当ブログをご覧の皆さまこんにちは。
初夏の足音も聞こえてきそうな陽気の日も少しずつ増え、この外出自粛期間中に衣替えをされる方も多いかと存じます。
マスクの着用における、熱中症への注意喚起も増えてまいりました。
クール・ビズが提唱され久しい中、アパレル製品にも冷感作用や体感湿度を下げる加工が根付いてきています。
スーツ着用・ジャケット着用のビジネスマンの皆さまには切実な問題かと。
何を着ても熱いものは熱い!と諦めていらっしゃる方もいるかと存じます。
ディティールというものは、面積がいかに増えようとも効果の程は計り知れず、衣料に関しましてもあきらめてしまうにはちょっともったいないのです。
生地選びを少し工夫するだけでも、着心地も体感温度も違うものを得ることができます。
例えば、スーツ生地であれば素材だけでなく糸の太さの違いで触感はことなり、触感は体感として温度への感度にも関わります。
ざらっとした肉厚な生地の質感と、しっとりとして薄い生地の質感ではイメージする温度感も自然と異なります。(実際の保温・放熱にも関わります)
さらにシルク混合の生地にすれば、その触感も体感温度も大きく異なります。
※個人的には、体感温度を下げるスーツ生地としてオススメはイタリアの老舗「エルメネジルド・ゼニア」です。ひんやりとした質感は元より、遮熱加工の秀逸さは着てこそ初めて感じることの出来るものだと思います。
機会がございましたら、ぜひビジネスマンの皆さまには触れていただきたい素材です。
百聞は一見にしかずという言葉の通り、実際に触れてみて初めて気づけることも多く、それはどのような場面においても同様だと思っています。
腕時計選びにおかれましても、お客様の事前の時計イメージと実機が異なる場合が多くございます。
当店では、通信販売でのお買い物の際にはイメージ違いでのご返品も受け付けておりますので、是非ご一考の一助にしていただけますと幸いです。
※返品には諸条件がございます。 詳しくはこちら→https://www.gmt-j.com/html/guide/shopping-guide.html#a5
日本でも多くのビジネスマンに愛され、百貨店での店構えは元より基幹店のデザインにもセンスの光るゼニアですが、ゆかりのある自動車メーカーがあることはご存知でしょうか?
そう、高級スポーツカーブランド《マセラティ》です。※現在はフィアット傘下
(マセラティ クアトロポルテ エルメネジルド ゼニア リミテッド・エディションというコンセプトカーがございますので、気になる方は是非チェックしてくださいませ。)
最近のニュースで先月90歳で亡くなった元F1ドライバーのスターリング・モス氏に敬意を表したとされる新型スーパーカー、『MC20』(Maserati MC20)の最新プロトタイプ画像の発表が話題になっていたことに覚えのある車好きのお客様のいらっしゃるかと存じます。
2004年に発表された『MC12』に続くマセラティのスーパーカーとなるMC20ですが、MC12は当時37年ぶりにレース復帰を果たしたのみならず、その後6年間でFIA GT選手権でドライバーズチャンピオン・チームチャンピオンを複数回獲得するという華々しい戦歴を飾っています。
2020年モデルとしてニューエンジンを搭載しコンセプト発表されたMC20が、テストを経て今後どのようなプロトタイプをだし深化・進化していくのか気になるところでございます。
感の良いお客様はもうお気づきかもしれません。
そんな、マセラティ…紳士服では先述のエルメネジルド・ゼニアとパートナーシップを結んでおりますが、腕時計メーカーでもパートナーが存在します。
同じくイタリアのラグジュアリーブランド《ブルガリ》です。
コインの表と裏のようにイタリアで共に高めあう関係を築き、『完全なるもの』を求める哲学と情熱の結晶として2012年よりコラボモデルを発表しています。
現在当店ではその第3弾目のコラボモデル、レトログラードジャンピングアワーな「BVLGARI ブルガリ オクト マセラティ グラン スポーツ モノレトロ BGO41C3SLR/MAS」をご用意しております。
https://www.gmt-j.com/item/2717005454711
レブカウンターをモチーフにしたダイヤルではレトログラードの針で分、3時位置の小窓でジャンピングアワーにより時間を示しています。
誰も所有することのできない「時」を、その腕に纏う。
一瞬の瞬きの差で勝負をするカーレースの世界で磨かれたマセラティとしての時へのこだわりは、腕時計作りの中で時と向き合ったブルガリの精神と深く合致しています。
※こちらの腕時計はCal.BVL262を搭載しています。
ローマ神話における海の神ネプチューンの持つ三叉の銛、“トライデント”を模したエンブレムをダイヤルのみならず、ケースバックにも配した美しきコラボモデル。
透け感が程よく、ラグジュアリーな雰囲気を高め、それだけでマセラティのスポーツカーを彷彿とさせます。
程よいハリと弾力のホールド感は、マセラティのシートとの共通性も感じることができ、マセラティのファンでなくとも満足することのできるセンスとスポーツラグジュアリー。
是非その袖元でご体感ください。
ビジネスマンの衣装・車・腕時計の結びつき、様々な縁が細く広く歴史深くいろいろとあり、パートナーシップを少しずつ紐解いていく時間も楽しいものです。
お時計選びの際は、袖元に目を向けるだけではなく、その装い…さらに深い志向やライフスタイルもかんがみたお話をさせていただくことも掛替えのないひと時でございます。
今後、お買い物におけるスタイルの在り方も変革が求められていくかと思いますが、お客様とのご縁は今後とも変わらずあれるようスタッフ一同精進してまいります。