GMTスタッフブログをご覧の皆さまこんにちは。
本日もご覧いただき誠にありがとうございます。

現在、GMTでは「ブレスレットウォッチ特集」を行っております。

ブレスレットタイプの時計は素材が汗や水を吸って劣化しにくいことが良いポイントでもあります。
特に湿気の多い梅雨はもちろん、汗をかきやすい夏のシーズンにも大変おすすめです。

また、ブレスレットはブランドなどによって作りが異なります。
機械式時計の定番「ロレックス」のブレスレットモデルにも複数種類があり、それぞれ違った魅力を感じていただけると思います。

今回はロレックスのブレスレットタイプをそれぞれご紹介していきますので、ぜひ時計選びの参考になさってください。

まずは、最もスタンダードなこちらから。

●オイスターブレスレット

ロレックス デイトナ 116500LN ホワイト

1930年代後半に発表された「オイスターブレスレット」。
硬派な印象を持つ平たい3連のリングが特徴的です。

人気モデルであるデイトナやサブマリーナ、エクスプローラーⅠ などに採用されている為、ロレックスといえばまずこのブレスレットを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか?

スポーツロレックスの需要が高まっていることもあり、オイスターブレスレットを選ばれる方も多い印象です。

ROLEX ロレックス デイトナ 116500LN ホワイト
ROLEX ロレックス デイトナ 116500LN ホワイト

ロレックスの初代ブレスレットは1835年に開業した老舗のサプライヤーである「ゲイフレアー(GAY FRERES)社」が手掛けました。

ゲイフレアー社は、ゼニスのくりぬきが印象的なラダーブレスレットや初代ロイヤル オークのブレスレットを手掛けたメーカーとしても知られ、その実績から後にロレックスに買収されています。

現行のオイスターブレスレットができあがるまでに様々な変更がありましたが、大きく分けると4つに分類されます。
簡単にご紹介いたします。

1.リベットブレス
1960年代まで採用されていたブレスレットで、巻きブレスの様に薄い金属の板を曲げた形状をしています。そして、リンクの中空を留めるため側面に 棒状の留め具(リベット)を打ち込み連結しているのがポイントです。

2.巻き込みブレス/巻きブレス
1960年代後半に使用されていたもので、一枚の鉄板を巻き込んでブレスレットパーツを作っています。サイドから見ると巻きが確認できるのが特徴です。
現行のオイスターブレスレットに形状が近くなりますが、ここまでがヴィンテージ時代の仕様と言えます。

3.ハードブレス
1970年代後半に誕生したブレスレットで、現行と見た目は近いですが、内部が中空になっています。
軽い着用感は着用の疲れを軽減してくれます。
※バックルは1970年代半ばから「シングルバックル」、1990年代半ばから「ダブルバックル」になっています。

4.オイスターブレス
2004年に誕生。中空であった箇所が無垢となったことにより重みは出ましたが、さらに強度を重視したブレスレットとなっています。
※バックルは2010年頃から「サテンクラスプ」、2015年から「鏡面クラスプ」になっています。

オイスターブレスレットは様々な変化を遂げ、現在は高い強度と快適な着用感を持つため、最も代表的なブレスレットとなっています。

また、モデルにより3連のリング全てにサテン仕上げが施されているもの、鏡面仕上げとサテン仕上げが組み合わされているものなど、同じオイスターブレスレットの中にも違いがあります。
硬派な印象の中にも上品さがあるため、お仕事用にお選びいただく方も多いブレスレットです。

ロレックス オイスターパーペチュアル 41 124300 コーラルレッド
ROLEX ロレックス オイスターパーペチュアル 41 124300 コーラルレッド
ROLEX ロレックス オイスターパーペチュアル 41 124300 コーラルレッド

お次は、ドレッシーな印象のこちらのブレスレットです。

●ジュビリーブレスレット

ロレックス デイトジャスト 36 126200 ミントグリーン ジュビリーブレスレット
ロレックス デイトジャスト36 126200 ミントグリーン ジュビリーブレス【未使用品】保証書

オイスターブレスレットの次に有名なブレスレットは「ジュビリーブレスレット」といえるのではないでしょうか。
1945年にデイトジャスト発売と同時に発表され、元々は同モデルのためにデザインされました。

ロレックス デイトジャスト36 126200 ミントグリーン ジュビリーブレス【未使用品】

5連のリングが印象的で、クラシカルでラグジュアリーな印象を高めています。
また1コマ1コマが小さく関節部分が多いため、腕に馴染み快適な着用感を実感していただけます。

しかしコマが小さい分、ブレスレットのたるみが経年劣化によって生じやすいデメリットもあるため、アンティーク品など 年式が経過しているモデルを購入する際は、ブレスレットの「伸び」も良く確認することをおすすめいたします。

最近ではGMTマスターやスカイドゥエラーなどのスポーツモデルにも採用されています。
そのため、硬派なスポーティーさが重視されたオイスターブレスレットか、スポーティーさとラグジュアリーさのバランスが取れたジュビリーブレスレットで悩んでいるお客様も多くいらっしゃいます。

皆様はどちらがお好みですか?

ロレックス スカイドゥエラー 326933
ROLEX ロレックス スカイドゥエラー 326933

最後にご紹介するのはロレックスの中でも一握りのモデルにしか採用されていないブレスレットです。

●プレジデントブレスレット

ロレックス デイデイト 40 228206A メテオライト
ROLEX ロレックス デイデイト 40 228206A メテオライト

ロレックスのハイエンドラインにのみ使用されている3連ブレスレット「プレジデントブレスレット」。
デイデイトや金無垢素材のレディースデイトジャストに使用されています。

ROLEX ロレックス デイデイト 40 228206A メテオライト

名の由来はデイデイトが誕生した1956年に当時のアメリカ大統領であったアイゼンハワー氏に送られたエピソードからつけられました。

横から見るとかまぼこのような形をしており、ずっしりしたブレスレットは高級感を感じていただけます。

ハイエンドラインのみに使用されているブレスレットなため、その見た目からステータスを感じていただけるでしょう。

ROLEX ロレックス デイデイト 40 228206A メテオライト

その他にもロレックスのブレスレットには「パールマスターブレスレット」や「オイスターフレックス」、「レザーベルト」などもあります。

この機会に改めてロレックスのブレスレットに注目してみてはいかがでしょうか。

▼今回ご紹介したモデルはこちら

ロレックス デイトナ 116500LN ホワイト

ロレックス オイスターパーペチュアル 41 124300 コーラルレッド

ロレックス デイトジャスト 36 126200 ミントグリーン ジュビリーブレスレット

ロレックス スカイドゥエラー 326933

ロレックス デイデイト 40 228206A メテオライト

■ この夏はブレスで魅せる腕時計、BRACELET WATCHES 特集はこちら

最後までお付き合いいただきありがとうございました。
それでは、素敵な時計ライフをお過ごしください。

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