GMTスタッフブログをご覧の皆さま、こんにちは。
本日もご覧いただきありがとうございます。
時間や時刻は、天体の運行を基準にして定められています。
そして時刻を示す装置である時計は天体とも深く関わりがあることは明確であるといえるでしょう。
月食や日食、流星群など、天体ショーなどと言われる天文現象にご興味をお持ちの方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
昨晩、三大流星群のひとつである、しぶんぎ座流星群がピークを迎えるというので観察してみました。
といっても本格的に観察を行ったわけではなく、ピーク付近の時刻にしばらく窓の外を眺める程度でしたので、結果は推して知るべしといったところ。
観察できずに早々にあきらめてしまいました。
腕時計業界の中には、天文学の用語を基にした名前を持つウォッチメゾンもございます。
ゼニスは「頂点」や「絶頂」など、物事の最高の状態を意味するほか、天文学上における概念である「天頂」の意味を持った言葉で、ブランドを象徴するマークにも星が採用されています。
今回はそんなゼニスの時計から、ムーンフェイズ機構も備えた時計をご紹介します。
ZENITH ゼニス クロノマスター オリジナル トリプルカレンダー 03.3400.3610/38.M3200
ゼニスのムーブメント「エル・プリメロ」は、1969年の誕生以来、多くのメーカーに供給され、幅広い時計に採用されてきました。
その革新的な性能と信頼性は、時計業界で名機としての地位を築いています。
その伝統を受け継ぎつつ、さらに進化した「エル・プリメロ 3610」は、1/10秒の計測を可能にしました。
この正確性は、高速な動きにも対応できる設計と卓越した技術の結晶です。
さらに、巻き上げを担うローターには、ゼニスの象徴である星のデザインが施され、ブランドのアイデンティティを際立たせています。
文字盤は、シルバーホワイトのフェイスにブラックのインダイヤルを組み合わせた「パンダ」デザインが印象的です。
この配色は視認性とデザイン性のバランスが取れており、一目見ただけでその存在感を感じることができます。
この繊細なテクスチャーは、高級時計ならではの丁寧な仕上げを物語っています。
対照的に、ブラックのインダイヤルははっきりとしたコントラストを生み出し、機能的な要素を際立たせています。
このデザインは、どの角度から見ても情報が瞬時に読み取れるよう計算されており、スポーティーさとエレガンスが共存しています。
また、カレンダー表示を含む多機能性を備えながらも、全体のバランスは崩れず、美しくまとまっている点も特筆すべきポイントです。
2時位置には「月」、4時と5時の間には「日」、そして11時位置には「曜日」のトリプルカレンダー仕様。
また、6時位置のインダイヤルにはムーンフェイズを備えており、クロノグラフとの調和が見事です。
これらの要素は、機能的な時計でありながら、美術品としての価値も感じさせます。
細部に目を向けると、針やインデックスの仕上げも見逃せません。
特に、シルバーホワイトに映える針は、見る角度によって微妙に色合いを変え、時計を手にした人だけが感じられる特別な魅力を放っています。
日常の中に溶け込みながらも、特別な瞬間を演出するデザインです。
パワーリザーブも60時間と十分に確保され、使い勝手の良い時計に仕上がっています。
天文現象にご興味をお持ちの方はもちろん、ひと捻りある時計をお探しの方にもおすすめの時計ですので、この機会にぜひご検討ください。
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ZENITH ゼニス クロノマスター オリジナル トリプルカレンダー 03.3400.3610/38.M3200
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それでは素敵な時計ライフをお過ごしください。