初めての高級腕時計購入を考えている方へ【ファーストウォッチセレクションセール開催中】

2021年05月12日

当ブログをご覧の皆様こんにちは。

突然ですが、皆様の初めて買った高級腕時計は何でしょうか。多くの方がファーストウォッチの購入では、デザイン・価格・実用性を見て、デイリーに使えるようなモデルを選んでご購入されているように思います。私もそうでした。
沢山腕時計をお持ちの方でも、ファーストウォッチを現役で愛用しているという方も多く、人生において特別な存在になることは間違いありません。

GMTでは昨日から、これから初めて高級腕時計を買いたい!という方に向け、ファーストウォッチセレクションセールを開催しています。

時計専門店スタッフが、デザイン・価格・実用性から厳選した、初めての高級腕時計におすすめのモデル期間限定でお求めやすくしました
ベーシックで使いやすいモデルから、少し変わったモデルまで揃えたので、本日はそこからいくつか紹介したいと思います。

腕時計にも色々種類がありますが、まず1番に見てほしいのがムーブメントの種類です。
クォーツ式(電池)、機械式の2つに大きく分類できます。

現代の一般的な時計に多く用いられているのがクォーツ式ですので、1番馴染みやすく使いやすいかと思います。価格も高級腕時計の中では比較的リーズナブルです。電池交換が2~3年に1回、オーバーホールは7~8年に1回が目安とされているので、アフターメンテナンスの面で考えても気軽に使うことができるかと思います。
GMTでご購入いただいた時計の電池交換は、GMT保証期間中は無料、保証が切れた後も提携工房では一律¥1,650-(税込み)で承っているので、お気軽にご相談ください。※2021年5月11日現在

今回のセールでもクォーツ式の時計をいくつか対象にしています。

SEIKO セイコー グランドセイコー SBGT039【セイコー創業130周年記念限定モデル 世界1000本限定】

セイコーは皆様ご存知のとおり日本が誇る一流時計ブランドです。グランドセイコーは中でも高級腕時計を扱っていて、クォーツ式、機械式の時計はもちろん、スプリングドライブといったクォーツと機械式ムーブメントを掛け合わせた独自の高性能ムーブメントも開発しています。
腕時計の歴史を語る時にもセイコーは欠かせず、中でもクォーツ式腕時計の存在は特別で、1969年にセイコーが世界で初めてクォーツ式時計を開発したことによって、腕時計業界にクォーツショックを巻き起こし、多くの名門機械式時計ブランドがその影響で倒産や休止に追い込みます。安くて精度も良くて壊れにくいクォーツ式腕時計は、瞬く間に世界中で親しまれるようになり、機械式時計を専門にしていた名門ブランドも次第にクォーツ式腕時計の開発に着手するようになりました。

こちらのモデルはセイコー創業130周年記念として、世界1000本限定で販売されたクォーツ式モデルです。ホワイトの文字盤をよく見ると、セイコーの前身「精工舎」のトレードマーク「S」ロゴマークがあしらわれています。

ホワイトのダイヤルカラーは視認性に優れ、どんな服装でも合わせやすいのもポイントです。曜日日付表示機能を搭載していて、ケースやブレスレットの形は流行にとらわれないベーシックなスタイルなので、長年ご愛用頂くことができます。

ブレスレットは各ブランドのデザインの特徴が良く出るところでもあるのですが、こちらのブレスレットのコマは薄くて軽やかな装着感です。バックルもボタンワンタッチで片手で簡単に操作ができます。

先程クォーツショックで機械式時計ブランドの多くが倒産や休止に追い込まれたと言いましたが、高級腕時計と言われると思い浮かべるのは機械式時計ではありませんか。クォーツショックで生存の危機にまで追い込まれた機械式時計業界が目を付けたのが、クォーツ式時計には無い「芸術性」の高さでした。当時のクォーツ式時計は電池の動力の問題で、時針・分針に機械式時計のような芸術性の高いデザインを採用することができず、実用性は抜群でしたが、デザイン…芸術性の高さは劣っていました。クォーツ式時計の誕生まで各ブランドは精度の良さを競い合っていたのですが、美術工芸品としての価値の向上を目的に各ブランドがマーケティングを行うようになり、それが成功し現在の地位を確立します。近年ではロレックスやパテックフィリップ、オーデマ・ピゲの腕時計は、投資目的で購入される方もいらっしゃるようになったので、その価値は絵画等芸術作品に等しくなっているように感じます。

機械式時計には手巻き式、自動巻き式ムーブメントがあり、どちらもクォーツ式と比べると日々リューズでゼンマイを巻き上げる作業が必要となるので、少し手をかける必要がありますが、その分愛着が湧いてくるような気がします。また、ゼンマイ等、細かなパーツでムーブメントが作られている特徴から、パーツの交換を行えば使うことができ、親から子、子から孫へ、またその次へ…と受け継いでいくことができるのも機械式時計ならではです。

高級腕時計には親しみが無いという方でも、オメガ、タグ・ホイヤーは聞いたことがある人もいるのではないでしょうか。今回のセールでもこのブランドの商品を対象にしています。

オメガというと月に行った時計、スピードマスターが一際有名ですが、ドレスウォッチのデザインが秀逸です。

OMEGA オメガ デ・ヴィル アワービジョン コーアクシャル 41mm 431.33.41.21.02.001

ドレスウォッチは結婚式やパーティなどの冠婚葬祭、ドレスコードのある場で着用できる時計で、ジャケットスタイルやスーツスタイルとの相性が抜群です。各ブランドがドレスウォッチのコレクションを展開していて、レザーベルトにシンプルで少しクラシカルなデザインが共通しています。

オメガのデ・ヴィル アワービジョンはダイヤルのアワーサークルが印象的です。このアワーサークルがあることで、デザインがきゅっと引き締まっているような気がします。

ムーブメントは自動巻き式のコーアクシャルムーブメントで、一般的な機械式時計が3~5年ごとにオーバーホールを行わなければいけないのに対して、こちらは8~10年ごとが目安です。アフターメンテナンス面で考えても気軽に使えるおすすめのモデルです。

タグ・ホイヤーはカーレースと深い繋がりがあることから、スポーティなデザインが得意なブランド。価格帯も様々で、プロ仕様の本格ダイバーズウォッチが10万円代から手に入ったり、ムーブメントが実はセイコーのものをベースに開発されているなど、調べると魅力が広がります。

TAG HEUER タグ・ホイヤー カレラ ヘリテージ クロノグラフ シルバー CAS2111.BA0730

タグ・ホイヤーのアイコンウォッチのカレラは、ロードレース「カレラ・バン・アメリカーナ」へのオマージュとして制作されたコレクションです。いろいろなデザインが展開されているので、好きなデザインを見つけてみてください。

こちらは個人的に好きなホワイトダイヤルにブルーのアラビア数字が爽やかなモデルです。ロードレースへのオマージュとして生まれたモデルらしく、クロノグラフ機能も付いていてスポーティなデザインです。

ブレスレット仕様の時計は季節を問わず使用できるので、一つ持っていると安心です。バックルもワンタッチで簡単に操作できます。

他にもいろいろおすすめモデルを揃えているので、ぜひこの機会に腕時計の購入をご検討ください。

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本日新入荷!存在感抜群のクロノグラフ PAM00603

2021年05月11日

当ブログをご覧の皆様こんにちは。

本日は限定150本販売の珍しい時計が入荷したので紹介したいと思います。

オフィチーネ パネライ マーレ ノストゥルム チタニオ PAM00603【世界150本限定】

名前に使われる「マーレ ノストゥルム」イタリア語で「私たちの海」という意味で古代ローマにおける地中海の呼称を表します。時代は紀元前まで遡りますが、最も領土を拡大していたローマ帝国時代に用いられたとされています。
第二次世界大戦中のイタリア帝国時代、この「私たちの海」という意味の「マーレ ノストゥルム」を復古させようとしていた時代、1943年にパネライはイタリア海軍のためクロノグラフモデルの「マーレ ノストゥルム」が製造されます。

今回紹介するこちらのモデルは2015年にジュネーブサロンにて発表された1943年の復刻モデルです。

1990年代にも復刻されているマーレ ノストゥルムのですが、PAM00603は90年代のモデルに比べケース径が10mmも大きい52mmのケースが特徴的。

ケース径が40mmのクロノグラフPAM00121と比べると大きさが際立ちます。

ケースはステンレスでは無くチタンを採用。ステンレスより耐傷、耐食に優れ、さらに大きいながらも約132g重さも控えめなので着用感にも優れます。

シースルーバックではないのでムーブメントをみることはできませんが、5振動のロービートのCal.OP XXVを搭載。クロノグラフで有名なミネルバ社製ムーブメントになります。

文字盤はダークブラウンでステッチの入ったブラウンのレザーベルトと非常にマッチします。

市場にも中々でてこないのでこの機会に是非ご検討ください。

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90周年を迎えたフラッグシップモデル【ジャガー・ルクルト レベルソ Q2712410】

2021年05月10日

本日も当ブログをご覧いただきまして、誠にありがとうございます。

本日はクラシカルな装いで、根強い人気を誇るジャガー・ルクルトのレベルソから「Ref.Q2712410」をご紹介いたします。

JAEGER LECOULTRE ジャガー・ルクルト レベルソ Q2712410

今年発表されたレベルソの新作モデルは、チェックされましたでしょうか。

レベルソ初となるデジタルセミジャンピングアワーを搭載した「Ref.Q711252J」や、ダイアルの反転機構を活かし、11個のコンプリケーションを搭載した4面ダイヤルが目を惹く「ハイブリス・メカニカ キャリバー185 Ref.Q7103420」など、非常に個性的なモデルが続々と発表されました。

2021年で90周年を迎えるレベルソ。
ジャガー・ルクルトのレベルソへの熱い想いが感じられるラインナップです。

個人的には、レベルソの誕生初期に使用されたグリーンカラーを採用したという、「Ref.Q3978430」が気になります。

グリーンダイヤルは、2021年のトレンドカラーとして、パテック・フィリップの新作ノーチラスでも採用されました。

華やかでありながらも気品が感じらるグリーンダイヤルは、とても目を惹く逸品かと存じます。
いつか当店に入荷することを楽しみにしています。

グリーンダイヤルモデルを紹介しているブログ記事はこちらから
ノーチラスの新作でも採用。グリーンダイヤルがトレンド

時計愛好家の皆様であれば「レベルソ」の起源についてご存じかとは存じますが、今一度、その歴史を振り返ってみたいと思います。

今から90年前の1931年、世界で最も古い歴史を持つ競技のひとつとされるポロ競技(馬に乗って行う団体球技の一種)の競技者から、強い衝撃に耐えられる腕時計を製造して欲しい、という要望が寄せられました。

広い競技場の中で、マレットと呼ばれるラケットで球を馬上で打つこの競技は、紳士のスポーツでありながら、非常に激しいものでしたので、風防が損傷しないよう、工夫を求められたのです。

20世紀に世界トップのムーブメントメーカーへと成長を遂げていたジャガー・ルクルトは、この要望に対し、これまでの常識を覆す「ケースを反転させる」というアディアで応え、ジャガー・ルクルトのフラグシップモデルたるレベルソが誕生しました。

「Ref.Q2712410」は、デュアルタイムを搭載し、1つの手巻きムーブメントで二つの文字盤の針を動かします。

ギョーシェ彫りが施されたシルバーダイアルの面は、時分針にスモールセコンドと、シンプルかつクラシカルな装い。

ぐっと引き締まった印象的のあるブラックダイアルの面は、時分針にデイ/ナイト表示を備えています。

どちらの面もピンクゴールドのケースとの相性がよく、高級感があります。

ご使用シーンやその日のファッションに合わせて、それぞれの顔をお楽しみいただける、遊び心あるモデルとしておすすめです。

ユニセックスなデザインが美しい【シャネル J12 ファントム】

2021年05月09日

当ブログをご覧の皆様こんにちは。GWはいかがお過ごしになられましたか。緊急事態宣言で百貨店や飲食店は休業。例年通り旅行やお買い物、友人とご飯でも行けたらなと思っていましたが、例年通りとはいかない方も多かったのではないでしょうか。
5月は4月からの疲れが出る頃でもあります。ご自愛くださいませ。

本日ご紹介致しますのは、シャネル J12になります。

高級時計と言えば昔はゴールド素材が主流でした。ゴールドは酸化や腐蝕をせず、色や輝きを永続させることが出来ます。また、加工もしやすく、高級時計の魅力を高める磨きや装飾にも向いている素材です。その後、腐蝕に強く、量産が容易で安価なステンレススチール素材の時計が増えてきました。

そして、時計の素材の歴史から見ると比較的最近出てきたのがセラミック素材になります。

セラミックは耐傷性があり、非金属なため腐蝕や金属アレルギーとも無縁の素材となります。
最初にセラミックの時計を作ったのは1980年代となりますが、一躍世間にセラミック素材の時計を広めたのは2000年に誕生したシャネルのJ12でしょう。ファッションイメージの強いシャネルが時計業界最先端の素材を出したと大変注目を集めました。


シャネル J12 H5700 ホワイト セラミック 38mm

シャネルの21世紀のアイコンウォッチと称され、2000年に発売された「J12」シャネルといえばこの時計を想像する方も多いでしょう。

金属を磨いたかのような艶のある質感は上品で、シャネルらしいブラックとホワイトのカラー展開がファッション要素を強く感じさせます。

先程もお話した通り、ゴールドやステンレススチールよりセラミック素材は傷に強いため、もっとガツガツ気にせず使いたいという方にもおすすめです。
尚、セラミックは引っかき傷に強い素材であり、衝撃への耐久性とは異なります。欠けたり、1度傷が入るとゴールドやステンレススチールのように磨きも困難な素材なため、そちらだけ予めご了承ご理解くださいませ。

今回、最初の写真で使用した「ファントム」と呼ばれるモデルです。


シャネル ジェイ トゥエルヴ ファントム H6185 ブラックセラミック 38mm

シャネル ジェイ トゥエルヴ ファントム H6186 ホワイトセラミック 38mm

ファントムは英語で「幻影」、「錯覚」などを意味する言葉です。

アラビア数字インデックスがアプライド装飾(立体仕上げ)になっており、インデックスの「影(ファントム)」ができることが名の由来となります。カラーが統一されているため、J12の中でも特にファッション要素が強く、時計が好きという方はもちろん、シャネルというブランド好きの方も選びやすいデザインかと存じます。

トーンが纏まっているため服の邪魔をせず、綺麗に着用頂け、個人的にJ12ならファントムが1番好みなモデルです。

H6185とH6186は2019年に誕生しました。
こちらのモデルはファントムというシリーズで言うと2代目となります。初代にあたるH3443はJ12「ホワイト」の10周年記念として2013年に発表されたもので当時のファントムはホワイトのみの展開でした。

シャネル ジェイ トゥエルヴ H3443 ホワイトファントムリミテッド 38mm
※2021/5/9現在在庫なし

また、2014年頃に誕生した「インテンスブラック」が比較的ブラックの面積が多いモデルですので、ファントム ブラックの前期モデルではないかと言われています。

シャネル J12 H3829 38mm インテンスブラック
※2021/5/9現在在庫なし

下記、歴代J12 ファントム一覧↓
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【2013年発表 初代ファントム(ホワイト)】
29mm H3705
33mm H3442
38mm H3443

※クォーツモデル
ベゼルはアラビア数字の記載なし
針はホワイト

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【2019年発表 2代目ファントム(ホワイト)】
33mm H6345
38mm H6186

【2019年発表 2代目ファントム(ブラック)】
33mm H6346
38mm H6185

※33mmはクォーツ、38mmは自動巻きムーブメント(Cal.12.1)
ベゼルにアラビア数字の記載あり
針はシルバー

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38mmケースのモデルには自社開発自動巻きキャリバー12.1を搭載しています。70時間のパワーリザーブを持つため、しっかり巻き上げていれば土日着用しなくても週明けも動き続けている点は実用性が高いです。

シースルーバックになった裏蓋からはムーブメントを眺めることができ、シャネルが好きで買ったという方でもこのメカニックな雰囲気や機械時計の良さを感じていただけるでしょう。

尚、2世代目となるファントムはカラー展開はブラックとホワイト。そして、サイズ展開は38mmと33mmになります。この写真では男性は38mm(ホワイト)、女性は33mm(ブラック)を着用しています。

メンズ時計の平均ケースサイズが40mmとなりますため、38mmは細身の方から平均的な腕周りの方が着用頂きやすいサイズです。ネイビーのスーツとも相性のいいホワイトで統一された時計はこれからの爽やかな夏にもよく合います。

また、女性の時計としては大きめの33mmですが、スポーティーなJ12のデザインが大きめなサイズでも良さとして働いてくれます。この写真ではカーディガンを着用していますが、デニムにTシャツなどカジュアルな服装と合わせても素敵に腕元を飾ってくれるでしょう。

シャネルのJ12はユニセックスなデザインとなりますため、シェアウォッチやペアウォッチとしても多くのお客様にお選びいただいているモデルとなります。本日は母の日。来月には父の日も控えております。J12のデザインがお好きな方へ、ぜひプレゼントにいかがでしょうか。

当店ではギフトラッピングも無料で承っております。誰かへ、またはご自身へのプレゼントにぜひご用命下さいませ。

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無料ラッピングサービスについてはこちら
シャネルの時計はこちら
シャネル J12はこちら

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その始まりは複雑機構から

2021年05月08日

いつもGMTブログをご覧いただきありがとうございます。

本日ご紹介の商品はこちらです。

フランク・ミュラー ラウンド 7000CCS3645 ラウンド バーティカルクロノ

フランクミュラーというと、ブランドの始まりとも言えるトノウカーベックスのような樽型のケースや、レクタンギュラーケースのモデルを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。

現在では、全体の生産数としてもそのような形が多いかと思います。

しかしながら、自身の名を冠したブランドを創設する1992年以前は、ラウンド型ケースの腕時計を主として製作していました。

元々は独立時計師として、様々な複雑機構を腕時計に載せることを得意とし、芸術的な側面、また技術者としての側面、どちらでも非常に高い評価を得ていた背景があります。

今回紹介のモデルも、その片鱗を見ることができるのではないでしょうか。

一目見ただけで、そのデザインの独自性を感じられるのもフランクミュラーの魅力の1つですが、こちらはバーティカルクロノグラフと呼ばれるモデルです。

クロノグラフ機構には、通常何分経過したか、また何時間経過したかを示す積算計が付いています。
そのインダイヤルを垂直に(バーティカルに)置いていることが名前の由来です。

タグホイヤーのホイヤー01も同じく縦置きですすが、より多くの機能を搭載しているのがこのモデルの優れた点。

特徴的なダイヤルを見ますと、渦を巻いているが速度を計測するタキメーター、円周の赤字のものが光と音の速度差を元に2点間の距離を測るテレメーター、この2つが備わっています。

このモデルが1940年代のパイロットウォッチをイメージして作ったことから、軍事目的として使われていたテレメーターを使用しているのでしょう。

メカニックなデザインも好印象で、それでいて収まりの良い絶妙なバランス感覚は、どこか複雑機構に特化したフランクミュラーらしさを感じます。

その他のディテールも見てみます。

インデックスの夜光塗料のふっくらとした載せ方も、ヴィンテージライクで良い点です。

プッシュボタンとケースのデザインもクラシカルで、36mmという大きさもベストサイズではないでしょうか。

複雑時計を得意とする「Master of Complications」の文字もしっかりと刻印されています。

フランクミュラーの中でもこのような少し前のモデルは密かに人気が高く、流通量も限られていますので、在庫のある今ぜひお早めにご検討ください!

パネライの文脈から逸脱した一本 ルミノール ダイヤモンドコレクション PAM00130

2021年05月07日

本日も当ブログをご覧くださいましてありがとうございます。

今回はこちらの時計を紹介いたします。

OFFICINE PANERAI オフィチーネ パネライ ルミノール ダイヤモンドコレクション PAM00130

こちらは2002年に100本限定で販売されたスペシャルエディションです。

スペシャルエディションは通常のモデルと異なり販売数が非常に少なく嗜好性が強い傾向にあり、特にパネライがヴァンドームグループ(現リシュモン)入りした1997年から2000年前後のスペシャルエディションは、パネライマニアのみならず腕時計マニアからも高く評価されているものが数多くあります。

例えばロレックスムーブメントを搭載した1997年のPAM00021や、プラチナケースにジャガールクルトベースのムーブメントを搭載した2004年のPAM00198などがありますが、それらの多くは当時高級ラインとされていたラジオミールでした。

今回ご紹介するPAM00130は当時少ないルミノールのスペシャルエディションであり、軍用時計の流れを守り続けるパネライにおいて希少なダイヤモデルになります。

その特別感は価格にも現れており、例えばロレックスデイトナ116503と、そのダイヤインデックスモデルである116503Gの定価差は20万円ほどですが、PAM00130の当時の定価はステンレス素材にも関わらず300万円以上ですので、いかにも特別なモデルであるということを主張しています。

また、多くが300M防水,少なくとも100M防水以上がほとんどのルミノールシリーズにおいて、このPAM00130はわずか30M防水であり、他のモデルのようなタフな扱いをしてはいけません、と暗に言われているかのようです。

この無骨さと繊細さを併せ持つ独特の雰囲気は、ルミノールダイヤモンドコレクションのみが持つ魅力でしょう。

パネライマニアの方に是非手に取っていただきたい一本です。

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GOLDEN WEEK SALE開催中!「最大20万円引き」になるお得なクーポンも!~5/9まで

2021年05月06日

皆さまこんにちは。
ゴールデンウイーク中はいかがお過ごしでしたでしょうか。5/9(日)まで連休の方は11連休と、なんとも羨ましい限りです。

現在、GMTではGOLDEN WEEK SALEを開催中です。最大56%OFFになる商品もあるので、是非サイトをチェックしてください。

また、オンラインサイトでのお買い物で「最大20万円引き」になる「ご優待チケット」を配布しております。(姉妹店の「BRILLER」でもご優待チケットを配布中です。女性へのプレゼントはぜひBRILLERをご利用ください。)

今回は、50万円以上の商品購入で「15,000円」OFF100万円以上で「50,000円」OFFとなり、大変お得です!
期間はゴールデンウィーク最終日の《5/9(日)23:59》までですので、このチャンスをお見逃し無いようご検討ください。

さて、本日はGOLDEN WEEK SALE対象商品の中から、ワイルドな方にお似合いの世界限定モデルを2本ご紹介いたします。

ウブロ・ビッグバン ウニコ サファイア オールブラック 411.JB.4901.RT

素材の魔術師ウブロだからこそ実現したサファイアクリスタルガラスをケースに採用した珍しい1本。サファイアガラスはダイヤモンドの次に硬いとされており、加工が難しいと言われています。人と被らない時計をお探しの方にもお勧めの「世界限定500本モデル」です。

ケースサイズ45㎜×暑さ約15.5mmのボリュームあるサファイアクリスタル素材のケース、ベゼル、スケルトンダイアル、ブラックのバックルなど、黒で統一したオールブラックが男らしさを演出してくれると思います。

72時間のパワーリザーブを誇る自動巻きムーブメント「ウニコ(Cal.HUB1242)」を搭載。

当店通常価格 4,880,000円(税込)→セール価格 4,351,000円(税込)ですので、今なら約53万円もお得にお求めいただけます!メーカー参考定価 7,359,000円(税込)ですので、お買い得感も満載です。

オーデマ ピゲ ロイヤルオークオフショア サバイバー 26165IO.OO.A002CA.01

ワイルドな時計の代表といっても過言ではないサバイバー。ここ最近相場が上昇しているロイヤルオークオフショアです。

こちらは2008年発表の「世界限定1000本」希少モデル。

特徴的な六角形ネジ留の八角形のベゼルと一目で分かるロイヤルオークでありながら、ラグ部分がくり抜かれている独特なデザイン性&存在感を放つ1本です。

ケースサイズ42mm×厚み約15.65mmのケースは硬くて軽いブラックコーティングのチタンを採用。プッシュボタンガードのがっしりとした感じと合わさり、男性らしい強さを持ちます。

自社製自動巻きムーブメント「3126/3840」を搭載。約50時間のパワーリザーブ、100m防水を誇ります。
裏蓋も面白いデザインをしています。

通常価格 3,880,000円(税込)→セール価格 3,680,000円(税込)ですので、今なら20万円お得にお求めいただけます!

この機会にご検討よろしくお願いいたします。

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時計専門店GMTで一番お得に早く賢くお買い物ができる方法をご存じですか?

時計専門店GMTで一番お得に早く賢くお買い物ができる方法をご存じですか?

2021年05月05日

当ブログをご覧の皆様、こんにちは。
当店のある東京都では、3度目の緊急事態宣言となり外出自粛要請が続いております。

時計専門店GMTは、現在11:30-18:30で営業中です。
WEBサイトからは、24時間お買い物をお楽しみいただけます。

さて、現在当店では2大キャンペーンを開催中です!
5/5までのGOLD WATCH selection

5/9までのGOLDEN WEEK SALE

秋冬に人気が出やすいレザーベルトタイプのお時計は、特にこの夏前にSALE価格になることが多いので結構狙い目です。

あわせて、5/9までのゴールデンウィーク限定…最大20万円OFFのご優待チケットも併用いただけます。
大変お得が満載な今回の限定SALE、是非お買い逃しのないよう気になるお時計を見つけて下さい。

お得と言えば、時計専門店GMTで誰よりも賢く、お安く優先的にお買い物ができる方法はご存知でしょうか?

結果から申し上げますと、「メールマガジンご登録者様」です!
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・誰よりも早く最新の入荷情報をゲット
・会員様だけの限定プライスでこっそりお得にお買い物
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そんな当店のメールマガジンを、是非この機会にご検討ください。

直近の実例といたしましては、このゴールデンウィークに合わせ続々と久々の入荷となった、ノーチラス、ロイヤルオーク、オーヴァーシーズ等所謂「ラグジュアリースポーツ」ラグスポ人気モデル達。

※5/5現在の新入荷一覧はこちら

お探しのお客様も多い、なかなか手に入らない大人気モデル達ですが…
メルマガ会員様にはWEBサイトに掲載されるより約1日早くご案内しておりました。

例えば、当店では各商品が入荷があった際に自動的にお客様にお知らせする【入荷したらお知らせ】機能をご利用のお客様には、WEBサイトに新入荷として掲載された際にご連絡がいきますので、まさにメルマガ会員様は「誰よりも早く」ラグスポ入荷情報をゲットできました。もちろん、メルマガ会員様だけはその入荷情報からそのままご購入いただくことも出来ますので、垂涎の本命モデルをライバルが情報を得る前に手に入れることもできます。

大人気モデルは、入荷したらお知らせ機能を使ってウォッチしてくださってるお客様も多いので、お知らせに気付いてサイトを見たときには既に先を越されて「商談中」なんてこともチラホラ…

情報を早く得られ、優先的にお買い物を楽しめるメルマガは大変オススメできるコンテンツです。
今後もメルマガ会員様にプライオリティーをおいた企画を随時計画中です。

さて、先述の通りこのゴールデンウィークには続々とラグスポモデル達の入荷がありました。
ノーチラス5711シリーズのお見比べまで叶う、滅多に無いレアチャンス。

ロイヤルオークも揃ってお見比べいただけます。

申し分の無い存在感、それでいれスッキリとしたエレガントさんが共存する41mmサイズ

AUDEMARS PIGUET オーデマ・ピゲ ロイヤルオーク 15500ST.OO.1220ST.04 ロイヤルオーク 41mm シルバー

AUDEMARS PIGUET オーデマ・ピゲ ロイヤルオーク 41mm 15400ST.OO.1220ST.01 ブラック

平均的な日本人男性の手首サイズには相性抜群な39mmサイズ

AUDEMARS PIGUET オーデマ・ピゲ ロイヤルオーク 15300ST.OO.1220ST.02 ブルー 39mm

輪郭を際立たせるエッジに、ブレス形状からも実サイズ以上の存在感があるが故に品良くまとまる37mmサイズ

AUDEMARS PIGUET オーデマ・ピゲ ロイヤルオーク 15450ST.OO.1256ST.01 シルバー 37mm

また、クロノグラフモデル人気筆頭26331系からはブルーも入荷!

AUDEMARS PIGUET オーデマ・ピゲ ロイヤルオーク クロノグラフ 26331ST.OO.1220ST.01 ブルー

どのブランドにおいても、大人気モデル達。なかなか実機をご覧になれないというお声も多いです。まして、お見比べなんて夢のまた夢…というお話も聞こえてきます。

今なら!時計専門店GMTでは、これら全てご覧いただけます。
(最新の在庫状況は、お手数ですがお電話またはWEBサイト商品ページからご確認下さい)

合わせて、当店では今後LINEでお友達をしてくださったお客様限定での企画も計画中です。

時計専門店GMTで1番早く・確実・お得にお買い物ができるメールマガジン・LINEお友達登録を是非この機会にご検討ください。
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皆様こんにちは。
GMTブログをご覧いただきましてありがとうございます。
GMTでは現在“GOLD WATCH SELECTION“と銘打って、特設ページにて金を用いた時計や金色の時計をご紹介しています。

そこで、今回は時計に用いられるについてご説明いたします。

現在腕時計の外装部分に使用される金は純金ではなく18K(Karat)が主流です。金の純度を表すカラットは24分率での表記ですので、24Kが純金。24K=100%と考えると18Kの純度は「18÷24×100=75」となり純度75%となります。

24Kではなく18Kを使用する理由としては、金は希少金属ですので高額なため、純金を使用すると価格が高くなってしまうということもありますが、最大の理由は金の硬度です。
24Kの硬度は22(ビッカース硬さ:HV換算)、ステンレスは187(ビッカース硬さ:HV換算)※一般的に多く用いられるSUS304の場合
このように24Kは非常に柔らかいため、携行品である腕時計には不向きです。
そこで18Kは純金に銅・銀・パラジウムといったほかの金属を加え処理することで、硬度を上げています

また、18Kは加える金属の配合比率により色合いを変化させることも出来ます。
イエローゴールドの場合は一般的に銅や銀等を加えます。

ピンクゴールドにはイエローゴールドより銅の割合が多くし、赤っぽい色になります。

ホワイトゴールドには銅や銀の他にパラジウム等が加えられています。

配合する金属の違いや配合比率により、メーカーによる色合いの違いや、高度の違いが出てきます。

一番違いがわかりやすいのがピンクゴールドだと思います。
いくつかピンクゴールドの時計を見てみましょう。

CARTIER カルティエ ドライブ ドゥ カルティエ ピンクゴールド レザー WGNM0003

こちらのピンクゴールドは淡い色合いで、どちらかといえばイエローゴールドに近い色合いとなっています。

LANGE & SOHNE グランドランゲ1 デイマティック 320.032

こちらは赤みが強くなりピンクゴールドの特徴が分かりやすいと思います。

ROLEX ロレックス デイトナ 116505A ピンク

ロレックス現在使用しているローズゴールドは「エバーローズゴールド」と名付けられたロレックス独自の金属です。
金は耐腐食性に優れて金属ですが、18Kの場合は25%の違う金属は配合されるため変色が起ります。
特ピンクゴールドの場合は銅の配合量が多いため、変色しやすくなっています。そこでロレックスは少量のプラチナを配合することで、耐久性を高めました。他のメーカーのピンクゴールドに比べて、透明感のある色合いとなっています。

このほかホワイトゴールドでも処理の違いにより光沢感や色合いが変わってきます。
このようにゴールドは各メーカーでの違いが分かりやすく、とても個性が出やすい素材です。

上に書いたように変色も出てきますが、基本的にはセーム革や等の時計拭きで拭いてあげれば取れますので、お手入れもすごく大変というわけではありません。
ゴールドを用いた時計は、手に取った時の重量感や、腕に乗せた時のすっと体温になじむ装着感など、ゴールドならではの満足感があります。
その普遍性から愛し続けられてきたゴールドは、時を超える魅力と価値を持つ高級時計にこそ、ふさわしい素材ではないでしょうか。

魅力あふれるゴールドウォッチを一堂に会した特設ページをぜひご覧ください。

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ダイバーズウォッチとしてもスパイウォッチとしても万能なサブマリーナー

2021年05月03日

ROLEXで発売しているダイバーズウォッチは
サブマリーナー
サブマリーナー デイト
シードゥエラー
シードゥエラー ディープシー
以上の4種類があります。

その中でもサブマリーナー、サブマリーナーデイトの2モデルは普段使いにも使える人気モデルです。デイト表示があるか無いかの違いで好みは分かれますが、どちらもスッキリとしたデザインが特徴的。

サブマリーナーのダイバーズウォッチとしての機能、デザインは多くのダイバーズウォッチの模範になっており、ダイビングをする上で必要な機能が盛り込まれています。

【潜水時間を計測できること】
ダイビングしているときに何分ぐらい時間が経過しているのかを回転ベゼルによって確認することができます。ベゼルは反時計まわり回転する逆回転防止機能が備わっていて、ダイビング中に万が一ベゼルが回転するのを防いでいます。

【クロマライト ディスプレイと防水性能】
クロマライト ディスプレイは海に潜る深さが深いほど威力を発揮します。初級ダイバーが潜れる最高18mなら太陽の光が届きます。中級ダイバーになると潜れる最高30m。上級ダイバーはそれ以上深く潜ることができます。

ダイバーはダイビングの回数を重ねるにつれて深く潜ろうとするのは「知らない世界をのぞいてみたい」という好奇心に突き動かされるからと言われています。そのため深く潜れば潜るほど光が届かなくなり、岩陰などに入ったら光は届かなくなります。深く潜ってもダイバーが安全に時間を確認できるように長時間光が継続するクロマライト ディスプレイが備わっています。また好奇心旺盛なダイバーが深く潜っても時計が動き続けるように水深300mまで稼働する防水性能はとても頼りになる存在になるでしょう。

※写真はぱくたそ(www.pakutaso.com)参照

また、シンプルなデザインと高い性能があるサブマリーナは度々映画にも登場します。有名な映画だと『007』です。

『007』と言えば主役はジェームズ・ボンド。殺しのライセンスを持ったエージェント。そんな彼が身につける時計は通称“ボンド・ウォッチ”と呼ばれ世界中のボンドファンにとって憧れのアイテムの一つです。

第17作「007 ゴールデンアイ(Golden Eye)」以降の作品は『オメガ シーマスター』を着用していますが、第1作ではサブマリーナーを着用しています。

第1作 1962年公開『007 ドクター・ノオ』から1965年公開『007 サンダーボール作戦』までジェームズ・ボンド役を演じた故ショーン・コネリー氏がRef.6538を着用。

その後、
1969年公開『女王陛下の007』Ref.5513
1971年公開『007 死ぬのは奴らだ』Ref.5513
1974年公開『007 黄金銃を持つ男』Ref.5513
1989年公開『007 消えたライセンス』Ref.16610
多くの『007』作品でボンドはサブマリーナーを着用。
この頃はジェームズ・ボンド=ROLEXというイメージが定着していたのかもしれません。

現在当店にある同じ型番の商品ですと、1969年『女王陛下の007』で着用されていたRef.5513の在庫がございます。

ROLEX ロレックス サブマリーナー 5513

こちらは63年から89年まで製造されたノンクロノメーターのサブマリーナーです。25年の間、製造され愛されただけあってコレクターの中でも保有率が高く、人気が衰えないモデルです。

インディックスにメタル枠が無い「フチなし」、文字盤インディックスのドット部分が通常よりやや大きく表示された「マキシダイヤル」仕様のモデルになります。

「フチなし」「マキシダイヤル」はRef.5513に多く、現在のサブマリーナーに比べてよりアンティーク感が強いモデルになっています。

『007』に限らずスパイ映画を見ているとサブマリーナーが出てくることが多々あります。海や川、空に大地とさまざまなシーンでアクションをするので、必ず動作する時計として使用ができるからかもしれません。

元祖とも言われているRef.6202が発売してから約70年近くが経ち王道の一本と言われるサブマリーナー。定番だからこその安心感と信頼感で多くのお客様から支持されています。また、どんな場面でも信頼できるので、プライベートやビジネスで自分を奮い立たせる一本、自分を演出するための一本として選んでいただいても良い選択になります。
是非、お客様の目的にあったサブマリーナーをお選びください。

サブマリーナーの購入はこちらから

人気急上昇中のウォッチメゾンTUDOR(チューダー)

2021年05月02日

GMTブログをご覧の皆様こんにちは。
本日は今注目の「TUDOR(チューダー)ウォッチ」をご紹介させて頂きます。

ロレックスの近年の価格高騰はウォッチファンの間ではご存じの方も多いかと存じますが、その影で着々とファンを増やしていっているブランド、それが「TUDOR(チューダー)」です。
ロレックスとチューダーは切っても切れない姉妹ブランド。元々はロレックスの高い技術力を広める為、1926年に誕生した歴史もしっかりあるブランドです。
ロレックス高騰の中、比較的手を出しやすい価格はもちろん魅力的ですが、本家ロレックスでは作られることのないビンテージテイスト溢れるディティールや、ユニークな仕様が長年のウォッチファンも認めるオリジナリティを創り出しています。

本日はそんなチューダーからまずは1本、「ブラックベイ フィフティエイト 79030B」です。

ブラックベイ フィフティエイト 79030B

昨年(2020年)に発表された本作、腕なじみの良い39mmのケースサイズと往年の「チュードル青サブ」を彷彿とさせるブルーのカラーが多くのファンの心を掴み、現在でも正規店での入手が困難な逸品です。
エッジに丸みがある風防や「イカ針」と呼ばれる特徴的な短針のデザインなど、ビンテージテイストをふんだんに盛り込んだ作りになっております。
ブラックベイ フィフティエイト 79030Bにはスチール製ブレスレット仕様もございますが、今回のご紹介はシンセティックレザーを用いたソフトタッチストラップモデル。
上品で雰囲気のある佇まいがお洒落です。また、軽量で付け心地もグッド。
すでにブレスレットタイプの時計はお持ちで、2本目・3本目に、というお客様にもおすすめです。

続きましてはこちら。
ヘリテージブラックベイ ブラックPVD 79230DK

こちらもロレックスには無い仕様で、ケース全体にブラックPVD加工を施した珍しいモデルです。ダイヤルの潜水可能域表示に赤を用いるところがロレックスのビンテージ「赤サブ」を思わせ、ファンを引き付けるポイントになっています。
一部にはロレックスの時計をカスタムとしてPVD加工を行うマニアがいらっしゃいますが、こちらはメーカー純正でこの仕様。デザインのカッコよさはもちろん、お買い得感も高い1本です。

最後はこちら。

ヘリテージブラックベイ GMT 79830RB ブルー/レッド ファブリックベルト

赤青のベゼルが目を引くGMTモデル。現行のロレックスではセラミック製になっていますが、こちらはビンテージ仕様のメタル製。高級感やキズの付きにくさではセラミックに軍配が上がりますが、逆にそのキズも併せて経年変化を楽しみたくなるのがこちらのモデルです。
セットアップのファブリックベルトは重さを感じさせない上に大変質感が良く、一度使うと癖になる気持ちよさです。ファブリックベルト未体験のお客様にはぜひおすすめです。

ロレックスのデザイン良さを受け継ぎつつ、新たな魅力を発信するブランド「TUDOR(チューダー)」
これからも新たなファンを獲得していく注目のウォッチメゾンです。
本日もご覧頂きありがとうございました。

その他のチューダーの時計はこちらからどうぞ。

【ポストヴィンテージ】ロレックスコスモグラフデイトナRef.16520白文字盤

2021年05月01日

当ブログをご覧の皆様こんにちは。
いつも腕時計専門店GMTをご利用いただきまして、誠にありがとうございます。

さて今回は、ポストヴィンテージロレックスとして年々入手困難になりつつあるコスモグラフデイトナRef.16520白文字盤を紹介させていただきます。

ROLEX ロレックス デイトナ 16520 ホワイト オールトリチウム

Ref.16520 は、コスモグラフデイトナの第4世代。手巻きムーブメントからロレックス史上初の自動巻きクロノグラフムーブメントへ大きな転換点となったモデルで、サファイアガラスやリューズガードを採用し、デザインはその後に続くRef.116520や現行Ref.116500LNと多くの類似性が見られ、現在においても古さを感じさせません。

そしてロレックスファンにとって一番のポイントはやはり、ゼニス社の傑作自動巻きクロノグラフムーブメント「エル・プリメロ」をベースにロレックスが独自改良したCal.4030が搭載されているということでしょう。振動数を毎時36,000から28,800に落とし耐久性を増し、またテンプを大型化し精度の安定性を向上させCOSC公認クロノメーターも取得しました。

Ref.16520のダイヤルカラーの人気は長らく黒文字盤>白文字盤でしたが、近年は現行のRef.116500LNに似たインダイヤルの縁取りが黒でよりメリハリのある白文字盤の人気が増したようで価格も黒文字盤との差は無くなりました。

12時位置の5行の文字が少しに下に配置されているMK-5になります。
インデックスはトリチウム仕様。6時位置の表記がトリチウム仕様であることを表示する「T SWISS MADE T」の表記が入ります。


1995年頃からクラスプ部分がシングルロックからフリップロック機構が備わったWロック式のブレスレットに変更されました。

クラスプには横穴があり容易に微調整が可能です。

気品が感じられスーツスタイルにも合います。

Ref.16520は製造本数の少なさや他社ムーブメントを採用した最後のデイトナとして価値が下がる要素がなく、市場に流通する機会も年々減少傾向です。
市場価格が徐々に上がり続けている今、300万円付近で買える本モデルを押さえておいて後悔はない1本と言えます!

もちろんこちらの商品も「60回まで金利0%キャンペーン」をご利用いただけます。ぜひご検討くださいませ。

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星と百合と共に美しい時間を【Breguet クラシック シリシオン 5178BR/29/9V6 D000】

2021年04月30日

GMTスタッフブログをご覧の皆様、こんにちは。
本日も当ブログをご覧いただきありがとうございます。

日中の気温も徐々に上がってきて、もう夏も近いと感じさせる日々が続いております。
皆様も気温の変化に伴う体調の変化にはお気をつけください。

本日はGMT公式LINEをお友達登録するだけで、抽選で10名様にウォッチケースが当たるキャンペーン応募最終日です!QRコードを読み込んでお友達登録するだけのお得なキャンペーンですので、ぜひまだの方はお友達登録をお願いします。
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さて、本日ご紹介する腕時計は老舗高級時計ブランドBreguetからこちらです。

BREGUET ブレゲ クラシック シリシオン 5178BR/29/9V6 D000

こちらのクラシック シリシオン、注目したいのはそのデザイン性の高さです。

まずは文字盤から見ていきましょう。

真っ先に目を引くのは、ブランドの最大の特徴であるブレゲ針とブレゲ数字だと思います。ブレゲ針の特徴は穴が空いていて、先端が月を連想させる斬新なデザインです。このスリムですっきりとしたデザインは、アブラハム ルイ=ブレゲによって考案されてから2世紀以上にわたる歴史を誇ります。
1783年頃に誕生し、「ブレゲ針」と言う言葉が時計業界に広く浸透するまでになりました。

ブレゲ数字はその独特の丸みのある字体が非常に特徴的。当時このデザインを担当したのはアブラハン・ルイ-ブレゲです。ブレゲ自身は書人として有名ではありませんでしたが、ブレゲ数字には機能性とエレガンスの融合という彼の天賦の才能が見て取れます。ブレゲ数字が初めて登場したのはフランス革命以前に遡りますが、当時の文字盤にはこの数字に小さな星を象った分目盛や、百合の花をモチーフにした5分ごとの目盛りが組み合わされていました。

もちろん、こちらのクラシックにもしっかりと百合と星が目盛りに組み込まれています。

ブレゲ数字は今日でも特にエナメル文字盤に使われることが多く、こちらのモデルも普通のエナメル文字盤の上位互換であるグランフーエナメルが採用されています。

通常のエナメル技法との違いは、焼き上げる「温度」にあります。通常のエナメル文字盤は800度近くの熱によって焼き上げますが、グランフーエナメルは1000度以上の熱で文字盤を焼き上げるのが基本です。その焼き上がりは通常のエナメル文字盤よりも遥かに美しい仕上がりとなります。

グランフーという名は、gran=大きい、feu=炎、大きな炎が出るほどの高音で焼成することが由来となっています。ただでさえ、温度管理や調整が難しいエナメル技法の難易度をさらに上げているので、このグランフーエナメル文字盤を作り上げることのできるブランドは数少ないと言えるでしょう。

ブランドの時計が急速に成功を収めると、世の中に偽物も出回るようになりました。このことをきっかけに、1795年頃でらブランドの時計すべてにシークレット・サインが用いられるようになりました。
鋭いノミで文字盤に刻まれたサインは、一見見えづらく斜めにして光に翳してようやく判読できるものです。このサインは本物のブレゲ・ウォッチの証となっています。

そしてブレゲ・ウォッチの特徴であるコインエッジもしっかりと施されています。
このコインエッジはゴールド素材に「冷鍛」という治金作業を施し、しっかりと固定した器具で手作業により刻み込まれます。ブランドの技術力の高さが窺える技法です。

ブランドは、ラグとストラップの固定にバネ棒を用いず、ネジによって固定しています。ネジを採用する理由は、ラグをケースにしっかりと固定するという技術的な理由に加えて、一貫した美観を維持すると言う理由も兼ね備えられています。
この作業も高度な熟練技術が要求される技法です。

ベゼル部分にダイヤモンドがあしらわれているので一見派手な印象ですが、粒が小さめのため実際に着用するとそこまで派手な印象ではありません。ケースサイズは38mmですので、日本人男性の腕元にしっかりと収まるサイズ感です。メンズライクな時計が好きな女性の方にも、もちろんご使用いただけます。

Breguetの意匠が詰まった5178BR/29/9V6 D000を是非ご検討いただけましたら幸いです。

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隠された魅力【PATEK PHILIPPE カラトラバ 5227J-001】

2021年04月29日

皆様こんにちは。
店舗スタッフの青木です。
本日ご紹介する腕時計は、時計業界を牽引し続けるパテック・フィリップからこちらのモデルです。

PATEK PHILIPPE カラトラバ 5227J-001

パテックフィリップの王道モデルであるカラトラバは歴史も長く、人気も高いモデルで、数多くの時計愛好家から支持されているドレスウォッチの完成形として上げられる稀有なモデルです。
カラトラバの由来はブランドの象徴として4つの百合の花を組み合わせたカラトラバ十字のエンブレムが名前の由来になっており、ラウンド型腕時計の古典として、またパテック フィリップを象徴する最も美しいモデルとして世界中で愛されている時計になります。

カラトラバはバリエーションも多岐にわたり、現行モデルだけでもバリエーションは30種類以上。大きく系統を分けると初代カラトラバref.96の系譜を継ぐ96系、ハンターケースを備えたオフィサー系の2つに分けることができます。ref.5227Jは中でもハンターケースを備えたオフィサー系のモデルです。どちらの系統でも、シンプルなデザインながらもエレガンスさを醸し出すカラトラバには憧れを持たれてる方も多いのではないでしょうか。

文字盤カラーは上品なアイボリーダイアルに、ラック塗装をしており、独特の光沢感を演出しており、また、針にはゴールド製のバトン型アワーインデックスを採用し、一切無駄のないシンプルな作りとなっています。

ケースからラグにかけての曲線美も非常に見事な物で、細部にまで徹底された美しい仕上げもカラトラバならではと言えます。

ヒンジ付きカバーを持つケースはパテック・フィリップの技術者達が数年かけて開発しました。インビジブル・ヒンジはケースサイドに配置されたヒンジがほとんど見えない処理が施されているのが特徴的です。
見た目としての派手さは少ないですが、流石パテック・フィリップと言えるインパクトがあります。

サファイヤクリスタルバックからはカラトラバ十字が刻印された21K製のゴールドローターと美しい仕上げのムーブメントを見ることが出来ます。ムーブメントは自動巻のCal.324SCを搭載。ジャイロマックステンプに加え、シリコン系の独自素材であるシリンバーを使ったヒゲゼンマイと、巻き上げ効率に優れた21K製ゴールドローターを採用しています。

カラトラバというと手巻きと言うイメージが強い方が多いかと思いますが、近年カラトラバに自動巻き式ムーブメントが採用されることが多くなりました。自動巻きのメリットは非常に多くありますが、カラトラバの手巻きモデルが減っている事には少し寂しさを感じます。ちなみに先日発表された新作カラトラバ、ref.6119には手巻き式ムーブメントが採用されていました。直径39mm、厚さ8.1mmのケースに自動巻きムーブメントを搭載するのは、パテックフィリップにとって難しくないことだと思うのですが、昔ながらの手巻きムーブメントを貫いたところにこだわりを感じられます。

2019年にはカラトラバや多数のモデルが廃盤となったこともあり、スポーツモデルに限らず、近年ではパテックフィリップの腕時計の入手が難しくなっています。当店に在庫のあるこのタイミングを是非お見逃しの無きよう、ご検討いただけますと幸いです。

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デイリーユースにぴったりな本格時計【ヴァシュロン・コンスタンタン フィフティーシックス・デイ/デイト】

2021年04月28日

GMTブログをご覧の皆さま、こんにちは。
本日も当ブログをご覧いただきありがとうございます。

今回ご紹介する腕時計はこちらです。

VACHERON CONSTANTIN フィフティーシックス・デイ/デイト 4400E/000A-B437

もともと、フィフティーシックスは1956年に発表された「Ref.6073」から着想を得て発表されたモデルですが、単なる復刻ではなくより現代的にブラッシュアップさせた一本です。特徴である日付、曜日表示にはツーカウンターのインダイヤルが使用されており、6時位置のパワーリザーブ計は日常使いにおいて非常に便利かつ視認性においてもバランス良く配置されています。

文字盤ですが、ダイヤルの中央にはオパーリン、外周にはサンバースト、またサブダイヤルにはスネイル仕上げとそれぞれ別の仕上げが施されていますが、グレーカラーのワントーンで構成されており、とてもまとまりの良く、奥行きの感じられるデザインとなっています。

同コレクションの3針オートマティックや、コンプリートカレンダーに比べこちらのデイデイトはよりメカニカルな且つスポーティな印象を感じますが、クラシカルなデザインを得意とするヴァシュロン・コンスタンタン、言わずもがなスーツとの相性は抜群です。

3針モデルはジュネーブシール未取得ですが、自社製ムーブメントCal.1326が搭載されており、定価約130万円と実用的なコストパフォーマンスを実現させたことも大きな話題になりました。
しかしこちらはジュネーブシールを取得した自社製Cal.2475 SC/2を搭載。シースルーバックから覗くテンプの受け板にはゴールドに刻まれた刻印をしっかりとご確認いただけます。

どちらが、良い、悪いと甲乙をつけることはもちろんできませんが、世界三代ブランドの購入にあたって、ジュネーブシールの有無を重要視される方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。

皆さまもヴァシュロン・コンスタンタンらしいエレガントさと伝統が感じられるフィフティーシックスをぜひお手元でご確認ください。

GMTではご来店いただいたお客様の検温、店内のアルコール消毒の徹底、また各接客スペースにアルコール消毒を設置するなど、万全の体制にてお客様のご来店をお待ちしております。

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ブレゲ トラディションの新作入荷しました

2021年04月27日

当ブログをいつもご覧いただきありがとうございます。

ゴールデンウイークを前に3度目の緊急事態宣言が発令されましたがGMTではいつでもインターネットでお買い物をお楽しみいただけるようにコンテンツの充実に努めていきたいと励んでいますので、チェックしていただけたら幸いです!

■インターネットは365日休まず営業中!営業時間等、詳細はこちらから

本日紹介させていただく商品は、先日入荷しましたブレゲの2020年の新作「トラディション レトログラード デイト 40mm 7597BR/G1/9WU です。

GMTでも人気のコレクション、ブレゲの「トラディション」ですが特徴はオフセンターの文字盤を12時位置に配し、せわしく動くテンプをはじめとした機械式の時計がカチコチ動いている様子を他のスケルトンの時計とは一味違う見せ方をしているところです。

GMTではその独特の「鼓動」ともいえるこの時計の動きを動画でも紹介しているのでご興味いただければこの後リンクを付けている商品ページでもぜひご覧下さい。

そして昨年になりますがこの「トラディション」コレクションに待望の新作が追加されました。

ブレゲ トラディション

トラディション レトログラード デイト 40mm 7597BR/G1/9WU

今回の新作でブレゲが搭載した機能は「レトログラードデイト」の機能でした。この機能は文字盤を1週して一か月を表す「ポインターデイト」とは異なり、扇状に配置されたインデックスでて一か月を表し、月末の31日が終われば瞬時に1日の位置に針が戻る複雑機構です。

この画像は時計の2時側から撮影していますが、4時位置から8時くらいまでの位置で1か月を表しています。

日付の調整は11時位置のプッシュボタンで簡単に行えるので30日で終わる月でもリューズ操作なしにワンプッシュで調整できます。
このプッシュボタンはねじ込み式になっているのでロックされていれば不意に押してしまう誤作動の心配もありません。

そして特筆したいがこの日付を指す「針」です。この針はセンターに位置されているのでダイヤルの下に軸があります。しかしこのモデルの特徴であるテンプ受け等はダイヤルと同じ位置くらいの高さにセットされており、その機械の中を潜り抜けるようにクランク型に曲げられたこの針の形状は見ていてなぜかわくわくします。

今回採用された風防はプラスチック風防時代を彷彿とさせるベゼルから一段盛り上がったデザインで、クラシックな感じの中にサファイヤクリスタルの質感が感じられます。ケースサイドはもちろん「コインエッジ」です。


バックスケルトンから見えるムーブメントも個性的です、通常バックスケルトンの時計は「コートドジュネーブ」に代表されるように彫刻的アプローチが主流ですが、このモデルは所謂梨地の「サンドブラスト」仕上げでまた違った武骨でクラシカルな印象を与えています。

自動巻きであるこのモデルならではのさらなる遊び心はこのローターです。ブレゲが初めて自動巻きの時計を制作した時のローターの形状をモチーフにしていて一般的なの半円形のローターとは一味違った印象です。

その他にも定番の「ブレゲ針」などこのコレクションは機械式時計を所有することの楽しさを色々と持っていることが人気の秘密なのかなと思います。

シンプルなモデルからデュアルタイムまでラインナップの傑作「ブレゲ トラディション」シリーズはこちらから

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36mm 369ダイヤル オイスターパーペチュアル 116000

2021年04月26日

2021年の新作が一斉に発表され、様々なモデルが話題になっています。
当ブログでも触れている通り、ロレックスでは50周年を迎えるエクスプローラーIIの新作「Ref.226570」を抑えて、36mmに回帰したエクスプローラーI「Ref.124270」が注目されています。

それによって、話題になっているモデルがオイスターパーペチュアル Ref.116000です。

ロレックス オイスターパーペチュアル 116000 ブルー 369

昨年新作「Ref.126000」が発表され、それに伴い生産終了となったモデルです。
ご覧いただいて分かる通り、針はメルセデスでないもののケースサイズが36mm、ダイヤルが369アラビアインデックスとエクスプローラーIとうり二つのデザインなのです!

オイスターパーペチュアル Ref.116000エクスプローラーI Ref.114270

しかも、エクスプローラーIにはないトレンドカラーの1つともいえるブルーダイヤルで、エクスプローラーIにカラーバリエーションがあったらこんな感じと思わせてくれます。
また、エクスプローラーIと似ているせいもあってか126000では369アラビアインデックスは、現行のオイスターパーペチュアルでは採用されませんでしたので、現行にはないデザインです。
シンプルなオイスターパーペチュアルはオンオフ問わず、様々なシーンで使用できますが、その中にも個性があるモデルといえます。

ムーブメントは、新型ムーブメント「Cal.3230」が出来るまで20年以上採用されてきた名ムーブメントです。
そのため、同じムーブメントの型番でも徐々に改良が加えられており、2019年保証書のこの個体は「Cal.3130」の中でもベストな状態のムーブメントが搭載されていることになります。

40mm以上がスタンダードになりつつあったなか、36mmケース人気が再燃しています。
今後も40mmを下回るモデルが増えてくるのではないでしょうか。

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第二世代のマリーンシリーズ【マリーン・クロノグラフ5827BR/Z2/5ZU】

2021年04月25日

皆様こんにちは。
店舗スタッフの早川です。

本日ご紹介しますお時計は、ブレゲからこちらのモデルです。

「マリーン・クロノグラフ5827BR/Z2/5ZU」

ブレゲは、言わずと知れた世界五大時計の一角を担う高級時計メーカーであることは言わずもがな。そんなブレゲにおいて、ディスコンとなった今でも人気が衰えることを知らないのは第2世代のマリーンシリーズでしょう。ブレゲの伝統的な特徴を持ちながら、よりスポーティでモダンなスタイルはおよそ15年の歳月が流れている事を感じさせません。ではなぜこのモデルが、ディスコンとなった今でも多くの方から支持されているのかと言えば、デザインの美しさに尽きると思います。今回はデザインに焦点を当ててこちらのマリーンクロノグラフ5827をご紹介していきます。

ブレゲは手動旋盤による繊細な彫り模様、所謂ギョシェを腕時計の文字盤に初めて採用したブランドです。

複数の模様を組み合わせることで繊細さや品格を感じさせてくれるだけでなく、光の反射をコントロールし、視認性の向上にも一役かっています。こちらのマリーンクロノグラフ5827ではゴールド製の文字盤にブレゲ伝統のギョシェ彫りが購入の決め手となるお客様も多いことと存じます。

ブレゲと言えばケースサイドに施された「コインエッジ」(溝を施す装飾)もブランドの大きな特徴のひとつとして広く認知されています。ギョシェ彫りやブレゲ針などは他の多くの時計にも採用されますが、このコインエッジが他の時計と区別するための特徴の一つとなっています。この溝の模様は、ゴールド素材に冷鍛という冶金作業を施し、専用の工作機器を使い手作業により刻みこまれます。

マリーンは創設者アブラアンルイ・ブレゲが製作したフランス海軍の航海用精密時計、マリン・クロノメーターから着想を得て誕生したコレクションです。そのためマリーンコレクションでは随所に波をイメージしたデザインコードが散りばめられています。以下をご覧ください。

リューズガード

バックルと定革・遊革

ムーブメント

いずれにも波のモチーフが見て取れます。
ムーブメントをご覧頂いたので機構についても簡単にご紹介致しますと、こちらは普通のクロノグラフではなく、リセットボタンの操作で連続的に新しい計測を可能とするフライバック・クロノグラフとなっています。
同ブランドの「タイプXXI」と同じく、クロノグラフの連続計測が容易に可能なフライバック機構を搭載し、且つセンターのクロノグラフ秒針と同軸の分針による60分積算表示など使い勝手を考えた非常に凝った仕様となっています。

マリーンならではの上品なデザインと合わせて、クロノグラフ機構についてもブレゲの素晴らしい時計製造技術を存分に楽しむことができます。
本日ご紹介しているお時計は新品であり、出荷時の保護シールも残っている状態です。今後ますます希少となってくるマリーンクロノグラフ5827を新品で入手可能な今が買い時な1本です。

こちらのお時計もジャックス「60回まで金利0%キャンペーン」をご利用いただけます。

是非この機会をご利用くださいませ。

日本限定のシンプル且つ美しい時計【ヴァシュロン コンスタンタン パトリモニー トラディショナル スモールセコンド 82172/000G-B432】

2021年04月24日

当ブログをご覧の皆様こんにちは。

本日は日本限定の珍しい時計が入荷したので紹介したいと思います。

ヴァシュロン コンスタンタン パトリモニー トラディショナル スモールセコンド 82172/000G-B432【日本限定75本】

ヴァシュロンコンスタンタンといえばパテックフィリップ、オーデマピゲと並び世界三大時計メーカーとしても知られ、三大時計メーカーの中でも最も歴史が古く、創業が1755年と260年以上にわたり素晴らしい時計を輩出しています。

1917年に日本で始めて取引し、その100周年を記念したとして今回紹介するトラディショナルが、2017年日本限定で75本のみ製造され、国内正規店でのみ販売されました。

Ref.82172自体、2013年に製造が始まり、非常にシンプル且つ美しい時計として注目を浴びました。1930年から1950年代よる作品へのオマージュであるトラディショナルは伝統的なデザインを受け継いでいます。

細いベゼルにストレートラグ、スモールセコンドの手巻きと古き良き味わいを感じさせます。

文字盤はグレー。プラチナの82172/000P-9811でも同じグレーを使っていますが、こちらの日本限定では中央から放射状に入ったギョーシェ模様が特徴的で日の出を連想させ日本を連想させる造りになっています。ホワイトゴールドのアプライドインデックス、ドルフィン針と非常にマッチしています。

そして文字盤の12時位置には「JAPAN 100 YEARS LIMITED EDITION」の文字がひっそりと刻まれています。

ケースのサイズは大きすぎず小さすぎない38mm、ケースの厚さは7.77mmと縁起の良い数字が並びます。またケースバックには限定本数の「75piece」が刻印されています。

シースルーバックから見えるムーブメントはジュネーブ・シールの基準をクリアしたCal.4400AS。ストライプとペラルージュ模様で装飾されます。ムーブメントの厚さは2.8mmながらパワーリザーブを65時間と見た目の美しさもこだわりながら実用性にも優れます。

通常のトラディショナルにない特別な特徴あるモデルに仕上げっています。

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マイスタージンガー全品値下げしました!

2021年04月23日

当ブログをご覧の皆様こんにちは。

GMTで取扱している「マイスタージンガー」全品値下げ致しました。

マイスタージンガーを知らないという方も、この機会に是非名前を知っていただければと思います。

マイスタージンガーという言葉は、中世〜近世でドイツの手工業ギルドが与えたマイスター称号の1つです。
日本語だと親方歌手…となるそう。
思わず北島三郎を思い浮かべてしまうのですが、大物歌手に与えられる称号という訳ではなく、当時のドイツのギルドで詩と歌の腕を磨き合う文化があったとのことで、それに秀でた人に贈られた称号だったようです。

マイスタージンガーは、2001年にドイツのミュンヘンで創業されたとても新しいブランドです。
ちなみにユニバーサル・スタジオ・ジャパン、ディズニーシーも2001年に開園しています。
地方にお住まいの方だとわかると思うのですが、お馴染みのジャスコがイオンに名称が統一されたのもこの年だったとか…。
懐かしいような、まだまだ最近のことのような感覚になります。

2001年にミュンヘンに創業したマイスタージンガーですが、時計の組み立ては全てスイスで、デザインはドイツで行われています。

マイスタージンガーのモデルは下記の通り。

サルトラ ジャンピングアワー アイボリー SH903

N°01 City Edition Tokyo ED-C17-TOKYO 日本10本限定

ネオ Plus グリーン NE409

パンゲア PM908 ブルー

ご覧いただくとすぐにわかったと思うのですが、マイスタージンガーのデザインの特徴は【シングルハンド】です。
通常時計は時刻を示す時針、分を示す分針の2本の針が使用されていますが、マイスタージンガーの時計は針が1本だけ。
これは創業者のマンフレッド・ブスラー氏が中世の塔時計や日時計からデザインの着想を受けているからと言われています。

創業当初は他社製ムーブメントを搭載していたブランドですが、昨今は自社製ムーブメントの開発にも力を入れており、今後の展開が楽しみなブランドでもあります。

ぜひこの機会に購入をご検討ください。

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