ロイヤルオーク エクストラシンは何故特別なのか

2024年01月19日

GMTスタッフブログをご覧の皆さまこんにちは。
いつもご覧いただきありがとうございます。

本日公開のYouTube動画では、「ロイヤルオーク エクストラシン は何故人気なのか」についてご紹介しております。

こちらのブログでも、その内容についてご紹介させていただきます。

AUDEMARS PIGUET オーデマ・ピゲ ロイヤルオーク エクストラシン 15202ST.OO.1240ST.01

オーデマ・ピゲのロイヤルオークというと、時計業界では言わずと知れたラグジュアリースポーツウォッチの代表格の1つです。

しかしながら、他ブランドと比較してもロイヤルオークと名の付くモデルは非常に多く、サイズ違いや僅かなディテールの違いから判別を付けるのが中々難しいシリーズでもあります。

そんな中、エクストラシンに分類されるモデルは、通常のロイヤルオークよりも市場相場が格段に上がります。

その理由として、1972年に誕生した「初代ロイヤルオーク」を復刻したモデルである、というところが付加価値を高めるポイントとなっています。

初代ロイヤルオークにはどんな価値があるのか、それはステンレススチール製でありながら、ゴールド無垢の時計よりも販売価格を高く設定したというヒストリーにあります。

当時、時計といえばゴールド無垢で作られることが当たり前とされていた時代で、ステンレスで作られる高級時計というのが衝撃的でした。
後にパテック・フィリップのノーチラスを始めとしたラグスポが誕生するきっかけともなる、いわば時計界における歴史的な1本になったのです。

このような背景を持つエクストラシンですが、時代とともに何度か復刻されており、そのどれもが高い人気を得ています。

復刻モデルでは共通した仕様があり、そのほぼ全てが初代と同じ39mmサイズで、同じムーブメントの「Cal.2121」を搭載しているという点です。

39mmのケース径は今でこそ標準的なサイズですが、当時は大ぶりであるとされ「ジャンボ」という愛称が付けられるほどでした。

また、通常のロイヤルオークは3針ですが、エクストラシンは2針です。

今回ご紹介の「15202ST.OO.1240ST.01」は、初代ロイヤルオーク生誕40周年記念として2012年にリリースされたモデルで、同時期2010年代に巻き起こったラグスポブームが後押しとなりその地位を確固たるものとしました。

なお、2022年に誕生した最新のエクストラシンでは、遂にキャリバーが「Cal.7121」へと変更になりしました。

50年以上も同じキャリバーが使われ続けていたというのは、元々の完成度の高さゆえの結果ですが、当時のキャリバーだと時計業界全体で見ても表立ってメーカーが使い続けるには50年くらいが限界のようです。

ムーブメント自体は、上記の実績からも非常に信頼性の高い機械ですので、今後のご使用でも十分に使い続けられますのでご安心ください。

「Cal.2121」を使った最後のモデルを、ぜひ手にしていただきたい1本です。

▼本日ご紹介した商品はこちら
AUDEMARS PIGUET オーデマ・ピゲ ロイヤルオーク エクストラシン 15202ST.OO.1240ST.01

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最後までお付き合いいただきありがとうございます。
それでは、素敵な時計ライフをお過ごしください。

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