伝統的なドレスウォッチの最高峰として、時計愛好家から畏敬の念を集めるドイツの名門「ランゲ＆ゾーネ」。
そのランゲが、近年まったく新しい領域で時計界を驚かせたモデルをご存知でしょうか。
本日は、発表以来、当店GMTのスタッフ間でも話題沸騰、そして多くのお客様からも熱い視線が注がれている、ブランドの歴史的な一本をご紹介いたします。
ドイツのグラスヒュッテを拠点とし、精緻なクラフツマンシップと揺るぎない美意識で知られるランゲ&ゾーネ。
そんな名門ブランドが2019年に発表した「オデュッセウス」は、時計マニアに衝撃を与えることとなります。
まずはその理由についてご紹介していきます。
A. LANGE & SOHNE ランゲ&ゾーネ オデュッセウス 363.068 ホワイトゴールド
1,ランゲ初の本格的なラグジュアリースポーツウォッチ
ランゲ＆ゾーネと言えば、ドレスウォッチや複雑機構を備えた伝統的なタイムピースで知られています。
そのブランドが初めて「ステンレススチール製ケース」「ブレスレット一体型デザイン」という、スポーティで日常使いを意識した時計を発表したため、オーデマ・ピゲのロイヤルオーク、パテック・フィリップのノーチラスといったラグスポ市場にランゲが参入したと、コレクターの注目が一気に集まりました。
2,デザイン面の新しさ
ラグスポらしいデザインを取り入れながらも、アウトサイズデイト（大きな日付表示）と曜日表示を搭載しており、クラシックなアイコンを守りつつ、モダンでアクティブな印象を持たせています。
40.5mmのケース径は迫力を備えつつも、流麗なラグとケースラインによって、手首に美しく収まるプロポーションに仕上げられています。
サテンとポリッシュを巧みに使い分けた仕上げは、光の角度により豊かな表情を見せ、まさに彫刻的な美しさを感じます。
3,ムーブメント
ただのスポーツウォッチではなく、仕上げ、ムーブメントはランゲ品質。
自社製自動巻きキャリバー「L155.1 DATOMATIC」を搭載し、毎時28,800振動というハイビート仕様で、安定した精度を実現。
約50時間のパワーリザーブを備え、ローターにはプラチナ製の分銅を組み合わせるなど、贅を尽くした設計がなされています。
グラスヒュッテ・リブ仕上げや手彫りのテンプ受けなど、裏面の仕上げからもランゲの妥協なき美学が伝わります。
結論「伝統的なドレスブランドが、ブランドのDNAをしっかり残しながらスポーツウォッチ市場に挑戦した」 という点が注目を集めた理由です。
これだけ話題のある時計ですが、生産数が非常に限られているため、実機に出会うことすら難しいモデルです。
ここからは入手困難な中、当店GMTに在庫があるオデュッセウスについてご紹介いたします。
ホワイトゴールド製ケースとラバーストラップの組み合わせは、他にはない特別な存在です。
落ち着いたグレーを基調とした文字盤は繊細な段差や異なる仕上げを組み合わせることで立体感を演出。
針もホワイトゴールドを用い、暗所でも視認性を確保する夜光塗料が施されています。
120mの防水性も備えスポーツモデルとしての実用性を確保しながら、ドレスウォッチに匹敵する端正さを兼ね備えるのは、まさにランゲならではといえます。
ホワイトゴールドの重厚感を備えながらも、ラバーストラップには裏面に細かい凹凸があるため、着用時には意外なほど自然に腕になじみます。
厚みを抑えたケース設計とラグのカーブが手首に沿い、長時間の着用でも疲れを感じさせません。
また通気性が良いのも嬉しいポイントです。
■まとめ
いかがでしたでしょうか。
ステンレスモデルが既に高い評価を得ている中で、貴金属ケースを纏った363.068は、さらに一段と格の違いを示す存在となっています。
単なる実用時計ではなく、日常においても芸術性と機能性を享受できる稀有な一本。
ランゲ＆ゾーネが「最高品質の時計を身に着けて人生の最も思い出に残るひとときを過ごしたいと望む方のため」に開発した時計をぜひ腕元でご体感ください。
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A. LANGE & SOHNE ランゲ&ゾーネ オデュッセウス 363.068 ホワイトゴールド
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それでは、素敵な時計ライフをお過ごしください。
written by GMTスタッフ
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