本日GMTブログをご覧くださり、誠にありがとうございます。
店頭スタッフ髙橋です。
10月に入り、より一層秋が深まってまいりました。
家の近くに小学校があるのですが、校庭にたくさんの金木犀が咲いているので、窓を開けると心地よい香りが漂ってきます。
ちなみに豆知識ですが、金木犀は日本に雄木しかなく自生ができないため、接ぎ木をして成長をさせるのだそうです。
さて、本日はこちらの時計をご紹介いたします。
PATEK PHILIPPE アニュアルカレンダー 5205G-013
2018年に登場した、アニュアルカレンダーを搭載したモデルです。
2018年まではブラックとシルバーのカラーリングがございましたが、このブルー文字盤が発表されたのちにディスコンになりました。
現在はSOLD OUTですが、参考までに画像をご用意いたしました。ぜひお見比べください。
「5205G-010(ブラック)」
「5205G-001(シルバー)」
どれも素敵なカラーリングですが、中心から外側に向かってグラデーションが施されている深みのあるブルーブラックカラーが、ホワイトゴールドの輝きと相まって神秘的な雰囲気を生み出しています。
見る角度によって表情が変わるよう、放射状に輝くような仕上げが文字盤に施されていますが、強い輝きを放つサンレイ仕上げとは違い、落ち着いた光沢を放つため色気が溢れています。
基本的なスペックを解説致しますと、以下の通り。
10時位置:曜日
12時位置:日付
2時位置:月表示
6時位置:ムーンフェイズ及び24時間表示
基幹キャリバーはパテックフィリップが誇る自社製自動巻きムーブメント「Cal.324」です。
そこにアニュアルカレンダーのモジュールを積みこんだ「Cal.324 S QA LU24H/206」が5205に搭載されています。
パワーリザーブはおおよそ45時間程度。大変実用性に優れた時計といえ、21金のローターを積み込むことで巻き上げ効率も高くなっております。
また、シースルーバック仕様ですので、大変優れたムーブメントをご覧いただけます。細部に渡る仕上げの美しさは是非ご覧いただきたい部分です。
日付・曜日・月表示が弧を描くように配置されており、モダンでアバンギャルドなデザインが特徴の5205G。
文字盤外側にはドットとスクエアのインデックスがバランスよく配置され、光を反射してちらちらと上品な光を放ちます。
時針と分針には夜光塗料が配置されているので夜間の視認性を高めつつ、固くなりすぎないような印象になっています。
ラグを横からみると穴が開いております。
5205Gは全体的に丸みがあり、なだらかで優雅な形をしているのが特徴なため、正面から見ると少々重たい印象があるのですが、ラグに穴をあけることで軽やかですっきりとした印象を持たせているのでしょう。
ベゼルは手の込んだつくりで、円に沿って凹んだような形をしています。この形は5960や5905、5270などにもみられるベゼル形状で、非常に優美で高級感あふれる形状でございます。
当店ではまだ3本目のお取り扱いとなり、現在は¥4,880,000-(税込)でご案内させていただいております。
(※2020年10月6日現在の在庫とお値段でございます)
また、10月1日からパテックフィリップの定価が値上がりしたため、現在の定価は¥6,149,000-。
保証書日付は2019年2月、パテックフィリップの純正ベルトに付け替えており、ガラスに少々傷がございますが肉眼ではほぼとらえられないような傷です。
状態がかなりいいおすすめの時計となりますため、ぜひご検討くださいませ。
お気軽にお問合せ・ご来店をお待ちしております。