フランク・ミュラーの傑作「トノー カーベックス」

2021年10月08日

GMTブログをご覧の皆様、こんにちは。店舗スタッフの高江です。
最近は日中と夜で寒暖差がありますので、体調には気をつけてお過ごしください。

本日ご紹介する時計は、フランク・ミュラーの傑作とも呼ばれ、ブランドと共に誕生した「トノー カーベックス」より、「8880SC アイアンクロコ IRON CRO シルバー」です。

FRANCK MULLER フランク・ミュラー トノーカーべックス アイアンクロコ 8880SC IRON CRO

斬新なアイデアとデザイン力、高い技術力で数々の名品を生み出し、世界中から愛され日本でも高い人気を誇る、高級時計ブランド「フランク・ミュラー」。
時計をあまり知らない人でも、この名前は聞いたことがあり、樽型のような形もなんとなく想像できる人が多いのではないでしょうか。

フランク ミュラーは「天才時計師」と謳われるフランク ミュラー氏が自身の名を冠して創設したブランドで、彼はジュネーブの時計学校で本来は3年かかる技術を1年で習得するなど、開校以来もっとも優秀な成績で卒業した逸材でした。
そんな彼は時計史に名を刻む複雑機構の数々を開発することに成功し、天才時計師ブレゲの再来とも呼ばれたほどの実力を兼ね備えていました。

世界初の「フリー・オシレーション(自由振動)トゥールビヨン」や「ジャンピングアワー機能が付いたレギュレーター・タイプの文字盤を持つトゥールビヨン」「リバース・トゥールビヨン」「ミニッツリピーター」「パーペチュアルカレンダー」など次々と複雑機構を発表し、その実力と才能は世界的に知れ渡り、瞬く間に知名度を上げ、高級時計の仲間入りを果たしました。

1992年に発表された「トノウ カーベックス」は、高い技術力が必要とされる美しいフォルムのケース、トノウ型(樽型)の三次元曲線を用いてボリューム感を出し、どの角度から見てもラインが湾曲し、ビザン数字を配した文字盤のデザインは、そのユニークさから大きな話題になりました。

そして今回ご紹介する「トノウカーベックス 8880SC アイアンクロコ」はブラック・クロコシリーズの派生モデルとして2013年に誕生しました。名前の通り、重厚感のある“鉄”を連想させるデザインで、シルバーカラーで統一されたデザインは腕元を飾ります。

時計単体だと一見派手に見えますが、暗めの洋服に合わせると、クロコダイルのレザーベルトが上品さを生み出し、まとまった印象を与えます。

また、ケース本体も時計自体がクロコダイルストラップの延長になった印象で巧妙な統一感が際立ちます。

時計全体としての統一感もありながら、55.5×39.5mmの大きめのサイズは、華やかな鏡面仕上げとも相まって、圧倒的存在感を放ちます。

「アイアンクロコ」は、モデル名にもあるようにクロコダイルの皮をイメージし、デザインされています。
このようにリアルなイメージを再現しているのが、エングレービングという手法です。
エングレービングとは、波を打ったような彫り模様、凸凹を表現する手法で、高級時計程よく使われており、ワンランク上の仕上がりにしたいときによく使われます。

「フランク・ミュラー」だけでなく「ブレゲ」や「ランゲ&ゾーネ」の時計にも用いられている手法なので気になった際は、調べてみてはいかがでしょうか。

付属品も高級感、ハイセンスな内外箱となっています。

ぜひこの機会にご検討してみてはいかがでしょうか。
本日も最後までお付き合いいただき、誠にありがとうございました。

■今回ご紹介した腕時計はこちら
・FRANCK MULLER フランク・ミュラー トノーカーべックス アイアンクロコ 8880SC IRON CRO

■FRANCK MULLER フランク・ミュラー トノーカーベックス 在庫一覧はこちら

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