腕時計という趣味を続けていると、自分の価値観は少しずつ変化していきます。
購入当初は「かっこいい」と思っていた時計も、時間が経つにつれて出番が減ることもあれば、逆に何気なく選んでいた時計の良さに改めて気付かされることもあります。
今回ご紹介するのは、私が約2年前に購入したオメガのスピードマスター38です。
使い始めて早2年。
実際に使って感じた魅力と、気になった点を正直にお伝えしたいと思います。
OMEGA オメガ スピードマスター 38 コーアクシャル クロノグラフ 324.30.38.50.01.001

OMEGA オメガ スピードマスター 38 コーアクシャル クロノグラフ 324.30.38.50.01.001
目次
数あるクロノグラフからスピードマスター38を選んだ理由
購入当時、私はクロノグラフを1本所有したいと考えていました。
しかし、王道であるスピードマスター ムーンウォッチは私の腕にはやや大きく感じられました。
私の手首周りは約15.5cm。
決して細すぎるわけではありませんが、ケース径42mmクラスになると少し主張が強く感じられます。
そんな中で出会ったのがスピードマスター38でした。
ケース径は38mm。
スポーティーなデザインでありながら収まりが良く、試着した瞬間に「これだ」と感じたのを今でも覚えています。

また、通常のムーンウォッチはマットな黒文字盤を採用しているのですが、こちらのスピードマスター38はうっすらと美しいサンレイ仕上げが入っています。
角度によって光を放ち、豊かに表情を変化させるその佇まいに一目ぼれしました。
2年間使い込んで実感した、絶妙なサイズ感と想像以上の実用性
まず最初に挙げたいのがサイズ感です。
近年は40mmを超えるスポーツウォッチも珍しくありませんが、スピードマスター38は非常にバランスが良いモデルだと思います。
クロノグラフらしい適度な存在感はしっかりありながら、ラグの先端(ラグtoラグ)が腕からはみ出さず、装着感は極めて快適。
実際、購入から2年経った今でもサイズについて不満を感じたことは一度もありません。

さらに、スピードマスター38は見た目以上に実用性に優れています。
自動巻きムーブメントを搭載し、便利な日付表示も備え、さらに100m防水を確保。
もちろん本格的なダイバーズウォッチほどではありませんが、日常生活の水濡れで困る場面はほとんどありません。
いつでも気軽に腕に取れるこの絶対的な安心感は、この時計の大きな武器だと感じています。
コラムホイール式 Cal.3330が魅せるクロノグラフとしての完成度
搭載される「Cal.3330」は、高級仕様であるコラムホイール式クロノグラフに、オメガの代名詞であるコーアクシャル脱進機、そして優れた耐磁性を誇るシリコン製ヒゲゼンマイを組み合わせた、非常に高性能なメカニズムです。

OMEGA オメガ スピードマスター 38 コーアクシャル クロノグラフ 324.30.38.50.01.001
実際に操作してみるとプッシュボタンのクリック感は非常に滑らかで、クロノグラフを動かすこと自体に高級機ならではの楽しさがあります。
私は普段から頻繁にストップウォッチ機能を使用するわけではありませんが、それでも時折、意味もなくスタートボタンを押したくなる不思議な魅力がこの機構には詰まっています。
愛用者だからこそ分かる、購入前に知っておきたい気になった点
ケース径38mmという数字からコンパクトで薄い時計を想像していると、実際に手にした際に少し驚くかもしれません。
本機は自動巻きクロノグラフであるため、実際に着用すると厚みはしっかりと肌で感じられます。

OMEGA オメガ スピードマスター 38 コーアクシャル クロノグラフ 324.30.38.50.01.001
また、「スピードマスター」という名前を聞いて多くの人が思い浮かべるのは、やはり42mmのムーンウォッチでしょう。
そのため、どうしても比較される宿命にあります。
しかし、実際には完全に別物です。
手巻きではなく便利な自動巻きであり、デイト表示もあり、サイズもコンパクト。
私はこの時計を「ムーンウォッチの代替品」としてではなく、「日常使いの利便性に特化した、独立したもう一つのスピードマスター」だと考えています。
まとめ|価値観が変わっても、ずっと腕元に残り続ける最高の相棒
時計趣味を続けていると、自分の好みは少しずつ変わっていきます。
実際、現在の私はよりクラシカルな3針時計に惹かれることが増えました。
それでも、このスピードマスター38を手放そうと思ったことは一度もありません。

OMEGA オメガ スピードマスター 38 コーアクシャル クロノグラフ 324.30.38.50.01.001
休日に友人と会う時、少しアクティブに出掛ける時。
服装を選ばず、いつでも気軽に身に着けられる。
そして何より、「今日は何を着けようかな」と迷った時に、必ず自然と候補の最前線に上がってくる存在です。
購入から2が経った今だからこそ思うのは、この時計は「コレクションとして眺めて楽しむ時計」ではなく、「無意識のうちに自然と腕に取ってしまう時計」だということです。
趣味を続ける中で私の価値観は変わりました。
しかし、スピードマスター38に対する高い評価だけは2年前と全く変わっていません。
むしろ今の方が、この時計の本当の良さを深く理解できています。
初めての高級クロノグラフとしてはもちろん、使い込める最高の相棒を探している方に、ぜひ一度ご覧いただきたい一本です。
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