2021年新作が早くも続々と入荷してきています。
以前ではSIHHやバーゼルの見本市があり、その後秋ごろ流通が始まるといった印象でしたが、オンラインのWatches and Wonders Genevaになった今年は流通が早まっている気がします。
本日、ご紹介するチューダーの新作も発表と同時に流通が始まっていました。
チューダーの初代クロノグラフの50周年を記念して発表されたモデルですが、2017年に発表されたブラックベイ クロノ 79350の後継機となります。
また、2020年に発表された「ブラックベイ クロノ ブラック SG 79363N」の素材違いになります。
Ref.79350との違いは、ブラックのアルミベゼルディスクが付き、インダイヤルがシルバーになり、2トーンダイヤルになりました。
リベットデザインのブレスやアルミベゼルなど、アンティークモデルテイストを入れてデザインされていますが、2トーンダイヤルは、ロレックスのデイトナのアンティークモデルでも用いられていたので、そこも意識してというのもあるかもしれません。
また、チューダーでは過去のクロノグラフモデルでも、2トーンダイヤルを多く用いています。
クロノタイムは、第一世代・第二世代・第三世代に区別され、その中でも第二世代のプラスティックベゼルとなります。
かまぼこケースやトリチウム夜光、プラ風防、そしてリューズや裏蓋がロレックスのものを使用しているなど、ヴィンテージを感じることの出来るモデルです。
チューダークロノグラフの新旧をぜひ見比べてみて下さい。