気づけば2025年もあとわずか。
街はすっかりクリスマスムードです。
そして何より、社会人のみなさんにとっては待ちに待った冬のボーナスの時期ではないでしょうか。
私は現在、社会人3年目。
時計業界に入ってからも3年が経ちました。
実は私、入社1年目の夏に思い切って機械式時計を購入しています。
「時計屋のスタッフだから」という理由もありましたが、正直なところ「社会人になった記念に、何か形に残るものが欲しい」という気持ちが強かったのを覚えています。
最近、同年代のお客様から「スマートウォッチは便利だけど、そろそろ機械式時計も気になる」「でも、高いお金を出して買う意味ってあるのかな?」という相談をよく受けます。
その気持ち、すごくわかります。
通知も見られるし、健康管理もできる。
機能面だけで言えばスマートウォッチは最強です。
それでも、私が3年間、機械式時計を毎日使い続けて「ああ、やっぱり買ってよかったな」としみじみ感じている理由があります。
今回はスペックや資産価値といった難しい話は抜きにして、「生活におけるリアルな変化」を5つ、ご紹介します。
また、記事の最後には「もし3年前の自分が買うならこれ!」と自信を持って言える、はじめての1本におすすめなモデル3選も紹介していますので、ぜひ最後までお付き合いください。
1. オンとオフを切り替える「スイッチ」になった
これは買ってすぐに感じた変化です。
朝、身支度を整えて、最後に時計をカチッと装着する。
この瞬間が「よし、仕事モードだ」という合図になります。
逆に、帰宅して時計を外すと「今日の自分、お疲れ様」とオフモードに切り替わる。
スマホやスマートウォッチは常に画面が光り、24時間世界と繋がっていますが、機械式時計はあくまでアナログ。
この「物理的な重み」を着脱することが、忙しい毎日の中でメリハリを作る儀式になりました。
2. ラフな服装が「大人の余裕」に変わる
休日の私は、パーカーやデニム、夏なら無地のTシャツといったシンプルな服装がほとんどです。
社会人1年目の頃は「学生っぽいかな?」と心配になることもありましたが、手元にしっかりした機械式時計があるだけで、全体の印象がガラッと変わります。
不思議なもので、服がカジュアルであればあるほど、時計の金属感や精密さが際立ち、「あえて着崩している大人」のような雰囲気が生まれるんです。
これはいわゆる「一点豪華主義」に近いかもしれませんが、ファッション全体のバランスを整えてくれる魔法のスパイスのような存在です。
3. 「自信」を物理的に身にまとえる
精神論に聞こえるかもしれませんが、これは意外と大きな効果でした。
仕事で失敗して落ち込んだ日や、重要なプレゼンで緊張している時。
自分が選んだ、決して安くはない「相棒」が一緒に時を刻んでくれている感覚は、言葉にできない心強さがあります。
「これを着けている自分なら、もう少し頑張れるかも」と思わせてくれる、お守りのような存在です。
4. 目上の人との「共通言語」が生まれた
これが一番実益を伴うメリットだったかもしれません。
私たちのような時計屋のスタッフはもちろんですが、仕事でお会いする他業種の経営者の方や、社会人の先輩方は、腕時計がお好きな場合が驚くほど多いです。
ふとした瞬間に袖口から時計が見えた時、「お、いい時計してるね」「それ、〇〇のモデル?」と声をかけられることが増えました。
決して媚びを売るわけではなく、「時計」という共通の話題があるだけで、会話のハードルがグッと下がります。
「社会人1年目に思い切って買いまして…」と話すと、「若いうちからその心意気はいいね!」と可愛がってもらえることも。
ビジネスツールとしての側面も、間違いなくあると感じています。
5. 街中の「人の手元」を見るのが面白くなった
時計を持つようになると、視点が変わります。
電車でつり革を持っている人、カフェで隣に座った人、テレビに出ている俳優さん。
「あ、あの人の時計、渋いな」「意外とこういう服装に合わせるのもアリか」と、他人の手元を見るのが楽しくなりました。
今まで風景の一部だったものが、急に「情報の宝庫」に見えてくる。
日常の中に新しい楽しみが増えたのは、嬉しい誤算でした。
◆はじめての1本におすすめ。間違いのない3選
「じゃあ、具体的に何を選べばいいの?」という方へ。
3年前の私が今の知識を持っていたら、間違いなく候補に入れる「最初の1本」として最適なモデルを3つ厳選しました。
ちなみに、「欲しいけれど、一括は厳しい」というのも正直なところだと思います。
そんな時に便利なのが、当店で使える60回までの無金利ショッピングクレジットです。
金利手数料はかからないので、単純に支払いを分けるだけ。
「まずは無理のない範囲で、憧れの時計との生活をスタートさせる」という選択肢も、ぜひ検討してみてください。
個人的にはかなり賢い買い方だと思っています。
◆ROLEX ロレックス オイスターパーペチュアル 114300 ダークロジウム
究極の「普通」にして、最高の実用時計です。
日付表示がない分、久しぶりに着ける時も時刻を合わせるだけでOK。
この「操作の簡単さ」は、機械式時計に慣れていない初心者の方にこそ推したいポイントです。
デザインも、ダークロジウム(グレー)の文字盤に水色のアクセントが入っていて、地味すぎないのが絶妙。
スーツはもちろん、休日のラフなスタイルにも違和感なく馴染みます。
◆OMEGA オメガ シーマスター アクアテラ コーアクシャル マスタークロノメーター 220.10.41.21.01.002
「海」をイメージしたスポーティさと、ドレスウォッチのような上品さを両立しています。
特にこのモデルは「マスタークロノメーター」という規格を通っており、磁気に強いのが特徴。
パソコンやスマホに囲まれた現代のデスクワークでも、磁気帯びを気にせず使えます。
◆TUDOR チューダー ブラックベイ 58 M79030N-0001
ロレックスの弟分ブランド、チューダー。
このモデルはヴィンテージ感が強く、サイズも少し小ぶり(39mm)です。
日本人の手首に驚くほどフィットします。
「ピカピカの新品」というより、最初から渋い雰囲気をまとっているので、古着好きの方やカジュアル派の方には特におすすめです。
いかがでしたでしょうか。
スマートウォッチが「情報の端末」だとしたら、機械式時計は「自分のスタイルそのもの」だと私は思います。
どちらが良い、悪いではなく、それぞれの良さがあります。
ただ、この冬、「長く付き合える何か」を探しているのなら、今がそのタイミングかもしれません。
良い時計との出会いは、一期一会です。
「これだ!」と思える一本を見つけて、新しい年を新しい相棒と一緒に迎えてみる。
そんな素敵な選択をする方の背中を、少しでも押せたなら嬉しいです。
▼本日ご紹介した腕時計
◆ROLEX ロレックス オイスターパーペチュアル 114300 ダークロジウム
◆OMEGA オメガ シーマスター アクアテラ コーアクシャル マスタークロノメーター 220.10.41.21.01.002
◆TUDOR チューダー ブラックベイ 58 M79030N-0001
▼おすすめ記事ピックアップ
初めてでも「扱いやすくて美しい」究極の3本【ROLEX/OMEGA/グランドセイコー】
【初の冬ボーナス!】予算30万円で探す絶対失敗しない本格腕時計 4選
▼GMT WEBサイトやLINEの便利機能で入荷を見逃さない!
・「欲しいリスト」機能
欲しい腕時計の商品価格が下がったときにお知らせが届きます。
・「入荷したらお知らせ」機能
「再入荷したらいち早く教えてほしい!」という場合に大変便利な機能です。
・「マイアイテム」機能
買取価格(上限価格)が値上がりした際にお知らせが届きます。
また、商品・おすすめコンテンツをLINEで受け取ることができます!
LINE友だち追加はこちらから!
最後までお付き合いいただきありがとうございます。
それでは、素敵な時計ライフをお過ごしください。



















