【OMEGA】人命を救う偉業を成し遂げたスピードマスター

2024年12月29日

GMTスタッフブログをご覧の皆さま、こんにちは。

本日もご覧いただきありがとうございます。

皆さまは、時計のどこに惹かれますか。

美しく輝く文字盤、計算しつくされた動きで時を刻むムーブメント。

時計の魅力をあげればきりがありません。

今回は、そんな時計がさらに好きになるとっておきのエピソードをご紹介いたします。

OMEGA オメガ スピードマスター ムーンウォッチ プロフェッショナル コーアクシャル 310.30.42.50.01.001

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世界で初めて月に到達した腕時計として有名なこの一本ですが、月に到達した翌年にも、人命を救う偉業を成し遂げたことはご存じでしょうか。

時は1970年4月11日。

宇宙開発に力を入れていたアメリカは、再び月を目指してアポロ13号を宇宙へと送り出しました。

発射は無事成功。

順調かと思われていた旅路ですが、月へ到達する前に大事件が発生します。

なんと、酸素タンクが爆発してしまったのです。

月面着陸は直ちに中止になり、宇宙飛行士たちを無事に地球へ帰還させることが重大な任務となりました。

ヒューストンの管制センターが指示した救出戦略は、宇宙飛行士たちを月着陸船に移動させることでした。

しかし、月着陸船はアポロ13号に乗り込んでいた3名の宇宙飛行士が長期間に渡り滞在することは、想定していませんでした。

そのため、生命維持システム以外の電力を節約する必要がありました。

残された食料はわずか、暖房も使えないため船内は極寒という最悪な環境でした。

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そんな絶望的な状況の中、地上にいるNASAのクルーは、アポロ13号船体のロケット・エンジンを再度噴射させ、軌道修正を行うことで地球帰還を目指す計画を打ち立てます。

その計画を成功させるには、エンジンを14秒間噴射させる必要がありました。

しかし、時間を計測する計器は、電力不足のため動きません。

そこで、命運を託されたのがクロノグラフ機能がついたオメガ、スピードマスターでした。

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スピードマスターのおかげできっかり14秒エンジンを噴射させることに成功した一行は、無事に地球へ生還を果たします。

宇宙飛行士たちの命を救ったスピードマスターは、その功績がたたえられ、NASAよりシルバー・スヌーピー・アワードが贈られました。

アポロ13号の印象的なエピソードは「成功した失敗 (“successful failure”)」と言われ、スピードマスターを世界中に知らしめる出来事となりました。

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いかがでしたでしょうか。

スタイリッシュなビジュアルと、確かな性能のオメガスピードマスター。

言わずと知れた名作ですが、宇宙で人命を救った唯一無二の時計だったのです。

そんな時計を身に着けていると、なんだかパワーが沸いてきそうです。

ロマンあふれる時計を腕に、宇宙へ思いを馳せてみてはいかがでしょうか。

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OMEGA オメガ スピードマスター ムーンウォッチ プロフェッショナル コーアクシャル 310.30.42.50.01.001

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最後までお付き合いいただきありがとうございます。

それでは素敵な時計ライフをお過ごしください。

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