はじめまして。月岡と申します。
今回ご紹介させていただく時計は、 ロレックスエクスプローラⅡRef.16550です。
はじめにエクスプローラに関して簡潔にご説明致します。
皆様もご存知の通り、エクスプローラにはエクスプローラⅠとエクスプローラⅡがございます。エクスプローラⅡは、エクスプローラⅠで培った技術をベースにさらに実用性を向上させたモデルです。したがって、エクスプローラⅡはエクスプローラⅠの上位機種として位置付けされたモデルになります。
早速ですが、一世代前のエクスプローラⅡのモデルRef.16550と現行品 Ref.16570の仕様の違いについてです。一世代前のモデルは、現行品に比べ大きな違いこそありませんが、ダイヤル上記の微妙なバランス、インデックスの枠がシルバー(中には黒枠もありますが) そして、最大の特徴はベゼル表記が大きく角ばっている事です。このベゼル表記が、ファンにはたまらない仕様となっています。(もちろん夜光はトリチウム仕様です)
非常に短い生産年数も、ロレックスファンを魅了する要因となっています。
また、今回もう一点、Ref.16550の アイボリー文字盤もご紹介させていただきます。
このモデルの最大の特徴は、ダイヤルがアイボリー色(クリーム)になっていることです!なぜアイボリー色? これにはいろいろな説があり、真相は定かではありません……。一説によると、もともと白文字盤で発売される予定のはずが、製造過程でペンキの若干の欠陥のために、アイボリー(クリーム)色になってしまったなどと言われています。
わたしも真相の程が知りたいです・・・・ちなみに、80年代後半になると白文字盤も登場してきます。
ロレックスの類似したお話ですと、デイトナRef.16520 の90年代初期にみられる通称ブラウンダイヤルも、トリチウムの仕様の違い、欠陥によりダイヤルがブラウン色に焼けてしまっているものが存在しています。
ロレックスには、Ref.16550 アイボリーダイヤル、Ref.16520 ブラウンダイヤルのような仕様が違うモデルがございます。(その他にもございます)いずれも真相は分かりません。
しかしそのような仕様の違いが、ロレックスファンのみなさまにはたまりませんね。
今回ご紹介させていただきましたアイボリーダイヤルにかんしてはセンタースプリット、BOX、保証書付きのご紹介です。