こんにちは、山口です。
すっかり春になり、そろそろGWの予定を計画している方も多いのではないでしょうか。
衣替えもして、だんだんと軽装になってくる時期なので、手元に着けた腕時計もファッションの楽しみの一つになってくる季節かと思います。
いまＧＭＴでは『春の中古時計フェア』を開催中ですので、その中のオススメ時計をご紹介できたら、と思います。
【A. LANGE & SOHNE ランゲ&ゾーネ ランゲマティック パーペチュアル 310.025】
ランゲマティック パーペチュアルは日数の異なる月やうるう年にも対応した、アウトサイズデイト表示を搭載する永久カレンダーを実現した世界初の機械式腕時計になります。
ムーンフェイズの精度も高く、実際の月齢との誤差が1日分に達するまでに何と122.6年もかかるのです!!
それほど高い技術力をもつ『ランゲ&ゾーネ』だからこそ、機械式時計を愛する人々に支持されていると言えると思います。
ムーブメントは特許技術ゼロリセット機構をもつ「キャリバー.L922.1 SAX-0-MAT」を搭載。
ゼロリセット機構とは時刻を合わせるためにリューズを引き出した瞬間に、ムーブメントが停止して秒針が自動的にゼロ位置に戻る機構になります。
また、10時位置のプッシュボタンの操作で、日付早送り操作が可能になっています。
特筆すべきは、この早送り操作で日付・曜日・月齢の全てを同期したまま日付変更が可能となっている点で、非常に高度な技術力で完成された時計になっています。
しかもこの高度な技術力は、パテックフィリップや他のパーペチュアルには搭載されていない機構です。
前期型（写真左） 、 後期型（写真右）
後期のモデル（写真右）では誤作動防止のために、プッシュピンを用いて10時位置のプッシュボタンを押し、早送り操作する構造にかわっていますが、個人的には実用する時を想像すると、プッシュピンを要しなくともすぐにその場で表示変更ができる、という前期型（写真左）が便利だと思います。
このモデルではプッシュボタンが仕様変更されているものの、「ランゲ１」では現在も、前期型（写真左）同様のプッシュボタン式が採用されているので、ランゲ&ゾーネの中でも、非常に実用性に優れた機構として高い評価があるといって良いのではないでしょうか。
前期型も後期型のいずれもユーザーの視点に立ち、「いかに簡単な操作で複雑な動きをするか」という、機械式時計の命題ともいえる高度な技術力を結晶させ、完成したモデルになっている事は頷けると思います。
ちなみに、正規取扱店やランゲ&ゾーネの商品ページをみるとアウトサイズデイトは全て「25日」に統一されています。
一説には1994年10月24日に『復興ランゲ&ゾーネ』の最初の時計コレクションを公式に発表した時に、翌日25日の新聞に掲載される事を計算して、予め時計の日付を25日に合わせて発表した事にちなんで、今なお「25日」に合わせているそうです。
ほかにも「２」と「５」が鏡文字の効果がある、24時間計表示と混同されない為、などいくつか諸説があり、ちょっとした豆知識(?)になっているそうです。
ちなみに当店の商品画像では「28日」になっています(笑)
今年４月に定価改定され、定価が上がった事をご存知の方も多いかと思います。
この「ランゲマティック パーペチュアル 310.025」も以前は800万円台だったのが定価で1,000万円以上するようになってしまいました。
他にもROLEXのデイトナが、パテックフィリップのカラトラバくらいは買えてしまうほどに定価が上がっています。
当店ではいま「春の中古時計フェア!!」と銘うって、GMTお勧めの中古商品をセールプライスでご案内しております。
今回ご紹介した「ランゲマティック パーペチュアル 310.025」も特別価格でご提供しております。
2014年3月にランゲ&ゾーネにてコンプリートサービスを済ませ、当店で外装仕上げを行ったた非常に状態の良いモデルです。
★商品掲載ページはこちらから★⇒ https://www.gmt-j.com/item/3717000091781
きっとお出かけするのも楽しみになると思いますので、是非ご覧になってください！！
written by GMTスタッフ
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