こんにちは井原です。年に1度のバーゼルフェアが始まりSIHHなども併せて注目の各ブランド新作が発表されました。
今年の新作はいかがでしたか?
やはり噂で持ちきりだったエクスプローラーⅡの新型でしょうか?GMTマスターⅡとの差別化を図るべく42ミリの大型ケースの採用。Ref.1655のようなオレンジ色の24時間針やロゴの配色の変化など新型に相応しいデザインでしたね。
個人的にはデイトナの新型がロレックスを更なる飛躍へと導いたような気がします。セラミックベゼルの目盛りはケースと同じピンクゴールド。どんな造りなのだろうと気になります。
もちろん新作が入荷したらホームページでもご紹介させて頂きますので、入荷まで今しばらくお待ちください。
さて今回は2011年、新作で発表されたモデルが早々に入荷してきました。
正直、写真で見る限り「どうなんだろう?」と微妙な意見でしたが入荷してビックリしました。
「めちゃくちゃカッコいい!!」
従来のタキメーターベゼルではなくスムースベゼルへと変化。ケースは全てサテン仕上げかと思いきや、実はベゼルエッジ部分はポリッシュ仕上げです。細かい拘りを感じさせてくれます。
インデックスはパネライらしい焼けたような夜光(ルミノバ)を採用。マットブラックのダイヤルにシンプルな12時側だけのアラビア数字と、インデックス間にグレーの目盛をさりげなくプリントするなど視認性もグッとアップ。
50年代~60年代辺りに多いミリタリークロノを彷彿とさせるデザインですが、パネライらしさを忘れさせないリューズガードが見事にマッチ。大きさも通常の44ミリと比べても違和感のない大きさに仕上がっており、ムーブメントは信頼性の高いOPXIIを搭載。実用性も兼ねています。
ここでは書ききれない魅力が存分に感じられる2011年パネライ新作第1弾に相応しい1本です。
そしてこちらは2010年に発表された話題のモデルです
IWCの代表作ポルトギーゼから往年の名作ヨットクラブの名を冠した新型クロノグラフ。ポルトギーゼのエレガンスさとヨットクラブが持つ優雅さを兼ね備えた正に両者の良い所取りとも言える時計です。ケース径が45ミリと大柄なケースサイズですが、腕に嵌めたときのしっくりくる感触はさすがIWCと感じさせられます。視認性、操作性が抜群に良く、ラバーストラップなのにスーツにも合わせられる上品なデザインは他ブランドでは表現ができないIWCらしさを存分に堪能させてくれる時計へと仕上がっています。
そして色違いのブラックダイヤルもご用意しております。
知的な印象のホワイトダイヤルとは対称にスポーティさを押し出したブラックダイヤルも素敵です。いずれも赤いクロノ針がアクセントとなっておりホワイトもブラックも甲乙付け難いところではないでしょうか?
未だに少量の入荷のみとなっており、入荷したら即完売するところは根強いファンを魅了し続けるIWCの魅力の1つではないでしょうか。
そして実は今年最大の目玉かもしれません
F1レーサーの「ヤルノ・トゥルーリ」シグネイチャーモデルのオフショアが2011年世界500本限定という少数の生産で発売。日本では2010年10月先行販売で発売。
オフショアらしいデザインにオーデマ・ピゲが開発したフォージドカーボンケースを採用。さらにリューズやプッシュボタンに使われるチタン部分にはマイクロサンドブラスト加工を施す手の込み具合。
オフショアと言えば重量感のある時計というイメージが強いですが、こちらはこれだけ軽量素材を駆使しているので持つとビックリするくらい軽い。
「オーデマ・ピゲがF1を表現するとこうなるんだ」ということを感じさせてくれる時計です。
そしてローターには22Kゴールド製にチャコールグレーコーティングを施すという高級時計メーカーらしい一面も見え隠れする2011年同ブランド渾身の作品となっています。
クロノグラフと言えばオメガやブライトリング、タグホイヤーなどそれぞれのブランドの代表作、名作と呼ばれるものが数多く存在します。値段も20万円台から高いものだと数千万円と幅広く存在します。複雑機構であるクロノグラフは誰もが憧れる機械式腕時計。流行りなどに流されずお気に入りの1本を見つける最高のアイテムではないでしょうか?
※記載されている価格は2011年3月27日現在のものです。変動する可能性がありますのでご了承ください。