当ブログをご覧の皆様こんにちは。
本日、8月13日から8月16日までお盆ですが、今年はどのようにお過ごしのご予定でしょうか。通常と変わらずお仕事の方もいらっしゃれば、ゆっくりと休暇を楽しむという方もいらっしゃるでしょう。今年も昨年と同様、新型コロナウイルスの流行で行動範囲など様々な点で制限されたお盆となりますが、素敵な日をお過ごしください。
本日はブレゲ マリーン クロノグラフ 5527BR/12/9WVをご紹介いたします。
「時計の歴史を200年早めた」と称えられた天才時計技師 アブラアム=ルイ・ブレゲが、1775年にパリで創業した名門時計メーカー「ブレゲ」
永久カレンダー、トゥールビヨン、引き打ち機構、レバーシリンダー脱進機など機械式時計における偉大で革新的な発明を多数発表しており、顧客名簿にはマリー・アントアネットやルイ16世、ナポレオン・ボナパルトなど偉人達の名前が残っています。今までブレゲを「詳しくは知らないが有名ブランドのひとつ」と思っていた方は、歴史の教科書に名を残すような人物の手元にブレゲの時計があったのかと思うと今までとは違うブレゲの魅力を感じていただけますでしょう。
そして、本日紹介する「マリーン」というモデルは1990年に追加されたコレクションです。
1815年に国王海軍時計師の称号を受けたブレゲが二重香箱を搭載した高精度なマリンクロノメーターを製作し、海軍に納品しました。マリーンはその偉業を称えたモデルであり、発表当初は若者をターゲットとしたブレゲ初のスポーツウォッチです。エレガントさとスポーティーさを合わせたデザインは人気があり、夏のシーズンにも大変おすすめです。
「ブレゲ マリーン クロノグラフ 5527BR/12/9WV」は2018年にコレクションに追加となりました。
ローズゴールドのケースにシルバーの文字盤とアリゲーターストラップを組み合わせた上品なモデルです。ローマ数字のインデックスも合わさり、上品さを引き立てていますが、厚めのケースやクロノグラフはスポーティさを感じます。
また、こちらのモデルのクロノグラフはフライバック構造になっています。
通常クロノグラフは「スタート(2時位置 プッシュボタン)→ストップ(2時位置 プッシュボタン) →リセット (4時位置 プッシュボタン) →リスタート (2時位置 プッシュボタン) 」が基本的な操作方法となります。誤った操作方法をしてしまうと故障に繋がるため、クロノグラフの操作方法はお気を付けいただきたいポイントです。※モデルによってプッシュボタンの位置が異なる場合がございます。
しかし、フライバッククロノグラフの場合、操作工程を簡略化することができます。通常、2時位置のプッシュボタンで一度ストップさせなければいけないこの作業がいらず、計測中に4時位置のプッシュボタンを押すことで全ての計測針がリセットされるのです。
クロノグラフを必要とする人にとっては、スムーズに再測定ができる良き機能です。
ムーブメントには582QAを搭載。
レマニア製の1350をベースにし、「タイプXX(トゥエンティ)」に長く使われてきたフライバック機能付きの自動巻き582を先端技術で改良したムーブメントです。このムーブメントは2021年新作のモデルにも搭載されています。
また、海の波を連想させるギョウシェ彫りは手彫りで一つ一つの施されています。
一言に海の波といっても、今回ご紹介のモデルが三代目マリーンとするならば、2014年頃に販売された二世代目マリーン マリーンラージデイトの文字盤装飾では印象が異なります。二世代目マリーンは渦のような掘り、三代目マリーンは波のような掘りです。
波を感じさせるギョウシェ彫り
渦を感じさせるギョウシェ彫り
ブレゲ マリーン ラージデイト 5817BR/Z2/RM0 ※2021/08/12現在在庫なし
この変更点については賛否両論ですが、皆様はどちらの文字盤がお好みでしょうか。
こちらのモデルの他にもブレゲのマリーンのご用意がございます。
人気なモデルとなりますため、お見逃し無いようぜひご検討くださいませ。
ブレゲ マリーンの在庫はこちら