GMTスタッフブログをご覧の皆さま、こんにちは。
本日もご覧いただきありがとうございます。
今回は、アートを感じられる1本をご紹介いたします。
日本画家の千住博や表参道ヒルズや南青山のF.P.ジュルヌのブティックが入っているコレッツィオーネなどを手掛けた建築士の安藤忠雄、金沢21世紀美術館などを手掛けた建築家ユニットSANAAのメンバーでも知られる妹島和世、初代AIBOのデザインを担当した空山基など様々な芸術家とコラボレーションするブルガリ。
その中でも異彩を放つコラボレーションモデルがあります。
BVLGARI ブルガリ オクト フィニッシモ 宮島達男 103569【日本限定120本】
2022年に日本限定でわずか120本のみ販売されたオクト フィニッシモ。
文字盤にレーザー加工によって描かれたデジタル表示の「8」は一見、無機質なアートとは関係ない様なデザインに見えます。
では、このデザインは何を意味しているのでしょうか。
コラボレーションした芸術家は宮島達男です。
1980年代から、「それは変化し続ける」「それはあらゆるものと関係を結ぶ」「それは永遠に続く」という3つのコンセプトのもと、1から9までの数字が変化するデジタルカウンターを使用した作品を多く残している現代芸術家です。
一見無機質に見える、デジタルカウンターは死生観や人生の流れなどを考えさせられる作品となっており宮島達男作品はどれもそうなのですが、作品を目の前にするといつまでもそのデジタルカウンターを見ることができます。
近年では、2020年の千葉市美術館のリニューアルオープン・開館25周年を記念した企画展「宮島達男 クロニクル 1995−2020」や森美術館で行われた草間彌生や村上隆、奈良美智、李禹煥、杉本博司との企画展「STARS展」といった美術展が開催され、常設物では瀬戸内海に浮かぶ直島の家プロジェクトの一つ、角屋内の「Sea of Time ’98」、東京都現代美術館の「それは変化し続ける それはあらゆるものと関係を結ぶ それは永遠に続く」や、更には東日本大震災をきっかけにしたアートプロジェクト「時の海 – 東北」などがあります。
この文字盤のデジタル表示の「8」は宮島達男を象徴とするデザインなのです。
また、このブルガリ オクト フィニッシモは5.15mmという極薄時計となっています。
通常、極薄時計はローターが邪魔となるため、手巻き時計が多いのですが、このモデルのムーブメント「Cal.BVL138」はマイクロローターを備えた自動巻きムーブメントとなっています。
そのムーブメントを見ることの出来るシースルーバックには「TATSUO MIYAJIMA-LIMITED EDITION」の文字と共に宮島達男のサインが入っております。
ケースやブレスレットにはチタンが採用されており、極薄という事もあり、約72gと軽く付け心地の良いモデルです。
ブルガリの持つ、高い技術力と高い作家性を持ったモデルに仕上がっています。
ぜひ、腕にアートを付けてみて下さい。
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BVLGARI ブルガリ オクト フィニッシモ 宮島達男 103569【日本限定120本】
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それでは、素敵な時計ライフをお過ごしください。