受け継がれたダ・ヴィンチモデル【IWC ダ・ヴィンチ パーペチュアルカレンダー IW392103】

2020年11月18日

GMTブログをご覧の皆様、こんにちは。
本日もご覧頂き、誠にありがとうございます。

本日ご紹介するお時計はこちら、【IWC ダ・ヴィンチ パーペチュアルカレンダー IW392103】でございます。

IWC ダ・ヴィンチ パーペチュアルカレンダー IW392103
https://www.gmt-j.com/item/3717010209466

1969年に発表された初代の特徴的な6角形ケースから始まり、2007年に発表されたトノー型ケースはスポーティな要素が印象的でした。
時代によりケースデザインが大きく異なるダ・ヴィンチですが、こちらのモデルは1985年に発表されたラウンドケースに回帰しています。

また、特徴であるダブルフレームベゼルは先代に比べ幅、厚みが縮小され、より現代風にブラッシュアップされました。

シックなグレー文字盤に配された12時位置のサブダイヤル、クロノグラフ秒針、スモールセコンド、それぞれに採用されたブルーカラーが、デザインにより深みとクラシックな印象を持たせています。

ラグは手首に沿って動く可動式のため、一人一人のお客様にしっかりとフィットした付け心地が体感できます。

ダ・ヴィンチコレクションは発表から現在まで約50年ほどの歴史がありますが、その歳月の中で大きな進化と革新を続けています。

中でも当時、スイスの名だたる時計メーカーが一丸となって開発したスイス初のクォーツムーブメント「ベータ21」を1969年に世界初搭載した「REF.3501」を発表。

2007年に発表されたダ・ヴィンチコレクションでは、IWCの初となる自社で一貫製造したクロノグラフムーブメントを搭載。
複雑機構であるパーペチュアルカレンダーの搭載と高度な技術力を必要とするブラックセラミックケースの発明など、現在のIWCに至るまでの歴史の中で、ダ・ヴィンチコレクションは必要不可欠な存在だと言えます。

世界三代機構として数えられる複雑機構「パーペチュアルカレンダー」が搭載されたモデルは、1000万円を超える時計も珍しくありません。

しかしこれをIWCで初搭載したダ・ヴィンチは、当時200万円前半という破格の金額での発売を可能としました。

それまでパーペチュアルカレンダーは、一般には到底手の届かない存在でしたが、高度な技術力でそのイメージを覆したIWCは時計界に大きな革新をもたらしたと言ってもいいでしょう。

また、操作においても全てのカレンダー送りをリューズ操作のみで可能としており、価格だけでなく機能面においてもかなりの実用性が窺えます。

数あるスイス発祥の時計メーカーの中でも、ドイツの国境に近いシャフハウゼンでその歴史を育んできたこともあり、気品溢れるスタイリッシュな印象の強いIWCですが、中でもダ・ヴィンチは卓越した技術力がふんだんに発揮されたモデルと言えます。

ぜひこの機会にお手に取ってみてはいかがでしょうか。

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