長い歴史と確かな品質を誇る腕時計ブランド【JAEGER LECOULTRE】

2024年7月
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GMTブログをご覧いただき誠にありがとうございます。

当店にご来店されるお客様には様々な方がいらっしゃいます。
購入されるのを決めている方もいれば、コンセプトだけ決めてご来店される方もいます。

そんなお客様にオススメのブランドはいくつか存在しますが、紳士の時計であるジャガー・ルクルトは品質・値段共に満足頂けるブランドかと思います。

ジャガー・ルクルトはモデルのデザインからムーブメントまで、一貫して製造する優れた技術力を誇る老舗マニュファクチュールです。
創業は1833年、アントワーヌ・ルクルトが工房を始めたことがブランドの始まりになります。
1844年にはミクロン単位の測定器であるミリオノメーターを開発、これによりブランド内で高い製造力構築され、その後1900年に至るまで約350種類以上のムーブメントを作り上げた実績は素晴らしい功績と言えます。

そんなジャガー・ルクルトから【マスターウルトラスリムムーン Q1368430】をご紹介したいと思います。

JAEGER LECOULTRE ジャガー・ルクルトマスターウルトラスリムムーン Q1368430

レベルソは1931年から続いている文句なしのロングセラーであることに対し、マスターシリーズの歴史は約30年ほどと、レベルソの方が知名度という点では上になるかと思います。
1993年に誕生した美しいラウンドケースフォルムを用いる伝統的な「マスター」コレクションは、『精度』に限らず、『温度変化』『気圧変化』『耐衝撃性』『耐磁性』『防水性』といった日常生活において必要な多くの検査を、1000時間(約42日間)という長期間にわたって行なっており、全てをクリアした時計のみが販売されるという非常にシビアな世界です。

今回ご案内する「Q1368430」は「Q1368420」の後継機にあたるモデルになります。

デザインの面に関しては「Q1368420」から大筋が引き継がれていますが、ムーンフェイズの星のデザインなどが変更されており、端正な美しさを感じさせます。
こういった細やかな点にまで気を使っている部分が流石ジャガー・ルクルトだと言えます。
ケースの厚みはウルトラスリムと言うモデルの名前からもわかるように9.3mmになっています。
紳士の時計として構成されたジャガー・ルクルトの絶対条件であるスーツに収まる厚さを複雑な機構を搭載しながらも実現しています。

Q1368430の最大の変更点は搭載されているムーヴメントにあります。
今回新たに採用された『Cal.925AA』は以前までの48時間パワーリザーブを大幅に上昇させその稼働時間を約70時間へと延長されました。
近年の時計業界では、パワーリザーブの70時間化が基本的なラインとして扱われてきており、お客様からのご要望に含まれていることも多くなってきました。
金曜日に時計をはずし、週末着けなかったとしても月曜日の朝までしっかり動いているという点には魅力を感じます。