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本日ご紹介する時計は世界最高峰の時計メゾンであるパテック・フィリップから【カラトラバ 5026J-001 ブラック】です。
パテック・フィリップ カラトラバ 5026J-001 ブラック
https://www.gmt-j.com/item/3717010198104
カラトラバは1932年に誕生したドレスウォッチラインです。
1932年から現在まで90年近く経ちますが、今も色褪せることなく当ブランドの代表モデルの一つとして君臨しています。
パテック・フィリップのブランドマークはカラトラバ十字を模しています。
カラトラバ十字は1887年から社標として使用されています。元々、この十字の紋章は12世紀に実在したカラトラバ騎士団の紋章でした。
当ブランドは十字の紋章に百合のモチーフ(フルール・ド・リス)がデザインされています。
フルール・ド・リスは実は百合というよりもアヤメの花を様式化したデザインを表すそうです。
このフルール・ド・リスはフランスの町、フィレンツェの紋章であることでも有名です。
そしてフランスの時計ブランドであるペキニエのブランドマークでもあります。
このブランドマークはリューズ部分で確認することができます。
カラトラバ騎士団の名を冠したカラトラバは、まさにブランドの歴史を表すにふさわしいモデルと言えるでしょう。
こちらの時計の文字盤にはブレゲ数字とブレゲ針があしらわれています。
シンプルでエレガントなイメージを持つカラトラバですが、ブレゲ数字とブレゲ針があしらわれていることによってレトロで少し可愛らしい雰囲気がプラスされています。
個人的には、バーインデックスのデザインも洗練されて素敵ですが、こちらのデザインの方がさりげない遊び心が感じられて、非常に魅力的です。
6時位置に配置されることの多いスモールセコンドですが、こちらの5026Jでは5時位置に配置されています。
実はスモールセコンドが5時位置に配置されているのには、ムーブメントが関係しているのです。
ムーブメントは自動巻のCal.240が搭載されています。
Cal.240はカラトラバやゴールデン・エリプスに使われる厚さ2.53mmの非常に薄いムーブメントです。
通常の自動巻ムーブメントは歯車やテンプなどの部品のプレートの上に重なるように自動巻ローターがついています。
しかしCal.240は薄さを実現するためにマイクロローターを歯車と同じ面に入れています。
これにより、歯車の輪列がずれているため、スモールセコンドの位置も5時位置にずれているのです。
文字盤のシンプルな美しさもさることながら、裏面のゴールドとシルバー、そしてルビーの輝きのコントラストが非常に美しく、さすがパテック・フィリップといったところです。
ケースサイズは33mmと少し小さめですが、男性の腕元でも違和感はなく、ドレッシーな雰囲気を際立ててくれる一本です。
当店は他にもパテック・フィリップの在庫が多数あります。
この機会に世界最高メゾンの作る腕時計を体感してみてはいかがでしょうか。