100年の時を刻む腕時計 パテック フィリップ 5940J-001

2021年01月24日

皆様こんにちは。
店舗スタッフの早川です。

本日ご紹介しますお時計は、パテック・フィリップからこちらのモデルグランド コンプリケーション パーペチュアルカレンダー 5940J-001で御座います。

パーペチュアルカレンダーと言えば、腕時計における3大複雑機構であり、1925年に世界で最初に腕時計として実現したのがパテック フィリップです。
それは婦人用ペンダントウォッチのムーブメントを基にしたパーペチュアルカレンダー搭載の腕時計「No. 97 975」でした。

そして1941年からパテック フィリップは「パーペチュアルカレンダー」の生産を開始。
さらに1985年にパテック フィリップは初の自動巻きパーペチュアルカレンダー専用ムーブメント「Cal.240 Q」を完成させ、これを搭載する腕時計「Ref.3940」が発表されました。

閏年まで自動で判別する複雑機構、多彩な表示は大抵の場合=厚いムーブメントとなるところですが、パテック フィリップはその弊害を完全に無きものとしました。
自動巻きローターを埋め込んだ所謂「マイクロローター」の採用で薄型化され、厚さわずか3.88mmを実現。
このムーヴメントは30年以上の時が流れた現在においても現役です。

本日ご紹介の「5940」は、通称TVスクリーンと呼ばれるパテック フィリップの中でも大変希少なクッションケースを採用しています。
均整の取れた美しいケースで大変魅力的な1本なのですが、残念ながら2019年にディスコンとなってしまった為、今後さらに希少な存在となりそうです。

ケース厚で1cmを大きく下回るパーペチュアルカレンダーは、腕時計としてのスタイルに優れ、素晴らしく腕に馴染みます。毎日でも付けたいと思わせる腕時計としての完成度の高さは、さすがパテック フィリップといったところです。

そして肝心な顔つきもこの時計の素晴らしいところで、情報量の多いパーペチュアルカレンダーでありながら、極めて整然とした均整の取れた佇まいに、美しいリーフ針とブレゲ数字は気品漂うヒストリカルなディテールであり、日付や曜日といったインダイアルを飾る書体にも適度なボリュームがあって、とても手が込んでいることが見てとれる由緒正しいパテック顔と言えるのではないでしょうか。

オーラを感じさせる、これこそパテック フィリップのなせる技でしょう。

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是非この機会をご利用くださいませ。

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