第二世代のオーヴァーシーズ デュアルタイム 47450/B01A-9227

2020年10月04日

本日も当ブログをご覧くださいましてありがとうございます。

9月より実施しておりました「ワンプライスアンリミテッド」ですが、ご好評につき10月いっぱいまで期間を延長いたしました。

こちらのブログで詳しくご案内しておりますので、是非ご覧くださいませ。

ワンプライス買取アンリミテッド期間延長のお知らせ

 

それでは今回はこちらの時計を紹介いたします。

 

ヴァシュロン・コンスタンタン オーヴァーシーズ デュアルタイム 47450/B01A-9227

https://www.gmt-j.com/item/3717009913978

 

オーヴァーシーズは大きくわけて3つの世代に分類されますが、こちらは第二世代に該当します。

 

初代と比べると、ケースサイズの拡大や、マルタ十字をモチーフにしたブレスレットなど、大幅なモデルチェンジが行われ、この第二世代でオーヴァーシーズのデザインが完成したような印象があります。

 

 

 

現行である第三世代はこの第二世代と比較すると、ベゼルの凹凸が8葉から6葉に減り、ケースとラグを接続する「プロ」という部分やリューズガードがオミットされるなど、スッキリとしたデザインになっています。

 

 

デュアルタイムは特に第二世代と第三世代で文字盤のデザインが大きく変更されています。

第三世代は、第二時間帯が一つのダイヤルに統合されパワーリザーブが廃止されるなど、よりシンプルに洗練されています。

 

 

 

しかしながら第二世代のデュアルタイムも、これだけの機能を詰め込みながら視認性が確保された配置や、第三世代にはないギョーシェ彫りなど、豪華な印象があって所有満足度が高そうです。

 

 

第二世代のムーブメントはまだ自社製にはなっておらず、デュアルタイムにはジャガールクルトベースのCal.1222SCが搭載されています。

バックスケルトンではないため直接鑑賞することはできませんが、多くの機能を持ちながらも信頼性の高い素晴らしいムーブメントです。

 

 

ここ最近、現行のオーヴァーシーズの価格が日々上昇傾向のため、まだ200万円以下で購入可能な第二世代はかなりお得だと思います。

10/1にヴァシュロンの価格改定も行われたため、相場上昇に伴って旧世代の販売価格が上がる前の購入をお勧めいたします。

 

 

 

また、現在当店では第三世代のオーヴァーシーズデュアルタイムのご用意もございます。

店頭でお見比べ可能な機会になりますので、是非店頭でご覧くださいませ。

 

ヴァシュロン・コンスタンタン オーヴァーシーズ デュアルタイム 7900V/110A-B334

https://www.gmt-j.com/item/2717005203098

 

written by

パテック・フィリップ アニュアルカレンダー 5146G-001 歴史を繋ぎゆく逸品

2020年10月03日

当ブログをご覧の皆様こんにちは。
10月となり、本格的に秋らしい空が続いております。
朝晩に肌寒さを感じる日も増え、お召し物共々お時計の衣替えはいかがでしょうか。
秋冬は肌の露出もへり、落ち着いた色味が増えますので、少し抜け感のあるお時計をコーディネートしていただきますと、ファッション全体が引き締まるので大変オススメです。

さて、本日はパテック・フィリップ、コンプリケーションシリーズから年次カレンダー(アニュアルカレンダー)を搭載し、サイズ感よりも柔らかな印象が際立つ
PATEK PHILIPPE アニュアルカレンダー 5146G-001』をご紹介いたします。

20年以上の長きにわたり人気を誇る、パテックフィリップのアニュアルカレンダー。
特許取得している複雑機構、Cal.324 S IRM QA LU を搭載しておりますことは、いわずもがな。
1996年に発表された5035のデザインを引き継ぐのが、こちらの5146シリーズ。

【参考)5035R-001】

【参考)5146G-001】

『取り扱いの容易な複雑機構』という哲学の元に作られたキャリバーであることを証明するべく、まさにその操作は簡単です。
アニュアルカレンダーとして、年に1度の調整のタイミングでしか、お客様にご体感いただけないことが少々はがゆくなってしまうくらいです。

曜日・日付のインダイヤルをオフセットすることで最大限に満たされた面積をベースに視認性を確保、12時位置にさりげなく配されたパワーリザーブ表示も気持ちがよいです。

5035では24時間インダイヤルだった6時位置は、ムーンフェイズに。
クリーム色の文字盤に合わせた、優しいシックな夜空です。

パワーリザーブも約45時間でございますが、万が一、時計が止まってしまった際も「パーペチュアルカレンダー(永久カレンダー)」よりも調整が容易なため実用性も申し分ありません。

サイズ感は39㎜と、同アニュアルカレンダーシリーズの5396よりも1㎜大きく暑さもわずかに5146の方があるのですが、ケース形状とダイヤルデザインのなせる業か…
5396の方がダイヤルは小さく感じてしまう方もいらっしゃるかと思います。
是非、その表情の違い・サイズ感の違いに関しましてはお客様のお袖口に実際にあわせていただき相性をご体感いただければ幸いです。

【参考)5396G-001】

【参考)5146G-001】

スッキリとして、シャープな印象の際立つ5396と、やわらかな質感さえ感じることの出来そうな優しい印象の5146ですが、同じアニュアルカレンダー。
Cal.324 S QA LU 24H/303と共に搭載しつつ、かたやパワーリザーブ表示があり、かたや24時間針がムーンフェイズの上にある…なにごともないようにそれらを実現してしまう世界最高峰の時計メーカーならではの複雑機構。不思議さとおもしろさに満ちています。

全素材でモデルがでている5146シリーズの中、現在当店にホワイトゴールド素材で、ダイヤルカラーがやわらかなクリーム色の【5146G-001】が2点ご用意がございます。

まず、保証書日付2007年8月、付属品がすべてそろっている個体が¥3,280,000-(税込)
https://www.gmt-j.com/item/3717009580835

つぎに、付属品は内外箱・冊子のみとはなりますものの、カラトラバ十字のDバックルが着いている個体が、3,080,000-(税込)
https://www.gmt-j.com/item/3717009646128

共に、当店提携修理工房にてオーバーホールと外装仕上げを施しており、目立つ傷もなくストラップの使用感も目立つものではございません。

併せて、サイズ感で参考にさせていただきました5396シリーズも当店ではご用意がございます!
併せて、ご比較・ご検討くださいませ。

ローズゴールドの洗練された気品で人気の【PATEK PHILIPPE アニュアルカレンダー 5396R-011】
https://www.gmt-j.com/item/3717009628230

あわせて、2016年に発表されたチャコールグレーダイアルはホワイトゴールドの組み合わせ、ブレゲ数字がさりげないアクセントの【5396G-014】
https://www.gmt-j.com/item/3717009831838

秋の夜長、見ているだけで晩酌の進むような、はたまた馴染みの仲間と会談に花が咲くような、お客様の心を満たす至高の肴のひとつとして是非ご検討いただけますと幸いです。

当店中古時計の魅力について

究極の金無垢時計【ロイヤルオーク エクストラシン・15202BA.OO.1240BA.02.A】

2020年10月02日

皆さまこんにちは。
本日も当ブログをご覧いただきましてありがとうございます。

暑い日々も終わり、秋の気配を感じてきましたので革ベルトの時計をご紹介しようと思いましたが、どうしてもオススメしたい新着時計がございましたので、本日はこちらの希少モデルをご紹介いたします。

オーデマピゲ・ロイヤルオーク エクストラシン 15202BA.OO.1240BA.02.A
https://www.gmt-j.com/item/3717010277106

希少性、ステータス性、時計のカッコよさどれをとっても「超1級品」のブティック限定モデル。
金無垢素材のため、似合う・似合わないは正直あると思いますので、ぜひ一度店頭でご試着くださいませ。

「店舗案内」はこちら→ https://www.gmt-j.com/html/shop/index.html

さて、今回ご紹介するモデルは、1977年に誕生した初代金無垢ロイヤルオークから40年経ったSIHH 2017にNewモデルとして誕生しました。

2017年に誕生しているモデルですが、現在も国内・海外ともに流通が少なく、当店でも入荷があるとすぐに販売になることの多い人気商品です。
※海外サイトを確認しても、当店以外価格を表示していない程の超希少モデルになります。(2020年10月2日現在)

【chrono24 公式サイト】
https://www.chrono24.jp/search/index.htm?query=15202BA.OO.1240BA.02.A+&dosearch=true&searchexplain=1&watchTypes=&accessoryTypes=

【商品詳細】
・ケース素材:18K イエローゴールド
・ケース幅、厚さ:39mm/8.1mm
・重量:約193g
・キャリバー:自社製自動巻 「cal.2121」
・ベースムーブ直径、厚さ:28.4mm/3.05mm
・パワーリザーブ:約40時間
・防水性能:50m

圧倒的な存在感のある金無垢素材のモデルですが、抜群のケースサイズ、極薄のケース厚のため、嫌味が少なくお洒落を演出してくれると思います。

ロイヤルオークの特徴である素晴らしい仕上げも健在です。

また、美しいタペストリー「シャンパン」ダイヤルは見る角度によって表情を変えます。
ぜひ、お手に取ってご覧いただきたい逸品です。

希少モデルの新入荷情報など、当店インスタグラムでも投稿しておりますのでご確認いただけると幸いです。
「GMTインスタグラム」→ https://www.instagram.com/gmt_shinjuku/

相場上昇中「ロイヤルオーク」当店の在庫一覧↓
https://www.gmt-j.com/search?keyword=%E3%83%AD%E3%82%A4%E3%83%A4%E3%83%AB%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%82%AF&igngkeyword=1

買取強化中のロイヤルオーク「ワンプライス」一覧↓
https://www.gmt-j.com/ec/assessment/search?keyword=piguet&sortid=2&expensiveflag=True

次いつ入荷するか分からない希少なエクストラシン「シャンパン」金無垢モデル!
早い物勝ちでご検討よろしくお願いいたします。

written by

ワンプライス買取アンリミテッド期間延長のお知らせ

2020年10月01日

先月開始いたしました「ワンプライス買取 アンリミテッド」ですが、大変ご好評を頂きましたため急遽期間を延長することになりました!

対象モデルと金額の一覧は
こちらから>>>

こちらのキャンペーンをまだご存知ない方へ

対象モデルにつき、下記条件を満たしていれば年式問わず定額でお買取させて頂きます。

条件
1.純正の付属品(内外箱・メーカー保証書・冊子・カードケース・クロノメータータグ)全て、年式に合うものが揃っている。
2.取り外したコマを含め全てある。
3.メーカー保証書の年月日、販売店が無記載でない。
4.ガラス(風防)にキズや欠けが無い。
5.時計に打痕、目立つキズが無い。
6.外装パーツ(リューズやクラスプ)に損傷が無く、機能として不良がない。

ご利用時の注意点

1.配送でのお申し込みについて
お送りいただく前に「オンライン買取見積」より、お申し込みをお願いいたします。
また、お申し込み時に梱包資材のご希望などもご選択いただけますので、是非ご利用ください。

2.ワンプライス買取で当店に到着した後の流れについて
上記条件を満たしていることを確認しましたら、お客様へ金額のご確認などはせずその後の手続きを進めさせて頂きます。
※簡易書留のお受け取りが必要な方には郵送手配を、買取リピーター様やウェブ上で運転免許証の撮影が済んでいる方は振込手続きをいたします。
ワンプライス買取であっても、手続き前に金額の確認をご希望の方は事前にお知らせ下さいませ。

3.ワンプライス買取価格の変更について
相場に伴い、金額が予告なく上下する可能性がございます。
現時点での金額にご納得いただける場合には、お早めにお申し込みくださいませ。

よくあるご質問

1.本当にこの値段で買い取れますか?
上記条件を満たしていれば、2013年などの日付であってもお買取をさせて頂きます。

2.キズはどの程度なら許容範囲でしょうか?
ご使用に伴う小キズ程度であれば全く問題ありません。
ぶつけてしまってへこんでいる、角が無くなっている、丸い打痕などは対象外となる場合が多いです。

3.キャンペーンはいつまでやっていますか?
現時点での明確な期日は決まっておらず、予告なく終了する可能性もございます。
予めご了承くださいませ。

4.申込日と到着日の買取金額が違う場合、いくらで買取られますか?
申込日の方が買取金額が高い場合
 申込日より5日以内の到着であれば、お申し込み時点での買取金額をご案内いたします。
申込日の方が買取金額が安い場合
 到着日時点での買取金額をご案内いたします。

他にも何かご不明点などございましたら、お電話(0120-377-212)またはメール(kaitori_gmt@syuppin.com)にてお問い合わせくださいませ。

皆様からのご利用をお待ちしております。

時計愛好家が待ち焦がれた芸術性と実用性の両立【パテック・フィリップ アニュアルカレンダー 5396R-011】

2020年09月30日

GMTブログをご覧の皆様こんにちは。
店舗スタッフの増子です。

つい先日まで真夏日が続いておりましたが、急に冷え込むようになってまいりました。
くれぐれも風邪などひかれぬようご注意くださいませ。

さて本日ご紹介いたしますのはパテック・フィリップより5396R-011です。

パテック・フィリップ アニュアルカレンダー 5396R-011
https://www.gmt-j.com/item/3717009628230

パテック・フィリップの数あるコレクションの中でもパテックの優位性を示し、コレクション自体が豊富なバリエーションを誇るアニュアルカレンダー。
その中でも特に美しい一本です。

アニュアルカレンダーはパテック・フィリップが1996年に世界で初めて発表した機構であり、それまでの一般的なカレンダー機構と超複雑なパーペチュアル・カレンダーとの間の溝を埋める画期的なモノでした。

年一回の閏月の調整以外は煩わしいカレンダー調整から解放され、パーペチュアル・カレンダーのメンテナンスのハードルの高さも回避することができるとあっては、ラグジュアリーでエレガンスでありながら、実に実用的である点でアニュアルカレンダーは世の時計愛好家にとって福音ともいえる存在でした。

パテックフィリップはその誕生において4年の歳月をかけ、他社がそうしたのとは違ってパーペチュアルカレンダー機構から一部を変更するのではなく、他とは全く異なる仕様で動くムーブメントを新たに設計しました。

ここでの研究が功を奏したのか他のモデルのモジュールにも活用できるような技術がいくつも生まれています。

パテックフィリップのアニュアルカレンダーというと主に三つの顔の系統があり、まずは1996年の記念すべきファーストモデル5035をベースにした現行ですと5146のような顔立ちのもの。アニュアルカレンダーと言われるとこのタイプが真っ先に浮かばれる方もいらっしゃるかもしれません。

また曜日、日付、月が10時から2時の間に配置された三つ目とも通称される現行ですと5205に代表されるモデル。

そして今回ご紹介する5396のように曜日と月がダブルギッシェに表示され、日付、ムーンフェイズ、24時間表記が6時側に納められている、コンプリケーション型。

ダブルギッシェはパテックフィリップの歴史の中でも意味のあるモデルだったref.3448(世界で初めて発表された自動巻のパーペチュアルカレンダーモデル)を彷彿とさせますが、2006年発表当時アニュアルカレンダーとしてこの顔を持つのは同リファレンスが初めてでした。

何より96型のフラットベゼルとスッと伸びたラグがパテックフィリップのシンプルな美しさと、ダブルギッシェとムーンフェイズで構成された極度の緊張感溢れるバランスが、ひとつ間違えば混雑した顔立ちになってしまうコンプリケーションモデルを高次元に美しくまとめ上げています。

暖かみのあるローズゴールドにシルバーオパーリンダイアルが包まれ、柔らかくも気品ある凛とした佇まいです。

裏からは21金フルローターと美しいCal.324 S QA LU 24H/303が艶かしく動く様子が確認出来ます。

この部分に関しては是非実物をご覧いただきたいです。

写真や動画で限界のある部分でございますので、是非実機を手に取ってじっくりと細部に至るまで徹底された造形美をご堪能していただければと存じます。

伝統に裏打ちされつつ、革新的でもあるパテックフィリップの姿勢を映し出すかのような素晴らしいバランスで成立する美しく実用的なコンプリケーションモデル。
ぜひこの機会にご検討くださいませ。

written by

オリジナルに忠実な復刻モデル「 ロイヤルオークオフショア   25周年記念ブティック限定 」

2020年09月29日

皆様こんにちは。
本日も当ブログをご覧いただきありがとうございます。

絶大な人気を誇り入手困難なオーデマピゲ ロイヤルオークシリーズですが、現在GMTでは定番モデルから希少な限定モデルやテーブルクロックまで多くのモデルを取り揃えております。

本日はその中から、こちらをご紹介いたします。

AUDEMARS PIGUETロイヤルオークオフショア クロノグラフ 26237ST.OO.1000ST.01 25周年記念ブティック限定
https://www.gmt-j.com/item/3717010314108

ロイヤルオークが発表から20年後に発表されたロイヤルオークオフショアは、巨匠ジェラルド・ジェンタがデザインしたロイヤルオークをクロノグラフモデルとしてよりスポーティーでパワフルに若々しくリデザインされた時計です。

若い男性をターゲットとしたオフショアのデザインを手がけたのは、当時若干22歳のエマニュエル・ギュエでした。

42㎜という当時では大型で厚みのあるボリューム感あふれる野心的なデザインを採用した初代モデルは”The Beast”というニックネームが付けられそうです。

このデザインを知ったオリジナルのデザイナーであるジェラルド・ジェンタがバーゼルフェアのブースに怒鳴り込んだというエピソードもあるそうです。

初代オフショア発売から25周年の2018年に復刻モデルの26237ST.OO.1000ST.01がブティック限定として発売されました。

若干の際はあるもののオリジナルモデルに忠実に再現されています。

文字盤はオリジナルモデル通りの「プチタペストリー」「ドットインデックス」のブルー文字盤。

現行オフショアの「メガ・タペストリー」を見慣れた目にはとても新鮮に映ります。

参考:26470IO.OO.A006CA.01の「メガ・タペストリー文字盤」

商品ページはこちらから : https://www.gmt-j.com/item/2717006329889

オリジナルに忠実なブルーラバーに覆われたリューズとプッシュボタン。

裏蓋も現行モデルがシースルーバックなのに対してオリジナル通りのソリッドバックになっています。

ちなみに初代モデルは初期製作の100本には「Offshore」の刻印がなかったそうです。

オーデマピゲの革新的な歴史を感じさせる特別な雰囲気を持つ時計です。

ただでさえ流通量が少ないロイヤルオークの中でも特に流通量の少ないブティック限定モデルです。

他の現行モデルとは一味違う魅力をぜひ、お手に取ってご覧ください。
ご来店、ご注文お待ちしております。

written by

変わらぬ安定感と進化する実用性【ランゲ&ゾーネ ランゲ1 191.032】

2020年09月28日

GMTブログをご覧の皆様、こんにちは。
本日も当ブログをご覧頂き、ありがとうございます。

今回はドイツ屈指の時計製造メーカー、A.ランゲ&ゾーネからランゲ1ピンクゴールド「191.032」をご紹介いたします。

ランゲ&ゾーネ ランゲ1 191.032

Aランゲ&ゾーネといえば言わずもがな、ドイツ時計産業発祥の地グラスヒュッテの生みの親としてドイツ時計の頂点に君臨する超名門ブランドですが、ランゲ1はまさにA.ランゲ&ゾーネとの象徴といっても遜色ないでしょう。

実際に時計を見てみると、18Kピンクゴールド素材ということもあり、華やかなピンクゴールドの輝きの中からどことなく柔らかな印象を感じさせます。
また、どのパーツを切り取っても細部まで丁寧に仕上げが施され、その完成度は今まで数多くの時計を見てきたスタッフですら、時間を忘れ拡大鏡でじっくりと覗き込んでしまうほどです。

文字盤を見てみると、一見無秩序に配置されているようにも見える各配置ですが、実は時分針、アウトサイズデイト、パワーリザーブ表示をそれぞれ滑らかにつないでいくと、一つの螺旋が浮かび上がるようになっています。
これは「人類が最も美しいと感じる比率」と言われ、この黄金比が使用されている代表例として「ミロのヴィーナス」「モナ・リザ」「パルテノン神殿」、さらに現代でいうとAppleやGoogleのロゴなども挙げられるそうです。
このように追求された数学的な審美性も、まさしくドイツ時計の伝統工芸の賜物と言えるでしょう。

特許技術であるアウトサイズデイトは2015年、ランゲ1の新キャリバー「L121.1」が内蔵されたことで、今まで30分程度かけて行っていた日付変更が午前0時を境にとした日付変更を可能としました。

個人的に「なるほど、、、」と唸らされた点があります。それは、文字盤に配置されているパワーリザーブ計の残量が0を指すと、連動して秒針も0位値で停止するように設計されている点です。
秒針を動かす四番車と言われる歯車の軸部分に小さな突起が取り付けられ、パワーリザーブ計が0を示すと同時に動くレバーが歯車の突起に当たるタイミングで秒針も0を指すように設計されているからこそのこの機構は、まさにA.ランゲ&ゾーネの技術力の高さを感じます。
ただ、実際の操作方法は至ってシンプルです。
特に日付変更は、10時位置にあるプッシュボタンを押し日付を調整します。
複雑機構に多いプッシュピンを用いての操作の必要がないため、いつどこでも変更が可能です。
些細なことではありますが、精度を向上させると共にさりげない顧客ニーズにも応える姿にブランドと顧客の関係性、信頼性の高さが窺えます。

ランゲ1が発売されて約20年、ある意味完成されたと思われていたランゲ1が前述したとおり新たなキャリバーを採用し、実用性や性能はさらなる進化を遂げました。
デザインはほぼ変化していないにもかかわらず、未だに人気が途絶えず多くの人々に愛され続けているのは、時代が変わってもその歴史を重んじ、妥協することなく進化を続けている姿を我々に見せ続けているからこそでしょう。
今回ご紹介したランゲ1 を通して、機械式時計の魅力をより深く体験してみてはいかがでしょうか。

written by

最高峰の時計メゾンが作るクロノグラフ【オーヴァーシーズ クロノグラフ】

2020年09月27日

GMTブログをご覧の皆様こんにちは。
店舗スタッフの神崎です。

9月も残すところわずかとなり、一気に秋の気温になってまいりましたが、気温の変化による体調の変化にはお気をつけください。

さて本日ご紹介する時計は名門ヴァシュロン・コンスタンタンから【オーヴァーシーズ クロノグラフ 49150/B01A-9095】です。
https://www.gmt-j.com/item/3717010184886

世界三大時計ブランドの一つであり、世界最古の時計ブランドであるヴァシュロン・コンスタンタンのオーヴァーシーズはブランドを代表するモデルの一つです。

オーヴァーシーズはヴァシュロンの中で唯一のスポーツモデルとして1996年に初めて登場しました。

オーデマ・ピゲのロイヤルオークの初出は1972年に、パテックフィリップのノーチラスは1976年に登場しました。
そう考えると、三大時計メーカーの中では比較的遅いスポーツウォッチへのラインナップと感じるお客様もいるかもしれません。

しかしながらもともとは1977年、ブランド創設222周年を祝して限定500本で製造されたRef.222をベースに生まれたスポーツウォッチです。

オーヴァーシーズが愛される大きな理由の一つがこのマルタ十字を模したインパクト抜群のベゼルにあります。
このマルタ十字のモチーフは、同ブランドのシンボルなだけではなく歴史的な重みも感じることができます。

4つのV形が結合した形をしており、突き出た8つの角それぞれが騎士道における美徳である忠誠心、敬虔さ、率直さ、勇敢さ、名誉、死を恐れないこと、弱者の庇護、教会への敬意を表現しているのです。

一見ただのシンボルのように思えますが、時計造りと騎士道の美徳を重ねていると分かると非常に神秘的に感じられます。

ベゼル部分と同様に、ブレス部分とバックル部分にもマルタ十字のデザインがあしらわれています。

もちろん、リューズにもマルタ十字がしっかりとあしらわれています。

ブランドとしての誇りや尊厳が各所に散りばめられており、非常に歴史を感じられる造りです。

文字盤には大きめの日付窓とインダイヤルがバランス良く配置されていて、視認性に優れています。
白と黒の色合いも視認性を高めている大きな要因の一つでしょう。

そして盤面には、三角が連なったようなギョーシェ彫りが施されていますが、個人的にこの模様は着物の鱗模様に非常に似ていると感じました。
実はこの鱗模様は、蛇や蝶を連想して、脱皮を表し厄を落として再生するという意味があります。

ブランドの長い歴史と、再生という意味を併せ持った鱗模様にも見えるギョーシェ彫りがリンクしているようで、なんだかロマンを感じてしまいます。
また、鱗模様には厄を落とすという意味もあるので、身につけていたら縁起が良いことが起こりそうではないでしょうか。

裏蓋には船のマークが施されています。
オーヴァーシーズは直訳すると海を越える、という意味になります。
カジュアルかつエレガンスな時計は海を越えて世界のどこでも使える時計であるということを船のマークが見事に表しています。

ケースサイズは42mm、厚さは12.5mmです。
ケースもブレスレット部分も素材はステンレススチールが使われておりますので、傷などに気を使うことなくお使いいただけます。
また、防水性も150Mと優れていますので、手を洗う際や雨が降っている時にも安心です。

スーツにぴったりの一本ですが、最近は和装にも腕時計を着ける方もいらっしゃるようです。
鱗柄の着物と合わせて和洋折衷を楽しむのもいかがでしょうか。

当店では他にもヴァシュロン・コンスタンタンのお時計のご用意がありますので、この機会にぜひご覧くださいませ。

written by

フィットする美しさ【カルティエ ドライブ ドゥ カルティエ エクストラフラット WSNM0011 】

2020年09月26日

GMTブログをご覧の皆様こんにちは。
店舗スタッフの青木です。

季節の変わり目に差し掛かり、気温の変化も大きくなってまいります。体調を崩しやすい時期になりますので皆様ご自愛くださいませ。

本日ご紹介しますお時計は、『カルティエ』から『ドライブ ドゥ カルティエ エクストラフラット』でございます。

カルティエ ドライブ ドゥ カルティエ エクストラフラット WSNM0011

1847年フランス・パリでの創業以来、王室御用達としてのブランド性を高めると共にジュエラーとして革新的なデザインを打ち出して来た一面からレディースブランドとしてのイメージが強いカルティエですが、近年では男性専用モデル『 カリブルドゥカルティエ』などの発表により時計の名門ブランドとしての地位をより高めています。

『ドライブ ドゥ カルティエ エクストラフラット』は2018年に優雅な紳士をイメージしたモデルとして発表されました。

縦38mm・横39mmのサイズに仕上げられた、クッション型のケースはその存在感を示しながら高いフィット感を実現しています。

文字盤にはローマインデックスやブルーのバトン針が用いられており、シンプルながらカルティエの美しいデザインを感じる事が出来ます。

重量は62gになりますが実際に腕に乗せてみると、ほとんど重さ感じることはありません。普段中空ブレスのエクスプローラーを使用してる私も思わず「軽い!」と感じたほどです。

このお時計の一番の特徴は『エクストラ フラット』というモデル名からも解るように、その厚みにあります。本機の厚みは6.6mmでオリジナルモデルである『ドライブ ドゥ カルティ』よりも40%も薄くなっています。

カルティエの代表的なレディースモデルである『タンク フランセーズ』の厚みが約6mmほどであることを考えると、非常にスリムな作りのメンズモデルとなっていることがわかります。

本機にはカルティエが自社開発した手巻きムーヴメント「Cal.430 MC」が搭載されています。

このムーヴメントは時代を超えた洗練性を理念に掲げているピアジェが開発した「Cal.430P」を元に開発されたもので、わずか2.15mmの極薄ムーヴメントとなっています。

2016年にカルティエに仲間入りした『ドライブ ドゥ カルティエ 』は、まだまだカルティエモデルの中では新参者と言えますが『サントス』や『タンク』『パシャ』の様に時計ユーザーの皆様に長く愛される時計になると感じています。

フォーマル、カジュアルのシーンを選ばない美しいデザイン性と高いフィット感を両立している時計は多くはありません。

GMTでは現在『半期決算SALE』を開催中です。本日ご紹介させて頂きました『ドライブ ドゥ カルティエ エクストラフラット』も対象品となっています。
是非この機会をご利用下さいませ。

written by

北極の青に目を奪われる【H.MOSER & Cie. モーザー ベンチャー ・コンセプト アークティックブルー 2327-0411】

2020年09月25日

当ブログをいつもご覧いただきありがとうございます。

本日紹介させていただくのは
H.MOSER & Cie. モーザー ベンチャー ・コンセプト アークティックブルー 2327-0411 世界限定100本
https://www.gmt-j.com/item/3717010209473

まだ知名度は低いですがその存在はとても個性的なブランド「モーザー」の中でもブランドを象徴するコレクションとなった「コンセプト」シリーズの1本が入荷しました。

先ず目を引くのがこのダイヤルです。

北極の青という意味の「アークテックブルー」と名付けられたこのダイヤルはブランドの代名詞ともいえるグラデーションが特徴の「フュメ」ダイヤル(こちらは煙を意味するそうです)。

このグラデーションは単に濃淡がついているだけではなく見る角度によって表情を変えます。

シンプルな2針モデルである事とベゼルの面積が少ないのもこのダイヤルを引き立たせています。

そして何より特徴的なのはこのダイヤルには通常の時計にあるブランド名、モデル名等の表記とインデックスが一切ないことです。
これはブランドの掲げる「Less is More」(少ないほうが豊かである)の精神を体現しています。

本来計器である時計から徹底的に引き算されたミニマルなデザインは現代アート作品のようです。

一転、バックスケルトン仕様の裏蓋側には「コート ド ジュネーブ」が施され、ブランドの紋章も彫り込まれています。

実用的なパワーリザーブインジケーターを搭載しており表側と随分イメージが変わりますが、インディペンデントブランドの雰囲気が出ています。

ブルーでコーディネートしてみました。いかがでしょうか?

こちらの個体はほぼ未使用の状態で、付属品完備のミントコンディションになります。

最近では「スマートウォッチに迎合する時計業界へのアンチテーゼ」として、その名も「スイス アルプ ウォッチ」という名前も見た目もそのままなシリーズの発表など、他のブランドと違った切り口が楽しめるブランドの限定100本のレアピースです、ご検討ください。

written by

【ペキニエ マニュファクチュール ロワイヤル サフィール 】限定2モデルが入荷

2020年09月24日

本日も当ブログをご覧いただき、誠にありがとうございます。

さて、早速ではございますが、ペキニエ マニュファクチュールの中でも人気のシリーズ「ロワイヤル サフィール」から新たに登場した限定モデル2本をご紹介いたします。

ペキニエ マニュファクチュール ロワイヤル サフィール RG 9011848
https://www.gmt-j.com/item/2717009926115

ケースにレッドゴールドを使用したラグジュアリーなモデルで、なんと10本限定!
スケルトンダイアルの枠にもレッドゴールドカラーを使用し、ロワイヤル サフィールが持つエレガントさを引き立たせています。

改めてとなりますが、ロワイヤル サフィールの特徴は、なんといってもこの約0.1mmのサファイアクリスタルダイアル

3枚のディスクが密接し段差もなく構成された国際特許取得済の「世界初のジャンピングデイ・デイトカレンダー」の動きや122.5年に1日の誤差という極めて精度の高い大型ムーンフェイズの表になっていない部分を見ることが出来る点です。

また、サファイアクリスタルダイアルにしたことによって他とは一線を画すデザインに仕上がっています。

そしても1本はこちら

ペキニエ マニュファクチュール ロワイヤル サフィール ブルー 9010883
https://www.gmt-j.com/item/2717009926054

ブルー&スモーキーグレーサファイアクリスタルダイアルにブルーの枠のモデルでこちらは20本限定!

レッドゴールドモデルなどとまた違った雰囲気となり、若干スポーティな印象です。
どちらも生産数の少ない限定モデルですのでお早めのご検討をお願いします。

written by

ヴァシュロンの傑作クロノグラフ【47192/000B-9352】

2020年09月23日

皆様こんにちは。

店舗スタッフの早川です。

 

本日ご紹介しますお時計は、ヴァシュロンコンスタンタンからこちらのモデルです。

パトリモニー トラディショナル クロノグラフ 47192/000B-9352

https://www.gmt-j.com/item/3717004768863

 

唐突ですが、皆様は時計を選ぶ際に何を基準にしていますか?

 

もちろん答えは人によって様々かと存じます。

 

やはり見た目は外せない要素ですし、ブランドネームも大切です。

しかし中にはムーブメントに拘られる方もいらっしゃることと存じます。

それどころか、時には特定のムーブメントが時計を購入する上で重要な要素となる、そんなムーブメント愛好家にとって、外せない機械のひとつと言って差し支えないのが、ヌーベル・レマニア社の名クロノグラフCal.2310でしょう。

 

この20年間で、ムーブメントを取り巻く状況は変化しました。

多くの時計メーカーが自社製ムーブメントの開発を始め、それを実用化しています。

しかしCal.2310は最近までパテック・フィリップのクロノグラフにも採用されていたり、最も有名なのは初代オメガスピードマスターでしょうか。

オメガでは今年この名キャリバーを復刻しており、現在においても精度や耐久性の面を含め手巻きクロノグラフの傑作として評価されています。

 

 

本日ご紹介のお時計、ヴァシュロンコンスタンタンのパトリモニー トラディショナル クロノグラフ 47192/000B-9352にもCal.2310ベースのCal.1141が搭載されています。

傑作ムーブメントにバシュロンが丁寧な仕上げを施し、ジュネーブシールも取得しているこの機械をトランスパレントバックから眺める事が出来ます。

ダイナミックなクロノグラフの動きは芸術的ですらあります。

 

 

外観は古典的な2カウンタークロノグラフがカッコよく、42mmの程よいサイズ感にホワイトゴールドケースとピンクゴールドのリューズにプッシャーという贅沢さ。

落ち着いた品のあるグレーカラーの文字盤は、ピンクゴールドの針とインデックスが華やかさをプラスしています。

やはり他のモデルに漏れず、ヴァシュロンの時計は洒落っ気を忘れていません。

 

見た目もブランドネームもムーブメントも全て欲しいという欲張りな貴方にピッタリの1本となっております。

こちらのお時計も「JACCS60回まで金利0%キャンペーン」をご利用いただけます。

是非この機会をご利用くださいませ。

 

脅威の振動数56,700の機械を搭載した【ショパール 168575-9001】

2020年09月22日

当ブログをご覧の皆様こんにちは。
本日はショパールの時計をご紹介します。

ショパール エル・ユー・シー 8HF パワーコントロール 168575-9001

ブラックセラミックの本体でスタイリッシュなデザインが特徴的なL.U.C 8HFパワーコントロールです。

ですが、一番の特徴はムーブメントのCal,01.09-Lです。2012年にこの1つ前のモデルで白文字盤のL.U.C 8HFに搭載されたムーブメントが引き続き搭載されます。

通常ロレックスなどのムーブメントでは毎時28,800振動が一般的ですが、こちらのムーブメントでは2倍の毎時56,700振動を誇ります。高い振動数を誇ることにより、針の動きがかなり滑らかで精度も抜群です。半面高い振動数は消耗が激しいと言われますが、脱進機の一部をシリコンにすることにより耐久を高めています。
さらには60時間のパワーリザーブを持っています。

裏蓋の小窓から高速で動くムーブメントの一部を眺めることができます。

また前モデルには無かったパワーリザーブが追加されています。

メーターのようなパワーリザーブのとおりスーパーカーのような高級感を醸し出します。

前から見ると丸型に見えますが、角ばったラグにより裏から見ると樽型にも見えます。

ブラックセラミックにレッドカラーでアバンギャルドなデザインを誇るこちらの時計は250本限定になります。

written by

最上級の輝きを纏える、最高峰ジュエラーの時計【HARRY WINSTON アベニュー クラシック オートマティック AVEAHM21WW001】

2020年09月21日

本日もGMTブログをご覧くださり、誠にありがとうございます。

まだ残暑もございますが、秋らしいさわやかな風が吹き、過ごしやすい日々になりました。
このような季節の変わり目は体調を崩しやすいもの。ゆったりと湯船に漬かり、お気に入りの入浴剤を入れて自律神経を整えたりするのも良いかもしれません。

おすすめは秋を感じられるキンモクセイの香り!
キンモクセイの花言葉に「気高い人」がありますが、そもそもの意味は「上品で高貴な感じ」という意味だそうです。

さて今回は、そんな上品で高貴な、女性の憧れハリー・ウィンストンの時計をご紹介致します。

まずはハリー・ウィンストンがどのようなジュエラーなのかをご紹介します。

アメリカの宝石商であるハリー・ウィンストンは、1932年ニューヨークで創業しました。
まだ歴史は浅いものの、数々の著名人や貴族から高い評価を得ているジュエラーです。

1944年にはアカデミー主演女優賞を受賞したジェニファー・ジョーンズに、ダイヤモンドジュエリーを貸し出したことから
「スターたちのジュエラー」と呼ばれ更に有名に。

あのマリリン・モンローの曲「Diamonds Are a Girl’s Best Friend(ダイヤモンドは女性のベストフレンド)」の歌詞でも、ティファニー・カルティエなどの名だたるジュエラーの名とともにハリーウィンストンの名が出てきます。

「教えてハリー・ウィンストン 私にダイヤモンドのすべてを」
有名な一節です。

レッドカーペットをハリーとともに歩いた女優は、ニコール・キッドマンやジェニファー・ロペスなど錚々たる顔ぶれの方たちばかり。
近年ではDAIGOさん・北川景子さんがご結婚される際の婚約指輪として、2カラット2000万円(!)のハリーの指輪を贈られていました。

そんなハリーが扱うダイヤモンドは超一級品。
ダイヤモンドの品質は世界中で用いられている4Cと呼ばれる基準で評価されます。
・Color(色)
・Cut(輝き)
・Clarity(透明度)
・Carat(重さ)
以上4点の基準から成り立つものです。

実はほとんどすべてのダイヤにかすかな色がついており、その色の度合いをD~Zの等級で格付けしています。

完全に無色であるといえるランクはD・E・Fのランクのみ。
ハリーはその3つのランクに達している、最も希少価値のあるダイヤモンドのみ使用します。

輝きはカットの技術によって左右されます。
カットの方法は様々ですが、どんなカット方法であっても最適な角度と比率を守らなくては、最高級の輝きは生み出せません。

肉眼では確認ができないようなダイヤ内の細かいキズやフェザー・結晶などのインクルージョンも厳重にチェックし、最高級のFLランクからVS2ランクまでのダイヤモンドを使用しています。

さて、その最高級のダイヤモンドをあしらった非常にラグジュアリーな時計をご紹介いたします。
HARRY WINSTON アベニュー クラシック オートマティック AVEAHM21WW001
https://www.gmt-j.com/item/2717005205146

アヴェニュー(フランス語)は「通り」を意味する言葉です。
ハリー・ウィンストンが本店を構える、洗練されたニューヨークの雰囲気を表現しています。

マンハッタンの華やかで壮麗な雰囲気から着想を得た、レクタンギュラー(長方形)のケースが特徴で、優雅なアールデコ調の意匠も凝らされており、クラシカルでエレガントな印象です。

最も輝きを強く放つブリリアント・カットのダイヤモンドがケースやリューズにふんだんに散りばめらており、ダイヤル内にも42個のダイヤが使用されています。
12時位置にはエメラルド・カットの大粒ダイヤがひとつセッティングされており、特別感を演出している様です。
ケースにセットしているダイヤモンドの総カラット数は2.37カラットにも及ぶ、至極豪華なつくり。

パールのようななめらかな輝きをもつ、ダークグレーのアリゲーターストラップとの相性もよく、ホワイトゴールドの落ち着いた輝きと相まって、大人のしとやかな雰囲気を醸し出しています。
絶妙にカーブしたケースは、立体感を演出し、横から見たときに程よいボリューム感を生み出します。
Dバックルの仕様になっていますので、着脱に時間を取ることもありません。

更に今回ご紹介した時計は、自動巻きの機械式ですので、時計にこだわりのある女性の方に特におすすめです。
ゼンマイ部分にはシリコンを使用しています為、磁気の影響を受けづらく変形しづらいというメリットがございます。

裏側はシースルーバックですので、ちくたくと時を刻む機構を御覧いただけるようになっています。

「キング・オブ・ダイヤモンド」 ハリー・ウィンストンの時計はいかがでしょうか?
ぜひ、王者たるジュエラーの時計をご覧に、ご来店くださいませ。

8月7日に移転しました新店舗のアクセスはこちらから御覧ください。
https://www.gmt-j.com/html/shop/index.html

現在GMTでは半期決算セール中です。
今回ご紹介した時計もセール対象の時計ですので、ご購入は今月までがお得。
セールの対象商品はこちらからご覧ください。
https://www.gmt-j.com/search?order=dateDesc&rows=200&itemwear=0&installments=0&specpanelopen=0&keyword=nesage01

written by

90年前に開発された複雑機構ワールドタイム【5110コレクション】

2020年09月20日

当ブログをご覧の皆様こんにちは。

コロナウイルスによる経済の落ち込みへの打開策として政府が展開したGo to事業。

中でも最も注目を浴びたGo to travelの対象に、いよいよ東京も含まれることとなりました。

当店は感染拡大防止対策として、店内の消毒、店員のマスク着用、お客様の手指消毒を徹底させていただいておりますので、新宿にお越しの際は是非お立ち寄りくださいませ。

現在はどの国もインバウンドに頼らない、国内での経済の落ち込みの回復をはかっておりますが、コロナウイルスによる感染拡大が鎮まり次第、再びインバウンドを利用した経済回復の政策を展開することも予想されます。

海外旅行が推奨される動きも出てくる可能性もあるのではないでしょうか。

以前のように各国を行き来できるような日が待ち遠しいです。

本日は海外に行った気分を味わえるような、眺めるだけでも楽しいワールドタイムのお時計をご紹介致します。

パテック・フィリップ ワールドタイム

ワールドタイムは「世界各国の主要都市の時間が瞬時にわかる」複雑機構です。

この複雑機構を搭載したモデルがパテック・フィリップより発表されたのが今から90年前の1930年。

ジュネーブの時計師ルイ コティエ氏が開発したワールドタイム機構を、パテック・フィリップが腕時計に組み込んで商品化しました。

各都市全ての時間を同時に表示できるワールドタイムは開発者にちなみ、「ルイ コティエ式ワールドタイム」と呼ばれています。

1930年当時の機構と、現在の機構にほとんど差は無いのですが、2000年に革命的な機能が搭載されました。

それがパテック・フィリップの5110コレクションです。

このコレクションより、パテック・フィリップの特許である「カップリング機構」が搭載されています。

カップリング機構とは、センターダイアルの周囲にある各国主要都市を描いた二重の回転リングが、10時位置のプッシュボタンとリンクしており、ボタンを1回押すだけで瞬時に都市から都市の時刻に調整することができる画期的な機能です。

この機構の誕生により、パテック・フィリップのワールドタイムは、複雑機構でありながら使いやすくて便利なモデルとなりました。
5110系以降の5130系、5230系にもこの機構は搭載されています。

後継機の5130系、現行の5230系と比べると、5110系は文字盤のデザインに大きな違いが2つ。

5110R-001

5130R-001

5230R-001

最初に目に飛び込んでくるのは時針の形ではないでしょうか。

5110はアルファ針。

5130は時針にブレゲ針、分針にドルフィン針。

5230は特徴的なデザインの時針に、分針にドルフィン針。

次に見てほしいのが字体です。
5110、5130はゴシック体、5230は明朝体。
好みにもよりますが、私は少しクラシカルでどこかかわいらしい印象があるゴシック体のほうが好みです。
皆さんはどちらがお好きでしょうか。

細かく見ていくとラグの大きさや、リューズガードがの有無、プッシュボタンの大きさ、文字盤中央の仕上げなど、たくさんの違いが見つかります。
パテック・フィリップの時計のデザインへのアプローチの変化が見られて面白いです。

現在当店には素材違いの5110シリーズを3点ご用意しております。

パテック フィリップ ワールドタイム 5110G-001
https://www.gmt-j.com/item/3717009606702

パテックフィリップ コンプリケーション ワールドタイム 5110R-001
https://www.gmt-j.com/item/3717009359288

パテック・フィリップ ワールドタイム 5110J-001
https://www.gmt-j.com/item/3717009729036

5110はすでに生産が終了したモデルではございますが、後継機のケースサイズが39mm程ということもあり、ケースサイズ37mmと小さめのサイズがお好きな方々にはまだまだ人気なモデル。

誕生からすでに20年経っておりますが、時代に関係なく愛用できるお勧めのタイムピースです。

written by

力強さを表現した【オーデマ・ピゲ ロイヤルオーク オフショア クロノグラフ 26470ST.OO.A101CR.01】

2020年09月19日

本日も当ブログをご覧いただき、ありがとうございます。

先日、オーデマ・ピゲがイギリス唯一のオートクチュールであり、イギリス王族御用達のラグジュアリーファッションブランド
「ラルフ&ロッソ」とのパートナーシップ締結を発表いたしました。

このコラボレーションの第1弾として、オーデマ・ピゲの最新モデルが「ラルフ&ロッソ」2021年春夏コレクションに登場し、話題となりました。

これまでも大胆かつ洗練されたハイデザインなモデルを打ち出してきたオーデマ・ピゲですが、今回のパートナーシップ締結でさらにラグジュアリーでファッショナブルなモデルが生み出されていくと思うと、今後の展開が楽しみです。

本日はオーデマ・ピゲから、「ロイヤルオークオフショア クロノグラフ 26470ST.OO.A101CR.01」をご紹介いたします。

https://www.gmt-j.com/item/3717009733248

1993年、これまでのロイヤルオークとは異なるスポーティなデザインにて展開されたロイヤルオーク オフショアの中でも、2014年に発表されたこちらのモデル。

ロイヤルオールの代名詞である八角形のステンレススチールケースと、アージェントレッドカラーとのコントラストが印象的な、立体感のあるメガ・タペストリー柄のブラック文字盤の組み合わせが、男性的な力強さを表現します。

ベゼル部分に小傷や細かな打痕が見受けられますが、着用時には気にならないような、非常に状態の良い個体です。

シースルーバックから覗くムーブメントは自社製の「Cal.3120」をベースにクロノグラフモジュールを加えた自社製「Cal.3126/3840」です。

「Cal.3120」は、世界一の薄さを誇る名機「Cal.2120」を基に2005年に製造された、21世紀の基盤となるムーブメントです。
そのムーブメントにモジュールを搭載することでクロノグラフ化した「Cal.3126/3840」は、コラムホイールを採用した高級機として、2007年に誕生しました。

モジュールの搭載により、トルクの増強に成功。
また「Cal.3120」と比べ、パワーリザーブは約50時間と、約10時間短くなりました。

こちらの商品には替えベルトが付属いたします。

赤のステッチが効いたこちらの革ベルトは、ワニの腹部側を割き、背中の隆起したコブを生かして製造されたホーンバックアリゲーターベルトになります。

肉厚な革ベルトのため、付け替えてご使用いただきますと、スポーティーな顔立ちながら高級感のある1本へと様変わりいたしますので、
シーンに合わせて異なる雰囲気をお楽しみいただけます。

もちろんこちらのお時計でも当店だけの長期無金利キャンペーン【ジャックス60回払いをご利用いただけますので、是非この機会にご検討くださいませ。

3.05㎜の超薄型ムーブメント【オーデマ・ピゲ ロイヤルオーク エクストラシン フラット 39mm 15202ST.OO.1240ST.01】

2020年09月18日

当ブログをご覧の皆様こんにちは。

オーデマ・ピゲが作るラグジュアリースポーツウォッチ ロイヤルオーク。
時計好きの皆様ならば、聞いたことがある、見たことがある。またはお持ちの方もいらっしゃるでしょう。

ロイヤルオークは、当時高級時計では主流ではなかったステンレススチール素材を使った時計として1972年に発表されました。(Ref.5402ST)

ラグジュアリースポーツウォッチの代表的モデル パテック・フィリップのノーチラスは1976年。ヴァシュロンコンスタンタンのオーヴァーシーズは1996年に誕生しており、世界3大ブランドで比較するとロイヤルオークが1番長い歴史を持つことになります。

天才時計デザイナーであるジェラルド・ジェンタがデザインしたことやモデル名とベゼルの形をイギリスの王立艦船ロイヤル オーク号(HMS Royal Oak)からインスピレーションを得た話は有名です。

そんなロイヤルオークにはクロノグラフやコンプリケーションなど様々な種類があり、今回は極薄ムーブメントを搭載した「エクストラシン」をご紹介いたします。
オーデマ・ピゲ ロイヤルオーク エクストラシン フラット 39mm 15202ST.OO.1240ST.01

「ロイヤルオーク」誕生40周年を記念した復刻モデルとして2012年に誕生しました。
こちらのモデルは1972年のロイヤルオーク発表当時と同じケースサイズであった39mm径をしています。

ちなみにこちらのモデルには前期(15202ST.OO.1240ST.01)と後期(15202ST.OO.1240ST.01.A)があり、型番号も微妙に違っています。
2017年と過去のブログとなりますが、違いが気になる方はぜひこちらも合わせてご覧くださいませ。

ロイヤルオーク・エクストラシン(2017年02月23日投稿)】

少し話はズレましたが、エクストラシンはその薄さが特徴的です。

ムーブメントには発売当時と同じ超薄型機械式自動巻き「Cal. 2121」を搭載しています。
1967年に誕生したこのムーブメントの厚さは3.05mm。ケースと合わせても厚さはたった8mmです。

薄いケースサイズの場合、腕と一体感が生まれ、着用時のストレスが軽減されます。
また、これから長袖を着用するシーズン。袖口へもするりと入り、着け心地が良いモデルです。

ダイアルは「タペストリー」パターンとなっております。

小さなプチ・タペストリーとなっているため、ケースがスポーティーでも上品な印象を持ち、ブルーダイヤルはオンオフ共に合わせやすい落ち着いた色合いです。

オーデマ・ピゲを象徴するギヨシェ加工のタペストリー装飾の文字盤は大きく3種類に分けられ、エクストラシンなどに使われる「プチ・タペストリー」、自動巻き、クォーツ問わず通常のモデルに使われる「グランド・タペストリー」、オフショアに使われる「メガ・タペストリー」があります。

また、タペストリーは本社内の工房でラモレイヤージュという複雑な技法を使い、12の工程から作られます。

今回ご紹介のプチタペストリーになると一模様2mmと細かく、ひとつの文字盤に7時間という長い時間をかけて作られるのです。

また、ロイヤルオークが誕生した1972年は高級時計と言えばゴールド素材という概念が広がっていたため、ステンレススチール素材は高級時計に向いていないという認識でした。

しかし、ロイヤルオークはステンレススチールを採用し、ゴールド素材の時計と並ぶような高級感や上品さを出すためにゴールド素材以上にポリッシュに力を入れています。

写真からでもわかるように、ケースはサテン仕上げとポリッシュ仕上げが施されており、薄型のケースでもメリハリがあり、立体的です。

そして、スポーティーな印象になりやすい角が多いロイヤルオークですが、角の先を丸くソフトに加工しているため、スポーティーでありながらも上品な仕上がりとなっています。

ブレスレットはラグと一体的になっており、時計全体のフォルムが流れるように美しい印象を持ちます。今ではこのようなデザインも増えてきましたが、当時では少なく、デザイン性の高さを感じます。

また、ブレスレットは7種類のコマで構成されており、中ゴマの上下が面取りされています。ブランドの細かなこだわりがコマにも表れています。

上品でスポーティーなデザインに細部まで行き届いた仕上げは美しく、非常に薄いムーブメントを持つロイヤルオーク エクストラシン。
まさに定番でありながらもオーデマ・ピゲが持つ技術の表れです。

ぜひお手に取って細部までご覧いただき、腕に乗せてその薄さも感じていただきたい1本です。

新宿にある店舗では、様々な時計とお見比べ頂けます。

そして、2020年9月15日現在、GMTではロイヤルオーク エクストラシンの在庫が3本ございます。

同じエクストラシンでも素材違いや文字盤違い、同じロイヤルオークの中でもスポーティーな印象が強いロイヤルオーク オフショアなど様々なモデルとお見比べください。

個々のモデル良さを感じていただけます。

——————————————————-
オーデマ・ピゲ ロイヤルオーク エクストラシン 15206PT.OO.1240PT.01

ケースはプラチナ、ダイアルにはオニキスを使用したジャパンブティック70本限定モデルです。

——————————————————-
オーデマ・ピゲ ロイヤルオーク エクストラシン 15202BC.OO.1240BC.01 39mm ブティック限定モデル

こちらは2019年に発表されたホワイトゴールドモデル「15202BC.OO.1240BC.01 」
文字盤はピンクゴールドカラーダイヤルで、他とは違う印象を持ちます。

——————————————————-

ご来店心よりお待ちしております。

written by

日本人時計師が設計した至高のムーブメント【オーデマ・ピゲ ミレネリー 4101 15350OR.OO.D093CR.01】

2020年09月17日

本日も当ブログをご覧いただきましてありがとうございます。

現在GMTでは半期決算セールを実施中です。

今週末からの4連休は是非当店へお越し下さいませ。

今回はこちらの時計を紹介いたします。
AUDEMARS PIGUET オーデマ・ピゲ ミレネリー 4101 15350OR.OO.D093CR.01

https://www.gmt-j.com/item/3717009725779

ミレネリーは1995年、目前に迫る2000年を記念したモデルとして誕生しました。

その後幾度かのモデルチェンジを経て、今回紹介いたしますミレネリー4101がデビューしたのは2011年のことになります。

モデル名の4101が示す通り、この時計の主役は専用に開発されたムーブメント、Cal.4101と言っていいでしょう。

Cal.4101の設計監修を行なったのが日本人時計師・浜口尚大氏というのも日本では大きな話題となりました。

浜口氏はムーブメント開発専門集団「ルノーエパピ」の出身であり、ルノーエパピはリシャールミルへのムーブメント供給やブライトリング初のトゥールビヨン開発など高い開発技術を持つことで知られております。

見せることを前提に製作されたCal.4101は、心臓部であるテンプ部分を文字盤側から鑑賞できるよう、裏表を反転させた構造になっています。

ヒゲゼンマイは立体的に巻き上げられたブレゲヒゲになっており、力を入れて製作された特別なムーブメントであることを物語ります。

全体に施されたコートドジュネーブやペルラージュといった仕上げの素晴らしさに加え、軸受けのルビーやプレートを留めるビスの配列にも拘ったことが一目でわかる美しさです。

文字盤に配置されたローマ数字のインデックスも一つ一つがアプライドになっており、スモールセコンドも別のプレートを使って製作するなど、他に類を見ない立体感になっています。

一風変わったデザインの時計が欲しい、また、ムーブメントに拘った時計が欲しいという欲求を満たすには最適な一本となっております。

秋冬に向けてレザーベルトの時計の購入を検討しているお客様は、候補の一つに加えてみてくださいませ。

written by

フランクミュラーの原型?【パテックフィリップ・ゴンドーロ】

2020年09月16日

皆さまこんにちは。
本日は、フランクミュラー・カサブランカの原型にもなったと言われる「ゴンドーロ」についてご紹介いたします。

ゴンドーロ・コレクションとは、1872年~1927年の間、パテックフィリップと良好な取引関係を持ち続けた
ブラジル・リオデジャネイロの販売店「ゴンドーロ&ラブリオ社」にちなんで名付けられています。

第二次世界大戦に直面した厳しい時代にパテックフィリップを支えたのがゴンドーロ&ラブリオ社。
当時、全生産量の約3分の1を単独で販売し、パテックフィリップに大きく貢献しています。

1920年代には、ゴンドーロ&ラブリオ社へ特別に創作された腕時計「クロノメトロ・ゴンドーロ」が誕生しました。
カラトラバがラウンド型であるのに対し、ゴンドーロはトノー、
レクタンギュラー、スクエア、クッションといった個性豊かなデザインが特徴的です。

 

「パテック・フィリップ クロノメトロ・ゴンドーロ 5098R-001」

https://www.gmt-j.com/item/3717004012294

こちらは2009年に誕生したクロノメトロ・ゴンドーロの復刻モデル。
トノー型で個性的なモデルは、フランクミュラー・カサブランカのデザインに大きく影響をもたらせたとも言われており、
当時の芸術を如実に表現し、モダンさと優美さ両方を兼ね備えているように思います。

 

「フランク・ミュラー カサブランカ 2852CASA」

https://www.gmt-j.com/item/2717009589402

文字盤は特別な技法を用いて手仕上げでギョウシェ装飾され、ラグに向かって流れる優美なケースが特徴的です。

ブレゲ数字のインデックス、スペード針などクラシカルなデザインでローズゴールド素材が温かい印象です。

ムーブメントは「Ref.5098R」の為に新たに開発された手巻きキャリバー「25-21 REC」を搭載。(RECとはレクタングラーを意味します)

なお、1999年に誕生した女性に人気の「トゥエンティー4」はゴンドーロにインスピレーションを受けデザインされています。

 

「トゥエンティー4・4910/10A-011」

https://www.gmt-j.com/item/3717010031463

婦人用ゴンドーロ Ref.4324J
https://www.patek.com/resources/img/instagram/episodes/episode_23/post_9/img_post_9_1_270.jpg

パテックフィリップ・ゴンドーロ在庫一覧はこちら!
https://www.gmt-j.com/search?keyword=%E3%82%B4%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%BC%E3%83%AD&igngkeyword=1

こちらのお勧め商品今なら特別価格228万円(税込))にてお求めいただけます。(メーカー参考定価453万円(税込))

手作業で作り込んだ美しいゴンドーロをぜひお手に取ってご覧くださいませ。
時計の購入は「半期決済SALE」中の今がオススメでございます。

written by

ブレゲ数字の5196P

2020年09月15日

本日は現行カラトラバのプラチナモデル5196Pをご紹介いたします。

パテック・フィリップ カラトラバ 5196P-001
https://www.gmt-j.com/item/3717009888054

1932年に誕生した今のカラトラバの源流ともいえるRef.96は、1970年頃まで製造されておりダイヤルデザインやケースの素材など種類がいくつかあります。

長針と短針、6時位置のスモールセコンドという配置が最も原型に近いとされ、直系にあたる現行モデルが「5196」です。

素材はイエローゴールド、ローズゴールド、ホワイトゴールド、プラチナの4種類ですが、今回ご紹介の「5196P-001」のみブレゲ数字とリーフ針が採用されています。

プラチナモデルということもありより一層高級感のある印象ですが、その理由としてシルバーのダイヤルが2トーン使用となっている点が挙げられます。

写真画像では少し分かりずらいですが、センター部分は無地ですが外周は円形にあわせてサテン仕上げの磨きがかかっており、職人が手作業で一つずつ仕上げているその繊細な作業が見て取れます。

また、ブレゲ数字の植字インデックスも他とは一線を画す印象を与えていますが、こちらも18Kゴールドを1つずつカッティングを行い足をつけておき、ダイヤル上に穴をあけて通していき裏側から固定しているとのことです。

この穴というのもごく小さなもので目視では分からず、触ってみると分かる程度のもので、またスモールセコンド部分もくり抜かれており他の素材と比較しても手間がかかっているのが分かります。

パテック・フィリップのプラチナモデルならではの6時位置のダイヤモンドセッティングが確認できますが、現行モデルでコンプリケーションを載せていないプラチナモデルというもの自体が非常に限られており
ゴールデンエリプスの「5738P」と黒七宝のダイヤルに彫金を施したデザインが特徴的なカラトラバ「5088/100P」のみです。

このように考えると「5196P-001」の特別さがより分かりやすく感じられるのではないでしょうか。


スナップバックで閉められており内部を確認することはできませんが、搭載キャリバーは手巻きの「Cal.215 PS」です。

前モデルRef.3796と同じもので1980年代から使われ続けており長い歴史がある点は、何十年も使い続けることのできる設計を当時から発明した点は他のマニファクチュールでも類を見ない技術力の高さがうかがえます。

通常ブラックのストラップが付いていますが、こちらは純正のベージュストラップがついておりプラチナケース・ゴールドダイヤルとの相性も良く程よくこなれた雰囲気です。

最近では三大時計ブランド全社で生産本数が限られてくるといった噂もあり、パテック・フィリップの中で特にカラトラバ系においてもその傾向があるのではないかと予測されますので在庫のある今をぜひお見逃しなく。

皆様からのご利用をお待ちしております。

PAGE TOP