催中です。

約1,000点の対象のお時計の価格を見直しておりますので、半年に1度のこのお得なチャンスをお見逃しのなきようお楽しみくださいませ。

 

 

さて、本日はセール対象商品の中から、ある意味そのブランドらしからぬ顔を持つ…

『パテック・フィリップ カラトラバ パイロット トラベルタイム 5524G-001』をご紹介いたします。

 

パテック・フィリップ カラトラバ パイロット トラベルタイム 5524G-001

https://www.gmt-j.com/item/3717004290012

2015年のバーゼルで発表された、こちらのパイロットトラベルタイム5524G-001

 

42㎜とパテックとしては大き目なケースサイズに、無骨ささえ感じるアラビアインデックスは、IWCやZENITHから展開されているパイロットウォッチシリーズにも一見して見えてしまうような第一印象で、近年のパテック・フィリップらしからぬダイヤルデザインとしてファンを驚かせました。

ですが、長い歴史の中共に進化してきた航空界と時計産業との深い結びつきへの敬意でもあり、1930年代に作られていた当時の技術革新のつまったパイロットウォッチ(パテック・フィリップミュージアム所像)へのオマージュでもあり、2015年にパテック・フィリップが出した新しい回答とされています。

シンプル無骨で夜光も効いて視認性抜群な男性らしいダイヤルデザインながら、ケースの形状やポリッシュはパテック・フィリップらしく繊細でエレガント。

ホワイトゴールドを用いており、独特の触感・輝き、なによりもズッシリとした重さがなんとも心地よいお時計です。

 

パイロットウォッチに多く用いられているブラック…ではなく、深く味のあるブルーのダイヤルは、真鍮・ニス塗装

スケルトンハンドがホームタイムを示し、夜光ハンドが第2時間帯(デュアルタイムゾーン)を示しています。

デュアルタイムハンドは8時位置と10時位置のボタンで進めたり戻したりと、操作も簡単ですが、誤操作防止の為にロックされておりますので、操作時はロックを回して解除してから操作する必要がございます。

9時3時位置のLOCAL/HOMEの窓では、それぞれの昼夜の確認を可能にしています。

6時位置のカレンダーは、ケースサイド(ラグ間)のボタンでの簡単操作。

仕事柄、2つの時間を把握したいお客様には、見やすく実用的で大変オススメです。

 

シースルーバックから覗くムーブメントは、アクアノートトラベルタイム5164シリーズ等、他モデルと同様キャリバー 324 S C FUS。

294のパーツで組み上げられた語るに及ばぬほど美しい仕上げに加え、ジャイロマックス・テンプやシリコン・ベースのハイテク素材を採用したヒゲゼンマイ等世界最高の時計ブランドらしい特徴が随所に詰め込まれています。

連続駆動可能時間は、最小35時間、最大45時間と実用性は申し分なし。


ヴィンテージブラウンのカーフスキンストラップが、なんとも味わい深さを格上げしています。

ネジ止めピンバックルは、パテック・フィリップのブランド名の刻印が印象的。

パイロットが装着するパラシュート等を固定するハーネスをイメージ、この時計にしかないパイロット・ウォッチ要素を細部まで感じることができます。

市場の本数も多くはなく、価格は安定しておりますがメーカー希望小売価格:¥5,709,000(税込)のこちらの時計、当店のような平行輸入店の新品価格は定価以上の相場であることがほとんどです。

それがなんと、当店の5524G-001は【未使用品】=まったく使用されていない新品同様のコンディションで、半期決算SALE特別価格!¥5,058,000(税込)!

※従来の販売価格¥5,880,000(税込)から、¥822,000もお求めやすくなっております。
定価から比べても、¥651,000もお得に手に入れるチャンスです。

付属品は内外箱・国際保証書(保証書日付2017年10月)・冊子・操作ピンのすべてが揃ています。

当店だけの長期無金利キャンペーン【ジャックス60回払い】も、もちろんこちらのお時計でもご利用いただけますので、是非この機会にご検討くださいませ。

※5524G-001からトラベルタイムを引き算しダイヤルデザインをそのままに、ステンレススティール素材に落とし込んだパイロットウォッチ兄弟分、2017年生まれの5522A-001 NYスペシャルエディションは世界600本限定。

 

https://www.gmt-j.com/item/3717006079820

より視認性に富んだシンプルな3針パイロットウォッチ。

当店では現在お品切れですが、大変魅力的な兄弟のため、併せてご紹介させていただきます。

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過去と未来を繋ぐ フィフティシックス

2020年09月13日

GMTブログをご覧の皆さま、こんにちは。

9月も中旬へと差し掛かろうとしておりますが、さわやかな秋風とは縁遠く、
未だ残暑厳しい毎日ではありますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか?

本日は、世界三大時計の中からヴァシュロン・コンスタンタン「フィフティーシックス」をご紹介いたします。

VACHERON CONSTANTIN ヴァシュロン・コンスタンタン フィフティーシックス オートマティック 4600E/000A-B442

https://www.gmt-j.com/item/3717008719892

1956年、ブランド初の自動巻モデルの一つであった「リファレンス6073」から着想を得て、
その伝統と歴史への敬意を交えながらも現代的なデザインにブラッシュアップされた一本です。

リファレンス6073とは異なり、インデックスには丸みを帯びたアラビア数字が使用されることで視認性はもちろんのこと、カジュアルな要素もプラスされデイリーユースにもぴったりです。

正面から見てみると、ラグ部分はマルタ十字をモチーフにデザインや、ダイヤルの2種仕上げからは、単調に見せず我々の視線を釘付けにするデザインの工夫が見られ、
価格を下げても妥協を許さない、磨き上げられた高度な技術とブランドに対するリスペクトをこれでもかと感じます。

キャリバーはリシュモングループが開発したCartier1904MCをベースとし、フィフティーシックス専用に改良されたCal.1326が搭載されています。

裏蓋はシースルーバック仕様になっており、美しいマルタ十字が施された22Kゴールドのローターの動きを堪能することができます。

そして何よりこのモデルの強みと言えば、なんといってもコストパフォーマンスでしょう。

時計好きならば、「いつかは手に入れたい」と憧れの眼差しが向けられる世界三大ブランドですが、その道のりは決して簡単ではありません。

人気モデルの定価が2~300万超え、さらに並行価格ではその倍、、、なんてこともよくある話です。

実際、発売当初には「100万円台のモデルが発表された」ということ自体が大きな話題にもなりました。

ヴァシュロン・コンスタンタンは1755年に創業してから現在まで、一度もその歴史を途絶えさせることなく時計作りを行っています。

260年以上続く歴史は時計メーカーとして世界最古とされている老舗メゾンである故に、この価格設定はある意味ブランドの挑戦とも言えるでしょう。

継承されてきた高度な技術が存分に発揮されながらも驚異の価格を実現させた「フィフティーシックス」
是非、皆さまの腕元で楽しんでいただきたい一本です。

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歴史的な難関に挑んだ【リシャール・ミル RM004】

2020年09月12日

GMTブログをご覧の皆様こんにちは。
店舗スタッフの増子です。

強力な台風や急な雨が多い季節に入ってまいりましたが皆様いかがお過ごしでしょうか。
気温も急激に下がり、風邪などひかれぬようご注意くださいませ。

さて本日は時計界のF1と名高いリシャール・ミルよりRM004-V2をご紹介します。

リシャール ミル RM004 スプリットセコンド クロノグラフ ローズゴールド

https://www.gmt-j.com/item/3717007601716

人間工学に基づき設計された象徴的なトノー型ケースは、大振りでありながら腕にピタリとフィットするように作られています。

スケルトン仕様の文字盤からはカーボンファイバー製の地板が確認でき、1時位置のトルクインジケーター、4時位置のファンクションセレクター、6時位置のスモールセコンド、9時位置の30分計、10時のパワーリザーブインジケーターと非常に複雑な盤面にも関わらず優れた視認性と実用性の担保された美しい文字盤が楽しめます。

ムーブメントはオーデマピゲの複雑機構で名高い「ルノー・エ・パピ」社製。
ファンクションセレクターやカーボンファイバー製の地板のようなデザイン面での斬新さはルノー・エ・パピの影響が見て取れます。

スケルトンバックからはスプリットセコンドのような複雑機構を成し遂げたムーブメントを存分に楽しんでいただけます。

このムーブメントを構成するパーツの多くは肉眼で見ることも敵わない微細なものが多く、RM004が年に数本も制作されないのはこのムーブメントを全て理解して製作できるスタッフが少ないためです。

リシャール・ミルはRM001でトゥールビヨン、RM003でデュアルタイム、そしてこのRM004でスプリットセコンドクロノグラフと複雑時計の歴史的で代表的な機構を搭載したモデルを次々と発表していき、そしてそのどれもが斬新なデザインと、合理的で実用的な設計と、コストを度外視した大胆なパフォーマンスによって世界中の時計愛好家に受け入れられていきました。

このRM004もリシャール・ミルの歴史の中でクロノグラフの歴史的な難関に挑むという課題をクリアした貴重なタイムピースと言えます。

現在ではRM008やRM50のようなトゥールビヨンとスプリットセコンドクロノグラフが一体となったモデルも発表されていますが、伝統と近代がシンプルに結びつき、クロノグラフの歴史に一石を投じたこちらの一本も、まさに「エクストリームウォッチ」、希少なコレクションとしてご検討いただく価値はあると思います。

是非一度ご覧になってください。

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待望のニューモデル入荷!! ROLEX 126613LN

2020年09月11日

GMTブログをご覧の皆様こんにちは。

今月発表された新型サブマリーナが早くも入荷いたしました。

いち早く入荷した話題のニューモデルを前型Ref.116613LNとどこが変わったのかを見ていきましょう。

ロレックス サブマリーナデイトイエローロレゾールブラックRef.126613LN

https://www.gmt-j.com/item/2717010247360

そしてこちらが旧型のRef.116613LNです。

一見変わらないように見えますが、
ケースサイズが長年採用してきた40mmから41mmへ1mm拡大されました。

Ref.126613LN

Ref.116613LN

1mm大きくなっているのですが、時計本体を見ただけではあまり大きくなった印象は受けません。

新旧2本並べないと気が付かない位の違いです。

ケースサイズは拡大されていますが、ラグは細く変更された事も一因かと思います。
ラグが細くなったことで、バランスとしては先々代のRef.16613などの5桁モデルに近い印象を受けます。

ケースよりもサイズの変化を感じさせるのがブレスレットです。
こちらも基本的なデザインは踏襲していますが、幅が1㎜拡大差されています。

Ref.126613LN

Ref.116613LN

シードゥエラーディープシーがモデルチェンジした際にも感じましたが、ブレスレットの1mmの幅広くすることによる視覚的な違いはケースのサイズアップに比べると大きく違いを感じます。

その効果か、ケースの厚みは変わりませんが、感覚的には少し薄くなったように感じます。
ブレスレットの幅が広がったことで装着感の向上も期待ができます。

次は文字盤を見てみましょう。

Ref.126613LN

Ref.116613LN

右Ref.126613LN 左Ref.116613LN

お馴染みのクロマライトが塗布された18kイエローゴールドのインデックスと針は当然両モデル共通です。
違いとしては、Ref.116613に比べ、針が太く長くなり夜光塗料が塗布された面積も多くなっています。

現行最新ムーブメントである3200系を搭載したモデルのご多分に漏れず、6時側にはクラウンマークがプリントされています。

ムーブメントは定評のある「Cal.3235」は、パワーリザーブ70時間、カレンダー変更の禁止時間帯がない等、使いやすいユーザーフレンドリーなムーブメントです。

待望の新型サブマリーナついに入荷です。
今一番注目を集めるNEWサブマリーナを誰よりも早くお手にできるチャンスは今だけです!

今なら新旧モデルのお見比べもしていただけます。
ぜひ、新しいサブマリーナを体感してください。

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ドイツ時計の最高峰 【ランゲ&ゾーネ サクソニア】

2020年09月09日

GMTブログをご覧の皆様、こんにちは。

店舗スタッフの神崎です。
九月に入りましたが、まだまだ暑い日が続いており天候も不安定ですので、皆さま体調にはお気をつけください。

さて、本日は世界最高峰の高級時計を製造するドイツの時計ブランド、ランゲ&ゾーネから
「サクソニア アウトサイズデイト 381.029WG」 をご紹介いたします。

https://www.gmt-j.com/item/3717009764105

ランゲ&ゾーネはドイツのグラスヒュッテで創業されたマニファクチュールです。

「ランゲとその子供たち」を意味するブランド名は、時計師一族として
脈々と歴史を紡いできたブランドの重みを感じさせます。

一時は戦争の影響で消滅してしまいましたが、1989年のベルリンの壁の崩壊をきっかけに、
経営者として名高いギュンター・ブリュームラインと共に再びグラスヒュッテの地にランゲ&ゾーネは設立されました。

この新生ランゲの名の下に生まれた4モデルが
「ランゲ1」「アーケード」「サクソニア」「トゥールビヨン”プール・ル・メリット”」です。

中でもサクソニアはグラスヒュッテのあるドイツのザクセン州をラテン語読みした名前で、
創業から現在まで続く土地の名前を担うにふさわしいシンプルかつエレガントな文字盤が特徴の時計と言えます。

こちらのサクソニア アウトサイズデイトというモデルは、サクソニアのシンプルさを残しつつ、
ブランドの特徴ともいえる機構を搭載したモデルです。

他ブランドと比較しても日付の窓の大きさは約3倍の大きさと、非常に高い視認性を誇ります。

また、操作も10時位置のボタンで日付を1日ずつ進められるので非常に操作性にも優れています。

ケースには他のサクソニアと同じく、ホワイトゴールドの無垢が使用され、
当ブランドはケース素材にほとんど金無垢しか使わないのも特徴で、ブランド伝統の特徴をしっかりと引き継いでいます。

そしてランゲ&ゾーネの時計を語るのに欠かせないのはなんと言っても、機構の美しさです。

上の写真の真ん中に写っているスワンネック緩急針は、旧ムーブメントでは、テンプの振動速度を微調整していた部分ですが、
現在はテンプの振り角が同じになるよう微調整する働きをしています。

時計をお好きな方はご存じかと思いますが、テン輪部分にあるチラネジはテン輪の重量調整の役割を持っており、
またネジを出し入れすることによりテン輪の回転のしやすさを増減させテンプの精度を高める役割も持っている部分です。

実はこのチラネジ、現在の時計製造の技術においてはほとんど飾りでしかありません。
鋼のゼンマイが主流だった時代、熱膨張による精度の狂いを相殺するために
テン輪に温度で変化する仕組みをわざと作ったのがチラネジです。

スワンネックもチラネジも、現在の時計に必要かと問われれば否です。
しかし、どちらも見た目が非常に美しいです。外から見た機構の美しさも重視するあたりがさすが高級時計メーカーといったところでしょう。

こちらの4/3プレートには規則的なストライプ模様が施されています。

このストライプ模様は、ドイツではグラスヒュッテ・ストライプと呼ばれており、
プレートの素材はジャーマン・シルバーと呼ばれる素材を使用していて、
ドイツ時計メーカーとしての強いこだわりを感じます。

4/3プレートの外周部分に円形が重なったような彫りはペルラージュ仕上げと呼ばれる装飾です。

そしてジャーマンシルバー、またの名を洋銀と呼ばれる素材ですが、
非常に酸化しやすく人の手で触れたらもう二度と戻らなくなってしまうほど繊細な素材です。

このような繊細な素材を使用しているのも、さすがAランゲ&ゾーネと思わざるを得ません。

このようにAランゲ&ゾーネの時計は、どんなに小さな部品であっても最高の技術を駆使して究極の美を追求しています。

まさに微に入り細を穿つ。非常に細かい部分にまで気配りが行き届いています。

モデルごとに専用のムーブメントを自社製造してるのも大きな特徴で、
今回ご紹介の「サクソニア アウトサイズデイト 381.029 WG」にはcal.L086.8が搭載されています。

こちらは自動巻のムーブメントですので、手巻きに比べると日常での巻く回数は少なくなるので利便性においても文句なしといったところでしょう。

また、自動巻きローターの外側の部分には、プラチナが使用されており、重さによってよりローターが回転しやすい造りとなっております。

ケースサイズは38.5mm。
男性の腕元にしっかり収まりつつも、エレガントな存在感を放ちます。

是非この機会にお手に取って、美しさとエレガントさをご体感くださいませ。
また、当店ではAランゲ&ゾーネの他のモデルも在庫のご用意がございますので、ぜひドイツ時計の美しさをご覧ください。

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原点回帰の一本【IWC インヂュニア IW357002】

2020年09月08日

GMTブログをご覧の皆様こんにちは。

店舗スタッフの青木です。
先日は台風の影響もあり、新宿も強い雨に見舞われましたが、
台風が去った後は9月に入っても厳しい暑さが続きます。皆様も体調には気を付けてお過ごしくださいませ。
本日ご紹介いたしますお時計は、IWCからインヂュニア【IW357002】でございます。

https://www.gmt-j.com/item/3717009694587

ドイツ語で「エンジニア」を意味するインヂュニアは、磁力の中で作業する技術者に向け、
耐磁性を高めたモデルとして1955年に誕生いたしました。

インヂュニアと言うと、世界的な時計デザイナーであるジェラルド・ジェンタが手掛けた時計として有名ですが、
ジェラルド・ジェンタがインヂュニアを手掛けたのは1976年と、モデル誕生から20年ほど後のこととなります。

今回ご紹介させていただきます【IW357002】は、インヂュニアの初代モデルである
Ref.666のデザインに原点回帰したシンプルなデザインとなっています。

「3時」位置に日付表示が備えられたシンプルな3針デザインの時計ですが、
要所に洗練された美しさを感じることができます。

ベゼル部分はポリッシュ仕上げ、文字盤にはサンレイ仕上げがそれぞれ施されており、
この時計が持っているラグジュアリーな雰囲気をより高めています。

ムーブメントには、セリタSW 300-1がベースとなっているCal.35111が搭載されています。

こちらの35000系のムーヴメントは、IWCのパイロットウォッチやアクアタイマー等にも採用され、
28,800振動/時・パワーリザーブ42時間となっており、高い安定性を実現したムーヴメントです。

メタルブレスレットは、細いピンなどでコマの内側にある丸いボタンを押しながら、
コマサイドのピンを押し抜くという方法で、容易に長さを調整できるように設計されています。

また、バックル部分のロゴが入ったボタンを押すことで、最大6mmまでの微調整が可能となっています。
特別な工具も難しい技術も必要がないバンド調整は、着用者にとって利点となります。

40mmのケースサイズは大きいように感じられますが、非常にスマートな作りとなっているラグ部分と
10.3mmの厚みが腕元で優雅な雰囲気を演出してくれます。

このサイズ感とシンプルなデザインからどのような場面でも使いやすいお時計となっています。
是非この機会に原点回帰したインヂュニアをお手に取ってご覧いただけますと幸いです。

当店は、現在IWCのお時計を含め多数のお時計を豊富に取り揃えています。

本日ご紹介させていただきました インヂュニアに限らず、新宿にある店舗では
当店に在庫のある全てのお時計をお手に取ってご覧いただけます。

ご来店、心よりお待ちしております。

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レディースでも生産終了のアラビア369ダイヤル

2020年09月07日

いつも当ブログをご覧いただきありがとうございます。

 

巷をにぎわせている9/1のロレックスの新作発表ですが当店のスタッフ間でも大騒ぎでした。

新型コロナの影響で例年とは違うWEB上のみでの新作発表は当日までのティーザーによる小出しの情報なども盛り上がりました。

またチューダーの時はスイス時間に合わせ日本時間の夕方に発表されていたのでロレックスもそうかと思っていたのですが、朝起きたらすでに発表になっていたのも意表を突かれました。

 

話題のサブマリーナーのモデルチェンジですが最近のヨットマスター40やディープシーのモデルチェンジがCal.32系のムーブメントへの変更のみで外観に大きな変化がなかったのでサブマリーナーもその流れかとみていたのですが、1ミリのサイズアップ、一部モデルのダイヤルカラーと市場価格を刺激する要素もあり目の離せない状況です。

ケースサイズ1ミリの変化とは言え時計の1ミリは結構大きかったりするので早く実機が見てみたいです。

先日のブログでは今回シリーズ刷新が発表された「オイスターパーペチュアル」系の記事を掲載しましたが、同シリーズのレディースに当たる2サイズのモデルチェンジに触れたいと思います。

 

レディースのノンカレンダーモデルはモデルチェンジ前だと
27ミリの「176200」31ミリの「177200」の2サイズが展開されていました。

 

それが今回のモデルチェンジでは最小サイズが28ミリの「276200」となり、ボーイズサイズは31ミリのままで「277200」へと変更になります。

 

ロレックスのHPを見たところ28ミリのモデルのダイヤルはサンレイ仕上げのシルバー、ブルー、ピンク、ブラックのバーインデックス仕様と落ち着いた印象ですが

31ミリモデルはメンズの36ミリモデル同様に28ミリモデルで採用された上記のダイヤルに加えラッカー仕上げによる、ターコイズブルー、コーラルレッド、イエロー、グリーンとかなりパンチのきいたカラーリングになりました。

 

 

そして今回のモデルチェンジにより20年近くラインナップされ人気のあったレディースの「369」ダイヤルもメンズモデルとともに姿を消すことになりました。

 

ロレックス オイスターパーペチュアル 77080 ブラック369 A番

https://www.gmt-j.com/item/3717008953029

 

メンズの「オイスターパーペチュアル」ではブラックの「369」ダイヤルはエクスプローラーと被るため、基本プロデュースされません。

(例外は「116000」でインデックスをピンクにすることで差別化を図っていましたが生産期間はごく僅かでした。)

レディースサイズのこの通称「クロ369」のダイヤルはエクスプローラーIとペアでの着用が出来ることもあり大変人気でした。

エクスプローラーでは12時位置のインデックスが▽で、レディースはここが王冠マークになります。

 

ロレックス エクスプローラー I 214270

https://www.gmt-j.com/item/3717010031890

 

 

ロレックス オイスターパーペチュアル 76080 ブルー369 A番

https://www.gmt-j.com/item/3717009320356

こちらは今回生産終了となった26ミリモデルの先代でさらに2ミリ小さい24ミリサイズになります。


こちらもペアにしてみました。

ロレックス エアキング 114200 ブルー 369

https://www.gmt-j.com/item/3717009859443

 

ブルーのサンレイ仕上げにアラビア数字がカジュアルな印象を持つこのダイヤルデザインがラインナップから消えてしまうのはやはり残念です。

現在のロレックスではバーインデックスとローマインデックスのみとなっている印象です、アラビアインデックス採用モデルはエクスプローラーIとマニアックですが「115234」のダイヤモデルぐらいじゃないでしょうか。

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ブランドバック・小物のお取り扱い始めました

2020年09月06日

当ブログをご覧の皆様こんにちは。
お蔭様で、移転リニューアルオープンから約1か月がたちました。
当店では、リニューアルに際し、ブランドバック・小物のお取り扱いを始めました!

この度、グランドリニューアルいたしました当店は時計専門店GMTとレディース腕時計BRILLERの、それぞれでお買い物をお楽しみいただけます。

初のお取り扱いとなりました、ブランドバック・小物につきましては、レディース腕時計BRILLERのゾーンにご用意しております。


“お買い物を優雅なひとときで”をコンセプトに一新した当店では、大切な方へのプレゼントをお探しにお越しいただくお客様も多くございます。

お連れ様同伴でのお買い物にも余裕をもちご対応できますよう、商談スペースにもゆとりがございます。

現在は、エルメスのバーキンやケリーを中心にご用意しております。
老若男女を問わず、世界中を魅了してやまない、エルメス。
ご存知の通り、馬具工房として創業、自動車発展による馬具需要の衰退を予見し、馬具作りで培った技術を鞄や財布などの皮革製品に事業に舵を切り、今なお愛されています。

そんなエルメスのコンセプトは「職人技の伝承」、「移動・旅行のよろこび」とされ、そのロゴには創業当時の名残で馬具工房に由来するデュックとタイガーが描かれています。

デュック:四輪馬車、タイガー:従者のこと。
ではなぜ、主人(馬車に乗る人)は描かれていないのかなと思った方もいるのではないでしょうか。

そこにはエルメスの信念が詰まっています。
この主人が描かれていないロゴの意味は「エルメスは最高の品質の馬車を用意しますが、それを御すのはお客様ご自身です」という意味だそうです。

バックにおいても、最高品質を手に取り主人となれる至高の精神は根付いており、それが見た者・触れた者を魅了してやみません。

エルメスのバックの中でも、当店でお取り扱いしますのは人気のバーキンとケリーを中心としております。

バーキンは持ち手が2つあり、荷物が多くてもフラップと呼ばれるフタを開けておしゃれに使え、またフラップを閉めたい時は金具でしっかりと留めて中を見せずに形が崩れない仕様になっており、実用性と美しさを体現しています。
1984年当時、フランス人女優のジェーン・バーキンのために作られ、その名が付けられました。
カジュアルな装いもエレガントのエッセンスをプラスしてくれるデザインは、クラシカルな雰囲気も上品に纏い、あわせやすさから世界中で人気です。

バーキンは25、30、35、40cm展開で、奥行が13、16、18、21cmと奥行がしっかりとあるので物の出し入れがしやすくなっています。

ケリーは持ち手が一つなので、バーキンよりフォーマルな雰囲気におすすめです。
女優からモナコ王妃となったグレース・ケリーが愛用し、妊娠中のお腹をパパラッチに撮られないように、このバッグで隠したといいます。
モナコ王妃であるグレース・ケリーが愛用している事を知った当時のエルメス社長が、それにちなんで「ケリー」という名がこの商品に付けられましたというエピソードも、ケリーを持つことで叶う女性像の体現にも力を貸してくれるようでお気に入りです。

さりげない上品さと、細部にまでこだわった職人技を感じることができる逸品です。
外縫いに比べて内縫いのやわらかな雰囲気で、色合いや素材によってカジュアルにも、オケージョナルなシーンにも相性よく使えそうです。

ケリーは、25、28、32、35cm展開で、奥行が10.5、11.5、12、13cmとすっきりとしたフォルムです。

エルメスのバック一覧はこちら
https://www.briller-gmt.com/search?specflag=bagitem

もちろん、バーキンやケリー以外のバックもお取り扱いしており、サイズ・素材・色も幅広くご用意しております。

個人的にオススメのランナップをご紹介いたします。
エルメス ケリー 25 外縫い エプソン ブルーアトール ゴールド金具
https://www.briller-gmt.com/item/3717009877515


エプソンの光をまとうような美しい質感で魅せる、2015年登場のブルーアトール色。

エルメス バーキン 30 エプソン ブラック ゴールド金具
https://www.briller-gmt.com/item/3717009877508


スタンダードベーシックにして、至高。
30と非常に使いやすいサイズ感は、お探しのお客様も多いのではないでしょうか。

エルメス ベアンスフレ シェーブル ローズアザレ シルバー金具
https://www.briller-gmt.com/item/2717009874522

女性の内面からの美しさすら引き上げてくれるような、実用性と上品さを兼ね備えたラグジュアリーウォレットです。
素材は「シェーブル」山羊革、軽く、キズに強いので小物に多く起用されています。発色も美しく、「ローズアザレ」の色味を最大限に引き出しております。

店頭では、エルメスのバック・小物だけなく、シャネルのバック等もご用意しております。

腕時計選びだけではなく、女性のお買い物をよりお楽しみいただけるラインナップです。

この機会に、メンズ・レディース腕時計だけでなく、ブランドバック・小物もご覧になれるようになりました当店へお越しいただけますと幸いです。

パートナー様との楽しいお買い物のひと時はもちろん、女性おひとり様でもゆっくりとお買い物をお楽しみいただけます。

なんと!お時計と同様、ジャックス60回無金利キャンペーンで大変お得にワンランク上のバックを手に入れるチャンスでもございます。

詳しくはお気軽にお問い合わせくださいませ。

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生産終了オイスターパーペチュアル

2020年09月05日

本日も当ブログをご覧いただきまして、誠にありがとうございます。

先日の当ブログでも触れましたが、ROLEXの新作が発表され、噂通りサブマリーナーが一新されました。

サブマリーナーデイトにはCal.3235が搭載され、サブマリーナーノンデイトには新たに発表されたCal.3230を搭載。

Cal.3200系にカレンダー無し3針ムーブメントが追加され、オイスターパーペチュアルも刷新されました。

各サイズがリニューアルしたのに加え、新たに41mmサイズが追加。
36mmサイズでは、キャンディピンク、ターコイズ、グリーン、イエロー、コーラルレッドという鮮やかなカラーリングが発表され、41mmモデル以上に話題になっています。
かなり明るいカラーリングは実物を見るのがとても楽しみです。

新たに発表されたモデルがあるということは、生産終了となったモデルもあります。

ロレックス オイスターパーペチュアル 39 114300 ブルー

https://www.gmt-j.com/item/3717009963294

41mmが発表になったのに伴い、39mmが生産終了となりました。

39mmというサイズ感が絶妙だったのですが、サブマリーナーもサイズアップさせたように
現代のサイズ感に合わせた形でしょうか。

また、インデックスのバーも1時~11時まで夜光が付き、3,6,9が2本バーのデザインで統一され、
369のみ夜光が付いたデザインは生産終了。

インデックスデザインが統一されたのは他のサイズも同様で、エクスプローラーIの様な
369アラビアダイヤルもなくなってしまいました。

ロレックス オイスターパーペチュアル 116000 ブルー 369

https://www.gmt-j.com/item/3717010026766

36mmのケースサイズに369アラビアは、114200以前のエクスプローラーIを感じさせるものがあり人気だったため、
変更されたのを残念に思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

34mmより小さいモデルはシンプルなバーインデックスで統一されています。
ということで、34mmケースでも369アラビアは無くなりました。

ロレックス エアキング 114200 ブルー 369

https://www.gmt-j.com/item/3717009859443

シルバーダイヤルのアクセントに夜光にカラーを入れたものも同様に生産終了です。

ロレックス オイスターパーペチュアル 114200 シルバー369 ブルーバー

https://www.gmt-j.com/item/3717009308972

ロレックス オイスターパーペチュアル 114200 シルバー369 ホワイトバー

https://www.gmt-j.com/item/3717009308996

新型オイスターパーペチュアルは新しいCal.3230を搭載することで、
70時間パワーリザーブなど良い面ばかりではありますが、
生産終了になってしまうものがあるのはちょっと寂しい気もします。

生産終了モデルが気になっていた方は今がチャンスのタイミングです。

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新世代マリーン【ブレゲ マリーン クロノグラフ 5527TI/G2/9WV】

2020年09月04日

皆様こんにちは。
店舗スタッフの早川です。

本日ご紹介しますお時計は、BREGUETからこちらのモデル
マリーン クロノグラフ 5527です。

ブレゲ マリーン クロノグラフ 5527TI/G2/9WV ストラップ

ブレゲといえば2世紀以上も前から継承される、アブラアン・ルイ・ブレゲ考案のブレゲ針、ブレゲ数字、コインエッジにギョシェ彫り装飾といった伝統的なデザインコードを生かした時計作りをしているタイムレスなメーカーとして時計界に君臨しています。

「マリーン」コレクションはアブラアン・ルイ・ブレゲが1815年にフランス国ルイ18世から航海用の高精度時計であるマリンクロノメーターの製造者として認められ、王国海軍時計師の称号を授かりました。
この経験からインスピレーションを得て誕生したコレクションです。

初代から数えて3代目となるこの新世代マリーンは、2018年の誕生です。
今なお人気が衰えず、10年以上愛され続けている先代から、かなり斬新なモデルチェンジが行われました。

自社製ムーブメントであるCal.582QAは、レマニアがベースであり、ブレゲが改良を重ねながら長らく使っている信頼度の高い機械です。
トランスパレントバックからは船の操舵輪を模したローターが特徴的なその機械を存分に鑑賞出来ます。

先代の繊細な印象だったダイアルのディテールは、サンバースト仕上げのスレートグレーに蓄光の大きなローマ数字やブレゲ針といった具合にエレガントさは残しつつも、スポーティ且つモダンにアップデートされました。
素材ではチタンが初めて採用され軽快な印象です。
群雄割拠のラグジュアリースポーツの分野においても、その存在感は格別です。

現在GMTではマリーン各種を新旧比較してご覧いただけます。

こちらのお時計も「60回まで金利0%キャンペーン」をご利用いただけます。
是非この機会をご利用くださいませ。

1957年のモデルを完全再現【レイルマスター220.10.38.20.01.002】

2020年09月03日

当ブログをご覧の皆様こんにちは。

8月も終わり9月に入りましたが、まだまだ暑い日が続いております。
くれぐれもお身体ご自愛くださいませ。

本日はオメガ レイルマスターを紹介します。

オメガ シーマスター レイルマスター マスタークロノメータートリロジー 60周年リミテッドエディション220.10.38.20.01.002

https://www.gmt-j.com/item/3717009714551

ロレックスのミルガウスやIWCインジュニアのように、
耐磁性能に重きを置いた時計として、専門性の高い用途での使用を目的に
1957年につくられたモデルのレイルマスターCK2914を60周年を記念に製造されたモデルです。

1957年にはレイルマスターの他にシーマスターCK2913、
スピードマスターCK2915もつくられ、3作も復刻しています。

当時のケース径38mmも再現しており、シーマスター、スピードマスターに比べ
非常にシンプルなつくりになっています。

ガラスはサファイアガラスながらドーム風防のように丸まっており、
文字盤はヴィンテージ加工されたトロピカルダイヤル。

インデックスや針の夜行もヴィンテージ加工されてます。

オリジナルモデルのように軟鉄の耐磁カバーは入っていませんが、
ムーブメント自体が15,000ガウスという最高峰の耐磁性能を持っているCal.8806。

マスタークロノメーター認定された高性能ムーブメントを搭載しています。

ガウスという単位は分かりにくいですが、永久磁石のネオジム磁石が5000ガウスという強さの為、
15000ガウスが如何に凄い耐磁性能かがわかります。

ブレスレットは当時のキャタピラブレスのようなデザインをしていますが、ハードブレスになっており丈夫な造りになっています。

定価が803,000円、3557本限定のため、現在の当店価格は非常にお買い得かと存じます。
ぜひご検討くださいませ。

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自分だけの時計に成る【IWC パイロットウォッチ クロノグラフ スピットファイヤ IW387902】

2020年09月02日

GMTブログをご覧の皆様こんにちは。
いつも当店のホームページをご覧下さりまして、誠にありがとうございます。

昼間は蒸し暑い日々が続いておりますが、夜になると少し暑さは和らぎ、
爽やかな風が吹くようになってまいりました。

帰り道ではいつの間にかコオロギや鈴虫の大合唱が聞こえてくるようになりました。
徐々に秋が訪れてきています。

まだ空模様も夏らしいですが、そのうちうろこ雲(さば雲やいわし雲と呼ぶ方もいらっしゃるでしょうか?)が
空一面を飾るようになったら、いよいよ秋の訪れだと個人的には感じています。

さて、今回はこちらの時計をご紹介いたします。

IWC パイロットウォッチ クロノグラフ スピットファイヤ IW387902

https://www.gmt-j.com/item/2717008437308

2019年新作のIWCパイロットウォッチです。

ケース経は41mm、厚みは15.3mmと、このようなミリタリーテイストの時計にピッタリの大きさ。
デイデイト・クロノグラフ・対磁性能ありと機能が大変充実しております。

ドーム型のサファイアクリスタルガラスの風防を採用することによって、パイロットウォッチらしく、
急激な気圧の変化にも耐えられるよう設計がなされているようです。

ムーブメントは完全自社生産のCal.69380を搭載。
IWCの得意とする、「双方向爪巻き上げ機構」を搭載しているため、ローターが左右のどちらに回転しても
効率よく巻き上げを行ってくれる画期的な機構です。

この時計の大きな特徴は素材。
ケース・リューズ・プッシャー・尾錠には「ブロンズ」を採用しています。

今時計業界ではブロンズが流行しており、IWCの他にもブルガリ・TUDOR・ベル&ロス・パネライ・ゼニスなど、
名だたるブランドから様々なブロンズの時計が発表されています。

ブロンズはステンレスやゴールド素材などとは違い、退色しやすいというのが特徴です。
ご使用をされていくうちに、赤褐色、黒褐色、緑青と変化していきます。

ここだけ聞くとマイナスポイントのように思えてしまうかもしれませんが、
実はそれを「エイジング」として楽しめるのがブロンズ時計の最大のポイントなのです。

もちろん変化の様子はほかの時計と同じになることはありません。

オーナー様がどのように時計をご使用し、手入れをするかにとってエイジングの仕方も様々。
使えば使うほど、「自分だけの時計」という特別感が生まれるのです。

ヴィンテージ時計とは違い、これからの時計の変化を楽しめるのがブロンズ時計の評価される点なのでしょう。
文字盤の色はブロンズと相性抜群の、落ち着いた深みのあるグリーンカラー。

モデル名にもなっています、戦闘機「スピットファイア」にインスパイアされたカラーリングなのでしょうか。
視認性も高く、かつ特別感を与えてくれるカラーです。

文字盤はそのスピットファイアのコックピットをイメージしてデザインされています。

レザーは厚みがあるブラウンのカーフスキンです。
本体とバランスのいい厚みで、ステッチも時計の雰囲気にばっちりあっています。

自分だけのオンリーワンウォッチにご興味がある方はぜひチェックしていただきたい時計です。
ほかにも当店ではブロンズを使用した時計を多数取り扱っております。

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【当店オススメ】憧れのROLEXを腕元に

2020年09月01日

本日も当ブログをご覧いただきまして誠にありがとうございます。

さて、本日ついにロレックスから2020年の新作が発表されました。
皆様、チェックされましたでしょうか?

かねてから新作が出るであろうと噂されていたサブマリーナーは、ケース径とムーブメントが変更になり、
グリーンサブが「ブラック文字盤×緑ベゼル」に、
青サブが「ブラック文字盤×青ベゼル」の組み合わせになりました。

グリーンサブは、かつての「16610LV」を彷彿とさせつつも、まったく新しいモデルとして生まれ変わったといえるでしょう。

他にもデイトジャストやスカイドゥエラーも新モデルが発表されおり、
今後の相場価格の動向が気になります…
売り時を逃さないよう、当店の買取見積もご確認いただければと存じます。

当店の買取についてはこちらから↓
https://www.gmt-j.com/html/kaitori/hassou.html

本日は”今”アツイ ロレックスから、当店オススメ商品をいくつかご紹介させていただきます。

まずは【エクスプローラー Ⅰ 214270】をご紹介いたします。

ロレックス エクスプローラー Ⅰ 214270

https://www.gmt-j.com/item/3717009918058

かつてはロレックスのエントリーモデル的な立ち位置にあったエクスプローラー Ⅰですが、
2018年後半から相場価格が80万円を超えるなど、じわじわと高騰し続けています。

ですが、変わらぬ人気を誇るロングセラーモデルです。

特許を取得したブルー パラクロム・ヘアスプリングを備える両方向自動巻「Cal.3132」を搭載。

落下等の衝撃や磁気による耐性が強化され、前ムーブメント「Cal.3130」より高い精度を保つことができる
信頼性の高いムーブメントを備えていることは、高い支持を得続ける要因のひとつではないでしょうか。

また、飽きの来ないシンプルなデザインも、長年愛され続ける人気の秘訣だと、
強く感じます。

こちらの商品には【内外箱・国際保証書・冊子・タグ】が付属いたします。

保証書日付は「2020年1月」と、比較的新しい個体になりますので、
お早めのご検討をオススメいたします。

次にご紹介いたしますのは、【チェリーニ ムーンフェイズ 50535】です。

ロレックス チェリーニ ムーンフェイズ 50535

https://www.gmt-j.com/item/3717009919123

日本では「実用時計」と認識が強く、ブレスレットモデルのイメージが根強いロレックスですが、
革ベルト仕様のチェリーニはスポーツロレックスとは異なる、ラグジュアリー感が魅力です。

こちらはロレックスの独自開発ピンクゴールド「エバーローズゴールド」素材を採用しています。
6時位置に備えられたムーンフェイズの色味と相性がよく、高級感がぐっと高まったモデルです。

最後に当店のレディース部門BRILLER(ブリエ)から、
新入荷の【 デイトジャスト 69168 シャンパンローマ リベットブレス E番】をご紹介いたします。

ロレックス デイトジャスト 69168 シャンパンローマ リベットブレス E番

https://www.briller-gmt.com/item/3717009997206

1945年に初登場してから、流行に左右されない不変的なデザインにより、
ロレックスを代表するモデルとなった「デイトジャスト」のレディースモデルは、
カルティエに並ぶ「女性が憧れる腕時計」ではないでしょうか。

こちらはシャンパンカラーの文字盤にローマインデックスをセッティングしており、
イエローゴールドのケースカラーと統一感があります。

ブレスレットは1950年代頃、アンティークサブマリーナ等に使用された
コマとコマをリベット(鋲のようなもの)で繋いだ、リベットブレス仕様となっております。

特別な日のプレゼントに、またはご自身のご褒美にいかがでしょうか。

現在、ロレックスの相場価格は高騰傾向にござます。

新作も発表されたことで、
憧れのロレックスがさらに遠い存在に…とお考えの方もいらっしゃるかもしれません。

そこで、当店では【Used Watch SALE】や【SPECIAL OFFER】など、
ロレックスのお時計をお買い得にご購入いただけるキャンペーンを多数実施しております。

ご好評いただいております【60回まで無金利!時計業界最強の低金利キャンペーン】のご利用と併せて、
憧れのロレックスを手に入れる絶好の機会に、ぜひ当店でのご購入をご検討いただければと存じます。

オーデマピゲ創業者の名を冠するコレクション【エドワールピゲ/ジュールオーデマ】

2020年08月31日

当ブログをご覧の皆様こんにちは。
8月も残り数時間で終わりを迎えようとしております。
まだまだ暑い日が続きますので、体調の変化にはくれぐれもお気を付けくださいませ。

さて、本日のブログはオーデマ・ピゲのお時計をご紹介いたします。

オーデマ・ピゲはジュール=ルイ・オーデマと エドワール-オーギュスト・ピゲが共同創業者となり、1875年に誕生した時計ブランドとなります。
世界三大時計ブランドの1つとしても有名で、時計好きの皆様ならばブランド名はもちろん。代表モデル、中には代表モデルの型番号までわかる方もいらっしゃるかもしれません。それほど名の知れたブランドとなります。

既にご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、数日前オーデマ・ピゲのオフィシャルサイト内に日本特別コンテンツとして特別ページが開設されました。ファッション提案ページやゴルフと掛け合わせた動画など様々な視点からオーデマ・ピゲについての情報を発信しています。

中でも注目度が高いのは有名時計専門誌「クロノス日本版」編集長、広田雅将さんの動画です。
これからオーデマ・ピゲのことを知っていきたいと思っている方でもわかりやすく、また元々ご存知の方でも楽しめるようなうんちくも詰まった動画が公開されています。この動画を見ると新しい視点でオーデマ・ピゲの時計をお楽しみいただけるでしょう。
まだご覧いただいていない方はぜひオーデマ・ピゲの公式サイトをご覧ください。

少し話がズレましたが、今回はオーデマピゲの創業者の名を冠する各コレクションから2本ご紹介いたします。

オーデマ・ピゲ エドワールピゲ パーペチュアルカレンダー PT 25682PT.OO.A002XX.01

「エドワール・ピゲ」コレクションとは、創業者 エドワール-オーギュスト・ピゲの名を冠するクラシックなモデルです。
エドワール-オーギュスト・ピゲは商才に長けており、経営を行っていたと言われている人物となります。

オーデマ・ピゲと言えば、八角形のベゼルを持つロイヤルオークやロイヤルオーク オフショア、楕円形ケースを持つミネレリーが印象的ですが、エドワール・ピゲはレギュラータンク(長方形)ケースを持ち、ケースの形がコレクションの特徴でもあります。

レギュラータンクケースは角がしっかりとしているため、かっちりとした印象を持ちやすいケース形ですが、こちらはラグなど全体的に丸みがあり、かっちりさの中にも優しい印象を持ちます。

機能としては、12時位置には月、3時位置には日付、9時位置には曜日とサブダイヤルで表示されており、6時位置にはムーンフェイズを配置しています。
4つのサブダイアルはバランスがよく、カレンダーは永久カレンダーとなっており、複雑機構が27×45mmのケースに詰まっています。

また、インデックスのブレゲ数字は、クラシカルでありながらも優しい遊び心のある印象を持ちます。

ケースには小傷、針には剥がれなどが見られますが、ベルトはメーカー純正への交換済み。
動作についても2019年に当社提携工房にてオーバーホールを行っているため、ご安心ください。

このブログを書くにあたり、様々な販売サイトを確認しましたが、エドワード・ピゲを現在販売している場が少なく、この流通量を考えるとお悩みの方にはいち早くご購入をご検討いただきたいところです。

遠方のお客様で状態が気になる方はぜひお問い合わせくださいませ。
スタッフが手に取り、気になる点を確認させていただきます。

オーデマ・ピゲ ジュールオーデマ MOP ベゼルダイヤ 77240BC.ZZ.A808CR.01

もう一人の創業者であり、時計の設計を主に行っていた創業者ジュール=ルイ・オーデマから名を冠する「ジュールオーデマ」

流行に左右されないラウンドケースにシンプルな文字盤が印象的なこちらもクラシカルなコレクションです。オーデマ・ピゲのドレスウォッチと言えば「ジュールオーデマ」と言われるぐらい代表的なモデルでもあります。

現在当店にあるモデルは、ベゼルにダイヤモンドをセッティングしたシンプルでありながらも華やかさも併せ持ったモデルになります。
ケース径が33mmなため、レディースモデルとの表記になりますが、サイズ感と革ベルトのサイズが手首周り17cmまで対応の点から細身の男性でも着用いただけます。

ホワイトパールの文字盤は艶やかで、革ベルトは濃いブラウンと薄いブラウンがあり、服装に合わせて日々変えてご使用いただけます。

やはりシンプルでありながら上品なモデルは幅広く着用できるため、1本持っておくと万能な時計となります。

創業者の名を冠したコレクションは、そのブランドが尊敬する印でもあります。
ぜひ、モデルの由来や名前にも着目してお時計をご覧くださいませ。

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驚異の振動数 ゼニス デファイ エル・プリメロ 21

2020年08月30日

本日も当ブログをご覧いただきまして誠にありがとうございます。
8月も終わりではございますが、相変わらず暑い毎日が続いておりますので、
皆様お身体にはお気を付けくださいませ。

今回はこちらの時計を紹介いたします。

ZENITH ゼニス デファイ エル・プリメロ 21 95.9002.9004/78.R590

https://www.gmt-j.com/item/2717007979175

ゼニス エルプリメロは1969年に世界初の自動巻クロノグラフムーブメントの一つとして誕生しました。

世界初ということのみならず、毎時36000振動のハイビートムーブメントであり、
0.1秒が計測可能なクロノグラフという非常に優れた逸品でした。

そして2017年に誕生したエルプリメロ21のクロノグラフはなんと毎時360,000振動!
0.01秒が計測可能という驚異のクロノグラフであり、センター針が1秒で1回転する様は圧巻です。

通常ほとんどのクロノグラフは、時計として動作している箇所に
クロノグラフ機構をクラッチで繋ぐことで、クロノグラフを動作させています。

ところが、このエルプリメロ21は時計部分とクロノグラフ部分で、それぞれ別の香箱や脱進機を持っており、
これにより時計部分は毎時36,000振動でクロノグラフ部分は毎時360,000振動という特殊な機構を実現させているのです。

ムーブメントの振動数を増やしますと、それだけパーツの噛み合わせが多くなり寿命が短くなってしまいますが、
エルプリメロ21はこのように時計部分とクロノグラフ部分の動作を分けることで、
時計部分の耐久性を担保しつつ超高振動なクロノグラフを実現せしめたのです。

この設計により、一般的な機械式クロノグラフに起こりがちな、
クロノグラフ機能を使用した際の駆動時間の減少や精度の低下も改善し、腕時計としての信頼性も向上しました。

このように特殊な構造のため、エルプリメロ21には時計部分とクロノグラフ部分のパワーリザーブが別々に存在しております。

文字盤上に配置されているパワーリザーブはクロノグラフのパワーリザーブとなっており、
このメーターが残っていても時計部分が止まってしまっていることがございますので、その点はご注意下さい。

一つの時計に二つのムーブメントを搭載するかのようなこの機構は、ゼニスの技術力の高さが為せる技と言えるでしょう。

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【金属アレルギーでも諦めない】大人の男の格好良いを叶えるウブロ

2020年08月29日

当ブログをご覧の皆様こんにちは。

お蔭様で、移転リニューアルオープンから約3週間がたちました。

旧店舗におかれましては、接客スペースに限りがあり連れ立ってのご来店の際には、ご不便をおかけすることも多いかったかと存じます。

新店舗となり、ゆったりとしたお席作りをさせていただき、店舗全体としての床面積も拡充いたしました為、現在はお連れ様・ご家族様でのグループでのご来店のお客様も週末を中心に多く足をお運びいただいております。

長年多くのお客様からのご愛顧をいただき、誠にありがとうございます。

 

先日、インディ500では佐藤琢磨選手が2度目のチャンピオン獲得という偉業を達成。

1911年に初開催され、100年以上の歴史を持つインディ500ですが、佐藤選手は史上20人目の複数回優勝者となりました。

また、Hondaエンジンとしては3年ぶりの優勝です。

昨年大会でトップと約0.3秒差の僅差で勝利を逃した悔しい思い出が記憶に新しく、その雪辱を果たし、見事栄冠を手に入れた大ニュース。

 

インディ500公式タイムキーパー、タグ・ホイヤーから2020年は、フォーミュラー1シリーズでインディ500モデルが発売されました。

ブリックヤードを模した印象的なダイヤルデザインと「インディアナポリス・モーター・スピードウェイ(IMS)」のロゴが印象的な大変スポーティな新作です。

残念ながら、当店での入荷予定は未定でございますが、インディ500ファンのお客様にはぜひ一度チェックしていただけますと幸いです。

 

新型コロナウィルスの影響で延期の上、無観客で開催された2020年のインディ500ですが、ブリックヤードへの優勝ドライバー・チームスタッフからのキスの文化は健在。

大変胸の熱くなる映像でした。

いつの世も、どのような状況でも、その中で最高の結果を残す挑戦者の姿は、最高に格好良いものです。

 

前置きが長くなってしまいましたが、本日は『格好良い』という純粋な賞賛を多く受ける人気ブランドHUBLOTから、金属以外の素材を用いたお時計を数点ご紹介いたします。

夏となり、汗とは切っても切り離せない生活の中で、『金属アレルギー』で身につけられる素材に制限のあるというお客様からのご相談も多くお伺いしております。

チタンやセラミック、金属以外の素材で作られたケースのお時計は各ブランドいくつかございます。

選択肢が限られてしまう中で、最高の選択、最上の逸品と出会うお手伝いが当店で叶いますと幸いです。

 

※金属アレルギーの症状・該当金属や条件は様々でございます。

あくまでステンレススティールやゴールド系以外の素材を用いているお時計の一例でございますので、何卒ご理解くださいませ。

 

 

まずは、チタン素材。

貴金属に匹敵する耐食性や安定性、金属光沢を持ち、性質は化学的・物理的にジルコニウムに近いので、金属アレルギーを起こしにくい素材です。

 

HUBLOT ウブロ ビッグバン ウニコ チタニウム ブルー 411.NX.5179.RX ※自動巻き

https://www.gmt-j.com/item/3717009831517

代表モデル「ビックバン」に2013年に加わった「ビックバン ウニコ」は4年という年月をかけた自社開発ムーブメント「ウニコ」を搭載したモデルとなります。

330個の部品で構成される「Cal.HUB1242」は、フライバッククロノグラフとなっており、72時間のパワーリザーブを誇り、実用性は申し分なし。

ブルーを基調とし、シースルーバックから覗くローターをはじめとした多くの部品まで同色を用いた独特な一体感は、手にするだけで気分を高揚させてくれます。

このお時計は、中古コンディションです。

保証書日付は、2018年10月とメーカー保証もまだ残っているいます。

2020年8月 当社提携工房にて、外装仕上げを行っておりますが、ガラス表面、バックル、裏蓋、ベゼルに小傷が見られますが、小さく目立ちにくいものです。

 

 

HUBLOT ウブロ ビッグバン メカ10 チタニウム 414.NI.1123.RX ※手巻き

https://www.gmt-j.com/item/3717008551157

2016年に発表された、この「ビッグバン メカ10 チタニウム」。

 

新たに開発された手巻き自社ムーブメント「HUB1201」は香箱を2つ並列したツインバレル式を採用し、10日間ものロングパワーリザーブを実現しています。

 

6時側の小窓で残りの日数、3時側の大きな歯車からのぞく徐々に黒から赤に変わるインジケーターはパワーリザーブの残量を表現しており、スケルトン文字盤とあいまって工学的なデザイン性に富み、とても魅力的な1本です。

 

手巻き時計に毎日巻き上げを行わなければいけないというイメージをお持ちの方もいらっしゃるかもしれませんが、このお時計なら巻き上げの手間も最小限。

長旅の共にも最適です。

保証書日付は2017年3月と、すでにメーカー保証期限は切れていますが、2020年3月にメーカー修理(ウブロにて外装仕上・ベゼル交換済)を行っておりますのでご安心ください。

風防ガラスに小傷は目立つものではございません。

 

続いて、セラミック素材。

本来、金属や非金属を問わず、酸化物、炭化物、窒化物、ホウ化物などの無機化合物の成形体、粉末、膜など無機固体材料の総称として用いられますが、伝統的なセラミックスの原料は、粘土や珪石等の天然物です。

なお、一般的に純金属や合金の単体では「焼結体」とならないためセラミックスとは呼ばれることはありませんので、一般的には金属を用いず構成された陶磁器を示す場合が多いです。

そのため、金属アレルギーを起こしづらい素材として知られています。

 

HUBLOT ウブロ クラシック フュージョン パワーリザーブ 8デイズ オールブラック【世界限定500本】516.CM.1440.LR ※手巻き

https://www.gmt-j.com/item/3717007162262

ケースサイズ45mmと比較的大き目サイズながら薄型ですっきりとしたフォルムがビジネスシーンにも使いやすいと好評「クラシックフュージョン」

驚異的な8日間のロングパワーリザーブ誇る自社キャリバーHUB1601を搭載、シンプルでモードでスタイリッシュな見た目からは計り知れないタフな中身のバランスは、ウブロらしい革新を感じさせる1本です。

異なる素材でオールブラックに統一している格好良さは、必見です。

カレンダー(デイト)機能を有しながら、日付部分のブラックにまとめ上げているデザイン性が、個人的にはとても気に入っています。

こちらも中古コンディション、保証書日付は2016年2月ですが、ご購入日から1年間は当店の保証がつきますので、自然故障の際の修理のご心配はございません。

ストラップに若干の使用感がございますが、まだまだ綺麗な状態で次のオーナー様をお待ちしております。

 

HUBLOT ウブロ ビッグバン セラミック ブルー 44mm 301.CI.7170.LR ※自動巻き

https://www.gmt-j.com/item/3717009808564

先に紹介した限定モデルとは1mmサイズダウンの44㎜ケースは、まだまだ強い存在感を放ちます。

ブルーのサンレイダイヤルは、ブラックセラミックと相性抜群。

海のような深い青さの中に、独特な光を差し込むことで、様々なシーンに男性らしい知的な華を添えます。

スタイリッシュなローターのアクセントは程よく、パワーリザーブも現実的な42時間。

トレンドのブルーカラーを格上げした男の嗜好品として楽しむことの出来る一本です。

保証書日付は2019年11月と、まだまだメーカー保証の残りも潤沢。

その上使用感があまりなく中古お時計としては大変綺麗な状態でございますので、ぜひチャックいただきたいオススメの一本です。

 

身に着けられるものは、様々な環境や条件で制約を受けることが多くございます。

その中で最良の選択が叶いますよう、このモデルの色違いは?素材違いは?等々些細なことでもお気軽にお問い合わせくださいませ。

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当社の中古品はインターネットでも安心してご購入頂けるよう、しっかりとした点検整備を行っております。
《あえて中古腕時計という選択》https://www.gmt-j.com/html/used/index.html

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オープン記念第2弾!極上RoyalOak登場!Ref.15202BC.OO.1240BC.01【ブティック限定】

2020年08月28日

いつも当店のブログをご覧いただき、誠にありがとうございます。

ご存じの方も多いと思いますが、いま「ロイヤルオーク」が天候にも負けないくらい”アツイ”です。

今までも人気でしたが、最近のモデルはブティック限定が多く、
流通量も減っていることから、人気がさらに加速しているように感じます。

先日のブログでは250本限定の「Ref.15202IP.OO.1240IP.01」をご紹介しました。

※先日のブログはこちらから
オープン記念!注目の目玉商品登場!Royal Oak・15202IP.OO.1240IP.01【250本限定】

本日は、15202IPに匹敵するとっておきのロイヤルオークをご紹介いたします!

オーデマピゲ・ロイヤルオーク エクストラシン 15202BC.OO.1240BC.01 【ブティック限定モデル】

https://www.gmt-j.com/item/3717010098398

SIHH2019(ジュネーブサロン)で発表された、ホワイトゴールド素材のエクストラシン「15202BC.OO.1240BC.01」。

公式サイトの紹介ページはこちらから:https://www.audemarspiguet.com/ja/watch-collection/royal-oak/15202BC.OO.1240BC.01/

発表当初、数量限定との情報でしたが、「ブティック限定モデル」です。

逆に考えると本数が決まっていない分、限定数量モデルよりも生産数が少ない可能性も考えられます。

ブティックに確認したところ、既にオーダー受付はストップしているようです。

文字盤は、各メーカー特別なモデルに採用することの多い”サーモンダイヤル”(ピンクゴールドカラー)
色見は明るすぎない落ち着いた印象です。

オーデマピゲがサーモンダイアルを採用するのは今回が初めてではございません。

1992年発表「Ref.14802ST」や、2000年発表「Ref.25960BC」、「Ref.25820PT」が存在します。

どれも今ではほとんど流通することのないレアモデル。

今回ご紹介しているこちらの商品も将来が楽しみな逸品です。

ケースサイズ39mm径、8mm厚はラグジュアリースポーツの黄金比。

ホワイトゴールド製の薄型ケースには「Cal.2121」を搭載しています。

実際に腕に着けると時計が放つ”オーラ”に驚きます。

ホワイトゴールド素材ですが、そこまで重さを感じないのも嬉しいポイントです。

海外のサイトでは既に1300万~1400万円程で販売。(クロノ24参照※8/26時点)

国内定価が6,380,000円(税込)ですので、凄まじいことになっています。

【クロノ24 WEBサイト】※購入時手数料が発生します
https://www.chrono24.jp/search/index.htm?accessoryTypes=&dosearch=true&query=15202BC.OO.1240BC.01&searchexplain=1&sortorder=1&watchTypes=

超希少モデルのため、ぜひ一度店頭にてご試着するのをオススメいたします。

私もロイヤルオークが大好きなため、購入できる方を純粋に羨ましく思います…。

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この機会をお見逃しなくご検討いただけると幸いです。
新店舗へのご来店をスタッフ一同心よりお待ちしております。

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多種多様なカラトラバの1つ「5123R-001」

2020年08月27日

本日はこちらの時計をご紹介いたします。

PATEK PHILIPPEパテック・フィリップ カラトラバ 5123R-001
https://www.gmt-j.com/item/3717008693772

“カラトラバ”といえば最も古典的な腕時計としての伝統をもち、パテック・フィリップの中でも象徴的なコレクションです。
2針または3針で、そのほかには日付表示の有無のみでドレスウォッチとしての位置づけであると言えます。

今回紹介のモデルも、ドフィーヌ針と6時位置のスモールセコンドを備えたものです。

また、他のグランドコンプリケーションやラグジュアリースポーツモデルと比較しても、メンズモデルだけではなくレディースモデルもこれまでに多く存在し、現在公式のホームページにラインナップされているものもメンズとレディースが丁度半分ずつで、カラーバリエーションも多いことから男女問わずユーザー層が厚いと言えます。

さて、カラトラバというコレクションは実に多種多様なモデルがあり、今となってはかなり広義なものとして捉えられています。

カラトラバの元とされる1932年発表の「Ref.96」(通称クンロク)も、元々はカラトラバの名を冠して販売されたものではありませんでした。
リューズにカラトラバ十字があることから社内的に使用されていたものを、ノーチラスなどの誕生により1980年代ごろからコレクションとして分けるために公式的に用いたと言われています。

96の遺伝子を色濃く受け継ぐ現行のカラトラバ”5196″や、クルー・ド・パリベゼルの”5119″、そして今回の”5123″も全てカラトラバです。


5196R-001


5119R-001


5123R-001

5123R-001は2012年に誕生した、Ref.2572の復刻モデルです。

2572の特徴としては短いラグを備えている点で、それにより時計を非常にスリムに見せています。

短い分時計自体の耐久性が懸念されていましたが、復刻モデルではラグが短いのではなくケースの裏に隠すよう設計されており、ミドルケースとラグを一体化させて冷間鍛造で作られているので耐久性の面も改善されています。

この技法は金属を一つ一つを叩いて形作り上げるという緻密な作業が求められるため、時計業界の中でも限られたマニファクチュールでしか使われていません。
そんな中、パテック・フィリップでは全ての時計がそのようにして作られていますから技術力の高さと、こだわりがうかがえます。

また、5123ではケースが腕に沿うよう少し湾曲しているので着け心地も改善されています。

また、2572のインデックスは12のみアラビア数字でその他はシンプルなバーインテックス、針はバトン針でしたが、5123では全て立体的にカッティングされたバーインデックスとなり、針もドフィーヌ針に変更されより高級感のあるデザインとなりました。

十字のみのインダイヤルという特徴もそのまま受け継がれています。

時計内部には、5196や5119と同じく信頼性の高い手巻きムーブメント”Cal.215PS”を搭載しており、やはりその駆動を見る楽しみも欠かせません。


伝統を受け継ぎながらも、実用性をきちんと兼ね備えたパテック・フィリップならではの1本です。

ブレゲが後世に残したデザインを凝縮した【ブレゲ クラシック 7147BB/29/9WU】

2020年08月26日

GMTブログをご覧の皆様こんにちは。
店舗スタッフの増子です。

本日はこちらのお時計をご紹介いたします。
Breguet ブレゲ クラシック 7147BB/29/9WU

クラシックは時計の進歩を200年早めたといわれるルイ・ブレゲが生み出したデザインの美しさを、最もミニマルに凝縮したコレクションです。
顔立ちはシンプルな3針ですが、ブレゲが後世に残した重要なデザイン要素がギュッと凝縮されています。


ブレゲの時計では定番のコインエッジです。
ラウンドにラグをつけただけのシンプルな構成がこの意匠によりグッとリズミカルになります。

スケルトンバックからは自動巻502.3SDがご覧いただけます。
均整にギョシェ彫りの施されたローターが少しオフセット気味に配置されており、絶妙なバランスによって不均衡な均衡の美しさを表現しています。

真っ白なダイアルに本当に少しだけオフセットに配置されたスモールセコンドが、絶妙な不均衡を表面にもたらしています。
ですがこれにより、他のどんなブランドでも表現出来ないブレゲならではの伝統的な斬新さに裏打ちされた美しさを感じることができます。
また、グラン・フー仕立てのエナメル文字盤に青焼きされたブレゲ針とブレゲ数字のインデックスのマッチングは美しいです。

1000℃を超える炎で何度も表面を焼き付けるグラン・フーは高い技術力を要するエナメル文字盤作成の中でも圧倒的に難易度の高い技術であるため、扱えるブランドがまず限られてきますが、通常のエナメル文字盤と比較してもその圧倒的な「白の美しさ」は実際に手に取ってご覧いただきたいです。

シンプルな3針時計ですが、だからこそ徹底した美への拘りが凝縮して堪能していただけます。
是非この機会にご検討下さいませ。

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