こんにちは、ECチームの大多和です。
近頃は暖かくなったと思えば急に雪が降ったりと、めまぐるしく変わる陽気に皆様はお体の調子を崩されていないでしょうか。
さてGMTのある新宿に、多種多様な花々が咲くという大きな庭園「新宿御苑」があるというので、お休みの日に行って参りました。
皇室の庭園として造られた新宿御苑は、東は四谷、西は代々木、南は千駄ヶ谷、北は大久保に及ぶ広大な土地にあります。中には美しく整備された日本庭園や温室(現在改装中)、広々とした芝生広場などがあり、都民の憩いの場となっているようです。
新宿駅南口を出て20号沿いに徒歩10分、騒がしい街並みの中に突然現れた公園の姿に少しびっくりしてしまいました。案外、都会のビル街は整備された広大な公園が多く、住宅街よりは自然と触れ合う機会が多いのかもしれません。
新宿門という入り口から入園すると、まず目に入るのは大きな白木蓮(ハクモクレン)の樹です。木蓮ってこんな大きかったかなあ、というぐらい見上げる高さ(日本庭園にある白木蓮はなんと14mもあるそうです!)で、樹いっぱいに純白のつぼみを実らせていて圧巻でした。
まだまだ咲いているつぼみは少数でしたが、それにしても見事。
寒桜です。
前回ご紹介した河津桜と同様、早咲きの桜です。こちらも色が濃いですね。さきほどの木蓮もそうですが、歴史があるからか、とにかく立派な樹が多いです。
ハチジョウキブシ。
写真のような、淡い緑色の小さな多数の花を枝垂れさせます。
木瓜(ボケ)。
まだまだこれから咲きそうです。
雪柳(ユキヤナギ)。
真っ白の花を枝いっぱいに咲かせ、まるで雪の積もった柳のようです。名前の由来でしょうか。
ジャノメエリカ。
遠くから見ると紫色の花が多数咲いていて美しいな、という印象を受けるのですが、近くで見ると黒いブツブツ(雄しべ)に「おわっ」となります。この黒い雄しべが「蛇の目」=「じゃのめ」に見えることから、名前がつけられたそうです。葉を隠すほどに花が咲き茂っています。
ラクウショウの気根。
湿地にボコボコ写真のような木の何かが生えているので何かな、と看板の説明を見たのですが、「ラクウショウ(別名 沼杉)」と呼ばれる杉の気根だそうです。
湿地に植えると、呼吸のために地上に根を出すとのこと。これは異世界みたい。
日本庭園。
広く丁寧に整備された庭園を眺めているとここが何処だかわからなくなりますが、見上げれば高層ビルがそびえたっており、新宿であるということを思い出します。
3月の下旬にもなると染井吉野が見ごろを迎えるそうですので、お花見にも皆様いかがでしょうか。
新宿御苑:
入園料一般200円、9:00~16:00。
詳しくはこちら【新宿御苑HP】