GMTブログをご覧の皆様、こんにちは。
本日はA.ランゲ&ゾーネからサクソニア・フラッハ 205.086 をご紹介します。
サクソニア・フラッハといえばA.ランゲ&ゾーネのラインアップにおける最もベーシックな時計ですが、
本日ご紹介のコッパーブルーゴールドストーンは深いブルーの文字盤がまるで星空を連想させる美しさを放つ、全く違う魅力を纏った時計です。
名前の由来でもある「ゴールドストーン」その製造方法はかなり特殊なものとなっています。
この製法の起源は17世紀のベネチアにまで遡り、液状のガラスに銅の粒子を混ぜ合わせて加熱していく過程で出来る粒子が、極めて細かな
結晶を形成します。この溶融をシルバー無垢製ダイアルの表面に流し込み、この層に散りばめられた何千もの酸化銅の結晶が
光を反射して、神秘的な煌きをもたらします。
星空を凝縮したような美しさの『サクソニア フラッハ ゴールドストーン』はシンプルな2針時計ですが、ベースモデルとは全く別の時計のように見えます。
このモデルにはフラッハの礎とも言える自社製ムーヴメントCal.093.1が搭載されています。
当然ですが、いわゆるグラスヒュッテ様式(ムーヴメントに施す美しい仕上げの総称)がこちらのモデルでも見てとれます。
ジャーマンシルバーを使用し、幅を広くとったグラスヒュッテストライプ(美しい縦縞模様の装飾)
ビス留めされたゴールドシャットン(起源を別としても現在では高級仕様のための装飾)
テンプ受けのエングレービング(手作業による装飾)
これらから細部まで拘った真のハイエンドムーヴメントであることが分かります。
A.ランゲ&ゾーネではサクソニアのようなエントリーモデルから、ダトグラフのようなハイエンドモデルまで一貫して同じベクトルのモノ作りを行っていることも大きな魅力となっています。
サイズも39㎜と絶妙で、大変使いやすいです。
こちらの時計もJACCS「60回払いまで無金利キャンペーン」をご利用頂けます。