こんにちは。店舗スタッフ鈴木です。
ランゲ&ゾーネを代表する「ランゲ1」の魅力を本日は再度お伝えしようと思います。
『ランゲ1 Ref.101.032』
このモデルは、クラシカルな雰囲気を漂わせながらも独創的であり、様々な要素が
完璧に調和しているという、比較対象する時計が無い唯一無二の存在で、ブランドの
復興から20年以上もの間ほぼ変わらぬデザインで作り続けられた唯一のモデルです。
左右非対称の美しさが特徴的なデザインは、絶対的な個性を放っており、その存在は
ランゲ&ゾーネのフラッグシッブモデルとして絶大な人気を誇るモデルです。
94年に発表されてから数々の賞を受賞し、現在最も受賞歴の多い時計となっています。
数々の時計ブランドの様々なモデルが存在するなか、この時計がいかに優れているかが
お分かりいただけると思います。
日付、時間、秒、パワーリザーブと全ての表示がすっきり整然と配置されており、
ゴチャゴチャとした印象はありません。どの表示も針が他と重なったり、あるいは
他の表示を隠してしまったりすることがありません。
一目で美しいと感じるこの文字盤デザイン。「黄金比」で構成されているそうです。
黄金比というと、モナリザやパルテノン神殿等様々な建造物や美術品に用いられ
人間にとって最も安定し、美しい比率とされ、建築や美術的要素の一つとされる
比率(1:1.618)です。
では何処が黄金比なのか見てみましょう。
まずは「アウトサイズデイト(日付表示)」です。
「アウトサイズデイト」は、ランゲ&ゾーネの特徴的なディテールの1つで、
ランゲ1発表以降に様々なブランドが採用したのは記憶に新しいですね。
そんなアウトサイズデイトも黄金比(1:1.618)です。
次に文字盤レイアウト。
こちらも黄金比(1:1.618)です。
さらに、各々の中心部を点として繋いでいくと二等辺三角形が浮かびます。
計算し尽くされたデザインであるという事なんですね。
美しい物、評価される物には理由があるという事なんです。
ランゲの魅力は、見た目だけではありません。中身も素晴らしいのです。
美しいですね。
ムーブメントの地板と受けの素材には洋銀(ジャーマンシルバー)を採用しています。
現在の時計業界では真鍮を使用する時計が一般的には多いのですが、真鍮より強度に
優れており時間が経つに連れて黄金色に経年変化していく事が特徴です。
オーナー様に育てる感覚を与えてくれる魅力的な時計ですね。
こちらのムーブメントの特徴としてドイツ時計全般に共通する「3/4プレート」を
採用しています。ムーブメントを地板と約3/4の1枚のプレートで覆うことで、
ムーブメントを安定させ精度を向上させているのです。
プレートのエッジやその他のほぼ全てのパーツのエッジを45度の角度に面取りして
手作業で研磨を施す事によって工芸品としての美しさを極限にまで高めているのですね。
今回は時計界を代表するモデルの一つであります「ランゲ1」の魅力を再度
振り返ってご覧頂きました。ブログでは伝わりにくい部分も多々ございます。
ただいま中古品にてご用意がございます。
是非一度お手にとってご覧下さいませ。
↓GMTの「ランゲ1」ストック一覧はこちら↓
https://www.gmt-j.com/search?series=5&maker=287