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今回は、ただ今開催中の存在感がカッコイイ、「42㎜ over BIG WATCHES 特集」より、こちらのモデルをご紹介します。
HARRY WINSTON ハリー・ウィンストン プロジェクト プロジェクト Z14 OCEARS42ZZ001
ハリー・ウィンストンといえば、繊細かつ大胆なデザインで多くのセレブをも魅了する世界屈指のハイジュエラーですが、男性にもオススメしたいのがこちらの「プロジェクトZ」です。
モデル名になっている「プロジェクトZ」とは同ブランドが2004年に発表して以降、継続して販売されているウォッチコレクションです。
特殊合金ザリウムをケースに使用している点から名づけられており、ザリウム「zalium」の頭文字を取って「プロジェクトZ」と名付けられています。
ザリウムとは、ジルコニウムを主成分とした高耐久性素材の合金です。
低アレルギー素材であることもポイントで、チタンよりも硬くて腐食しにくく、そして優れた軽さを備えています。
「プロジェクトZ」モデルは毎回本数限定で生産されており、本モデルも限定300本の製造となっているためコレクション欲が搔き立てられる1本と言えるでしょう。
デザインにも特徴があり、オフセンター表示や非対称のエレメントなど毎年アシンメトリーなデザインを採用しています。
こちらのモデルの機能面における最大の特徴は、秒針表示にレトログラード機能を用いていることです。
レトログラードとはフランス語で「逆行」を意味しています。
時計の針は通常、時計回りに円を描くように進んでいきますが、レトログラード秒針においては扇の形に添って針が動きます。
レトログラード秒針は「0」の位置から時を刻み始め、「30」の位置に到達すると瞬時に「0」へ戻ります。
「瞬時に」というのがポイントで、「30」から「0」の位置に戻る際にタイムラグが発生してしまうと秒針の計測に遅れが生じてしまいます。
そのため、瞬時にダイナミックに針がジャンプして戻る構造となっています。
文字盤全体はメタリックなグレーが精悍な印象で、男性の力強いイメージを表現しています。
それに対して、レトログラード・セコンドの赤い秒針が、良いアクセントを利かせています。
文字盤に窓が空いている「オープンワーク」はハリー・ウィンストンが得意としている技法です。
ハイレベルなデザイン性と、優れた技術を必要とする複雑機構を備えたムーブメントは、まさにプロジェクトZシリーズに於いて一貫している「洗練されたディテールと本格的なムーブメント」という信念を体現しています。
キャリバーは自社製ムーブメント「HW2202」を搭載しており、 パワーリザーブは約65時間です。
耐磁性や耐衝撃性に優れているシリコン製のひげゼンマイが使用されており、実用面においても安心できる1本となっています。
ベルトにはラバーとファブリックの混合素材となるベルトが取り付けられています。
表側のファブリック素材は、中央にハリー・ウィンストンのブランドカラーでもある鮮やかなブルーのラインが入っています。
文字盤ののレトログラードインジゲーター・針・インデックスと同色で仕上げている点も見逃せません。
ベルトの外側をラバー素材で包むように作り上げられているため、ファブリックベルト特有の着用に伴う劣化を抑えることができます。
カジュアルでスポーティな印象を放つラバー×ファブリックのベルトは、汗をかきやすいこれからの季節にぴったりです。
ケースサイズは約42.2㎜と、腕時計としては比較的大きめのサイズです。
しかしながら厚みは11mmと一般的な厚さで、ケース素材にザリウムを用いているため非常に軽い着用感です。
Tシャツにジーンズといった、カジュアルなスタイルにも映えること間違いなしです。
見た目の美しさだけでなく身に着ける人の着用感にもこだわるハリー・ウィンストンの限定モデルをぜひご検討ください。
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HARRY WINSTON ハリー・ウィンストン プロジェクト プロジェクト Z14 OCEARS42ZZ001
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最後までお付き合いいただきありがとうございました。
それでは、素敵な時計ライフをお過ごしください。