GMTブログをご覧の皆さま、こんにちは。
本日は、ロレックスの中でもただならぬ存在感を放つモデル「スカイドゥエラー」をご紹介いたします。
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ROLEX ロレックス スカイドゥエラー 326933 ブラック
アニュアルカレンダーの搭載、インナーサークルの24時間表示や月表示といったスカイドゥエラー特有のデザインや、ゴールドとステンレスの美しいコンビカラーなど、様々な魅力がふんだんに盛り込まれている本モデルですが、中でも最大の魅力はその操作方法。
アニュアルカレンダーとGMT機能が搭載されたスカイドゥエラーはロレックス渾身の「コンプリケーションモデル」ですが、一般的に、複雑時計と呼ばれるコンプリケーションモデルは一般的な実用時計に比べ「デリケート」且つ「故障リスクが高い」と認識されています。
その操作には別途プッシャーと呼ばれるパーツを用いての操作を必要とするモデルもあり、高機能ながらも気軽に使用するには少し配慮が必要な側面もあります。
そんな要素を「実用時計の王様」と称されるロレックスは45度ずつ回転するベゼルの3段階操作と通常のリューズ操作のみで、搭載されている全ての機能を操作することを可能としました。
文章のみでのご説明はわかりづらいかもしれませんが、簡潔にご説明しますと
1段階目(左に45度回転させた状態)・・・カレンダー設定
2段階目(1段階目よりさらに左に45度回転させた状態)・・・ローカルタイム設定
3段階目(2段階目よりさらに左に45度回転させた状態)・・・ホームタイム設定
細かい説明は割愛していますが、この簡潔さだけでもロレックスの企業努力か垣間見えます。
ちなみに、この操作方法は「リングコマンドシステム」と名付けられており、ロレックスが開発、特許取得した機能です。
また、リューズ操作は2段引きが廃止され1段引きのみ、禁止時間帯や針の逆回し等のタブーが無しと
これでもかというほどユーザーフレンドリーな設計となっております。
店頭でも、「スカイドゥエラーは気になっているけれど使いこなせるかわからない。」というお声をいただくことがありますが、そんな方にこそぜひ一度操作していただいて、その実用性を体感していただきたいです。
昨年の新作発表ではオイスターフレックスモデルが仲間入りし、よりスポーツモデルらしいデザインと実用性が加えられ、相場価格の高騰も右上がりとなっております。
新型サブマリーナーやオイスターパーペチュアルなど、2020年新作モデルが店頭に揃い始めている中スカイドゥエラーはまだ私も新作を実際に見ていませんので、入荷が待ち遠しい限りです。
またスカイドゥエラーは現行モデルに限らず他のスポーツモデルに比べ生産数が少なく比較的市場に出回りにくいモデルではありますので、もしかするとまだしっかりと実物を見た事がないという方も少なくないのではないでしょうか。
現在GMTには中古新品合わせて4本の在庫がございますので、店頭で見かけた際にはぜひご試着、お見比べしていただければと思います。(2021/01/28時点)