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最近は、昼間は暖かく朝と夜が冷えるのでどんな服装をしたらいいか分からなくなってしまいます。
寒暖差で体調を崩しやすい時期かとは思いますが、皆さまどうぞご自愛くださいませ。
さて、本日ご紹介するのは老舗腕時計メーカーブレゲから【TYPE XXI 3815TI/HO/3ZU】です。
Breguet ブレゲ TYPE XXI 3815TI/HO/3ZU
航空時計としてつくられたタイプXXシリーズですが、ここでブレゲと航空界の繋がりをご紹介いたします。
先祖代々の革新的な精神を受け継いだルイ‐シャルル・ブレゲ(1880-1955)は、ヘリコプターの元祖となるジャイロプレーンのみならず、複葉機や水上飛行機、ジェット戦闘機、民間航空機などを開発してフランス航空界の先駆者の一人になり、航空の分野での重要人物に名を連ねました。
空の世界に注目し興味を持ったブレゲは、航空用の時計に早くから関心を寄せ、メゾンは1918年以降アメリカ空軍にいくつかの時計を供給し、1922年にはブレゲ航空機会社にも供給しました。
時計会社のブレゲはまた、1935年という早い時期に腕に装着する初のクロノグラフを設計しました。それから約20年後、ブレゲは航空用時計の歴史に最も重要な1ページを書き記します。
フランス軍からの要請に応えて、ブレゲは伝説的なクロノグラフ「タイプ XX」の製造を開始し、この時計は1980年代はじめまでフランス空軍と海軍航空隊で使用されました。
こちらの時計、特徴はなんと言っても目を引くネオンカラーのオレンジのインデックス。
クラシカルなデザインが特徴なタイプトゥエンティシリーズにおいて、この鮮やかな差し色はびっくりされた方も多いのではないでしょうか?
色だけ見ると、一見派手な印象を受けますが、ずっと見ているとトリチウムの夜光塗料が焼けている色にも見えてきてクラシカルな時計本体の雰囲気とマッチしているようにも感じます。
新作のブラックサンバーストダイヤルは、スリーカウンターのタイプXXIにあった中央のステップがなくなり、全体的にシンプルになりました。シンプルなダイヤルにオレンジの夜光塗料が、とてもよく映えます。
鮮やかな夜光が塗布されている箇所は、アワーマーカー、時分針、3時位置の24時間積算計の針とサブダイヤル、センターの60分積算計の針の先端、そしてベゼル上の三角マークはもちろんのこと、新作では24時間積算計の2時間ごとのインデックスにも全て塗布されています。
ダークブラウンのベルトにはオレンジのステッチが施されており、文字盤のカラーリングと全体的に統一感のあるデザインに仕上がっています。
素材はチタンを使用しておりますので、金属アレルギーが出にくく非常に軽い装着感が特徴です。
大きめの時計は好きだけど、重すぎるのはちょっと…という方にも是非オススメの素材でございます。
キャリバーはフライバッククロノグラフ機能をはじめとして、シリコン製の脱進機やひげゼンマイといったブレゲが達成した最新技術も搭載した584Q/A。
サファイアクリスタルのケースバックから眺めることが出来ます。
この限定モデルのために特別な仕上げが施されたゴールド製ローターは見ていて非常に美しく、まるで芸術品かと思ってしまいます。
また、パワーリザーブは48時間なので利便性にも優れております。
ケースサイズは42mmとスポーチウォッチらしいサイズ感で、その軽さに反して重厚感は抜群です。
ブレゲの革新的なカラーリングの限定モデルを是非ご覧くださいませ。
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今回ご紹介した腕時計はこちら
Breguet ブレゲ TYPE XXI 3815TI/HO/3ZU