GMTブログをご覧の皆様こんにちは。
店頭スタッフの髙橋です。
都内は最高気温30度以上を超す日が出てまいりました。
今年はあまりお出かけにならない方も多いかと存じますが、室内でも熱中症になる危険は高いといいます。
どうかお体に気をつけて、今年の夏も乗り越えてまいりましょう。
今回は時計のお手入れについてお話させていただきます。
よく「時計の手入れはどのように行えばよいのでしょうか?」とご質問をいただくことがございます。
ケースやバンドの材質・仕上げ方法によってお手入れ方法は変わりますので、順にご紹介してまいります。
1.金属のケース・ブレスレットの場合
基本的には、ご使用後すぐに、乾いた柔らかい布で拭き、汗や皮脂などの汚れを取り除いてあげます。
サテン仕上げ(つや消し仕上げ)の時計は、仕上げがされている方向に沿って拭き取ります。
ラグとケースの間や、ブレスレットの間などに汚れが溜まってしまうという場合は
柔らかい歯ブラシなどでやさしく汚れをはらいます。
洗剤などを用いてブラシなどで洗う方法もあるようですが、化学変化により金属が劣化してしまう恐れがあるようです。
もし水を用いて掃除をされる場合は、必ずケースとブレスを外し、掃除後はしっかりと乾かすことをおすすめいたします。
ステンレスは錆びないというイメージが強いですが、ステンレスに含まれているクロムという素材が、汚れにより錆を防ぐ被膜を作れなくなると錆びてしまいます。
プッシュボタンも時々操作することにより、汚れが溜まりにくくなります。
ただし、ボタンの周りやリュウズの周りを濡れた綿棒などでお手入れされると、浸水してしまう恐れがございますのでお気をつけください。
※金素材の時計は素材自体が非常に柔らかいため、ブラシで強くこすらず、メガネ拭きのような柔らかい布の使用をおすすめいたします。
当店では簡単に金属の時計をお手入れできるクリーナーもご用意しております。詳細は「こちら」から
2.レザー・ラバーのブレスレットの場合
こちらもご使用後すぐに乾いた柔らかい布で汗・皮脂を拭き取ります。
ごしごしと拭いてしまうと、傷んだり色落ちしてしまう恐れがございますので、
撫でるように拭き取るのがコツです。
拭き取りをしたあとに、革の場合でしたら保湿クリームを塗るのも長持ちの秘訣になります。
当店でも保湿クリームのご用意がございます。
こちらは革に塗布することで、汚れをつきにくくします。
革によっては不向きな場合もございますので、必ずテストを行った上でのご使用をおすすめいたします。
レザーの場合は同じく柔らかい布で乾拭きをしたあと、5倍ほどに薄めた中性洗剤を用いて
布で拭くときれいに汚れを取り除けます。
ただし、必ず洗剤を落としきり、乾かすことが重要になります。
ドライヤーなどを使って乾かすと劣化を早める原因となってしまいますので、
直射日光を避けて通気性の良い日陰で乾かしていただきますようお願い申し上げます。
普段ご使用なさらない時計ですと、つい豪華な時計箱に収めたくなってしまいますが、
時計は高温・多湿に大変弱いため、箱の中ではなく通気性の良いところに保管していただくのをおすすめいたします。
お気に入りの時計を末永くご使用できるために、お手入れをご紹介させていただきました。
もしご検討されている時計がございましたら、ご参考にしていただけますと幸いです。
まだまだ「60回まで無金利!時計業界最強の低金利キャンペーン」も実施中でございます。
ぜひご検討くださいませ。