もうすっかり秋になってしまいましたね。
今年の中秋の名月は10月4日でした。当日はあいにくの曇り空でしたが、時折雲間から覗く月はひときわ明るく輝いていました。
月が綺麗ですね(夏目先生的な意味ではない)とは思いながらも、寒かったので2分程ベランダから観賞したのち、母の作った温かいおでんをいただきました。
日常的に月の満ち欠けを意識することは少ないかもしれませんが、ふと見上げた夜空に満月が光っているとちょっと嬉しい気分になるのは私だけでしょうか。
今回は手元でその日の月の形を確認することが出来る機能『ムーンフェイズ』についてご紹介いたします。
ムーンフェイズは、文字盤上にある半円型の窓に月のディスクを表示させるタイプのものが一般的です。
1日過ぎるごとに月のディスクが時計回りに動き、日々の月の満ち欠けが分かるようになっています。
《ムーンフェイズの合わせ方》
①今日から遡り1番近い満月か新月の日を調べます。(10月7日現在で調べると、10月6日が満月でした。)
②調べた満月の日から今日までの経過日数を数えます。(直近が新月であれば新月からの日数を。今回は1日です。)
③月のディスクを満月の形になるまで進めます。(直近が新月であれば新月にします。)
④さらに今日までの経過日数分、月のディスクを進めます。(今回は1日分です。)
(※ムーンフェイズを動かす際には短針が禁止時間帯に入っていないかどうか必ず確認してください)
最初は複雑に感じるかもしれませんが一度覚えてしまえば簡単ですよ。
現在GMTにはムーンフェイズ機能搭載モデルが多数ございます。その中からオススメをご案内いたします。
https://www.gmt-j.com/item/1000009596831
ゼニス キャプテン ムーンフェイズ 【03.2143.691/01.C498】
ムーンフェイズに加えスモールセコンド、ビッグデイトを備えたモデルでありながら、すっきりとした配置で上品な印象のドレスウォッチです。
こちらのモデルは8時の位置にあるプッシュボタンを押してムーンフェイズを動かす仕様。
1回押す毎に1日分だけ月が動きます。
裏から見えるムーブメントは『エル・プリメロ』と並びゼニスを代表するムーブメント『エリート691』。
薄さに特化したエリートだからこその機能性と快適な使い心地を実現しています。
ちなみに同じくエリートムーブメントを搭載したムーンフェイズでレディースモデルもございます。
https://www.gmt-j.com/item/2717003780621
ゼニス エリート レディ ムーンフェイズ 【03.2330.692/02.C714】
今年発表されたばかりの新作で、日付なしの33mmタイプです。
こちらはプッシュボタン式ではなく、リューズ1段引きのポジションでムーンフェイズを操作します。
この機会にムーンフェイズ搭載の時計を身に着け、月の満ち欠け、潮の満ち引き、珊瑚の産卵などについて思いを巡らしてみてはいかがでしょうか。