GMTスタッフブログをご覧の皆さま、こんにちは。
本日もご覧いただきありがとうございます。
「機械式時計はメンテナンスを行えば一生使い続けられる」と言われております。
しかしながら、高額になる可能性のあるオーバーホールを定期的に行うとなると、ランニングコストが心配になる方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、比較的にランニングコストを抑えられる腕時計をご紹介いたします。
まず初めにご紹介いたしますのはこちら。
■ROLEX ロレックス サブマリーナー 41 124060
サブマリーナー 124060に限らず、ロレックスのムーブメントは非常に頑丈で精度も落ちにくく、中には「20年メンテナンスせずに使い続けている」という方もいるくらいです。
そういった事例は極端だとしても、生産数が非常に多いブランドのため、ほとんどの修理工房がオーバーホールのノウハウを持っており、安価で修理してくれる場合が多い腕時計となっています。
近年はその資産性に注目されがちなロレックスですが、どの個体も安心して長年使い続けられる、優れた腕時計なのは間違いないでしょう。
続いてご紹介いたしますのは、「ETA」や「セリタ」といった汎用ムーブメントを搭載したこちら。
■TAG HEUER タグ・ホイヤー カレラ タグホイヤー カレラ Cal.5 WBN2113.BA0639 ブラック
現在では各ブランドで自社製ムーブメントを搭載した腕時計を多数ラインナップしておりますが、2000年代頃までは多くのブランドが「ETA社」製の汎用ムーブメントを搭載していました。
本当に多くの腕時計に搭載されていたため、希少価値の少なさから軽んじられることもある「ETA」製ムーブメントですが、無駄を省いた合理的な設計や大量生産によるコストの削減と、アップデートが繰り返されたことによる故障率の低さにより、少数生産の自社製ムーブメントには真似できない優れたランニングコストを獲得しています。
当然多くの修理工房で修理可能であり、交換用のパーツをストックしている工房も多いため、大きな故障が発生した場合でも、比較的安価で修理できることも少なくありません。
これらの例から言えるのは「設計がシンプル」で「市場に十分流通している」腕時計ほど、安価でオーバーホールが可能である、ということです。
しかし、ケース、文字盤、リューズ、ブレスレット、バックルといったムーブメント以外の部分は、メーカー以外で純正のものを手に入れることが難しいため、それらの交換が必要な際は例え安価な腕時計であっても純正修理が必要です。
加えて、複雑機構を搭載した腕時計や、最新の自社製ムーブメントを搭載した腕時計は憧れるところですが、そういった腕時計はメーカーでの純正メンテナンス以外では、修理が難しい場合が多いです。
※PATEK PHILIPPEパテック・フィリップ グランド コンプリケーション パーペチュアルカレンダー スプリットセコンドクロノグラフ 5204P-011
「メーカーの純正修理以外には出したくない」という方も多いかと思いますが、腕時計次第ではメーカーよりも大幅に安価で修理できることもありますので、購入の際の参考になれば幸いです。
当社で購入した腕時計につきましては、提携しております修理工房での修理もご案内しておりますので、お気軽にお問い合わせくださいませ。
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▼本日ご紹介した腕時計
■ROLEX ロレックス サブマリーナー 41 124060
■TAG HEUER タグ・ホイヤー カレラ タグホイヤー カレラ Cal.5 WBN2113.BA0639 ブラック
最後までお付き合いいただきありがとうございます。
それでは、素敵な時計ライフをお過ごしください。