GMTスタッフブログをご覧の皆さま、こんにちは。
本日もご覧いただきありがとうございます。
今回はロレックスの型番の法則について紹介いたします。
《末尾の数字＝素材》
ロレックスがお好きな方であれば、型番号の末尾の数字が素材を表していることは既にご存じかと思います。
こちらがその一覧です。
末尾 素材
0………ステンレス
1………ステンレスとエバーローズゴールドのコンビ
2………ステンレスとプラチナのコンビ
3………ステンレスとイエローゴールドのコンビ
4………ステンレスとホワイトゴールドのコンビ
5………エバーローズゴールド
6………プラチナ
7………チタン
8………イエローゴールド
9………ホワイトゴールド
ROLEX ロレックス デイトナ 116503NG ブラックシェル
よってこちらの場合、末尾の数字が「3」なので、ステンレスとイエローゴールドのコンビ素材ということになります。
そして、特に注目なのはチタン素材を示す、末尾「7」。
2022年に「ディープシーチャレンジ 126067」で初めてオールチタンのモデルが登場し、チタン素材を意味する末尾「7」は現在でも「ディープシーチャレンジ 126067」と「ヨットマスター 226627」の2つにしか使用されておりません。
裏蓋にチタンが使用されている「ディープシー 136660」はステンレスモデルの末尾「0」、ベゼルにプラチナが使用されていた「ヨットマスターII 116689」はホワイトゴールドモデルの末尾「9」が用いられているように、0～9までの10種類しかないため、素材全ての組み合わせに対応しているわけではありません。
今後セラミック素材やブロンズ素材が使用されることがあれば、末尾がどうなるのか注目です。
《末尾のアルファベット＝ベゼルの色や装飾》
末尾のアルファベットは、ベゼルやインデックスのダイヤモンドを意味しています。
末尾 意味
G……………ダイヤモンドインデックス
A……………バケットダイヤモンド(を含む)インデックス
NG…………シェル文字盤＆ダイヤモンドインデックス
LN…………ブラックベゼル
LB…………ブルーベゼル
LV…………グリーンベゼル
LNA………ブラックベゼル＆バケットダイヤモンドインデックス
RBR………ダイヤモンドベゼル
ROLEX ロレックス デイトナ 116518NG ブラックシェル
よってこちらの場合、末尾のアルファベットが「NG」なので、文字盤にシェル素材と、インデックスにダイヤモンドが使用されているということになります。
しかし、ブラックセラミックベゼルの「サブマリーナー 124060」や、チェスナットブラウンセラミックベゼルの「デイトナ 116506」には末尾のアルファベットがなく、必ずしも当てはまるものではありませんが、多くはこの法則に基づいています。
他にもメンズデイトジャストの型番下2ケタ目が「3」だとフルーテッドベゼルで「0」だとスムースorドームベゼル、といった法則がございます。
ROLEX ロレックス デイトジャスト 116138 シャンパン
※下2ケタ目が「3」なのでフルーテッドベゼル
ROLEX ロレックス デイトジャスト 41 126300 ホワイト
※下2ケタ目が「0」なのでスムースベゼル
また、ほぼ全てのモデルが6ケタ型番になった現在でも、「パーペチュアル1908」の型番は5ケタになっているなど、通常の法則とは違うモデルを見つけるのも面白さがあるのではないでしょうか。
このブログがロレックスに興味を持つきっかけとなってくれれば幸いです。
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最後までお付き合いいただきありがとうございます。
それでは、素敵な時計ライフをお過ごしください。
written by GMTスタッフ
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