『エル・プリメロ』って何?伝説のムーブメントの歴史とデファイ スカイラインの魅力に迫る

2025年01月20日

GMTスタッフブログをご覧の皆さま、こんにちは。

本日もご覧いただきありがとうございます。

機械式腕時計好きの方なら一度は聞き覚えのある言葉、『エル・プリメロ』。

今回はそんなエル・プリメロについて、そして一風変わったエル・プリメロ搭載の腕時計をご紹介します。

ZENITH ゼニス デファイ スカイライン ブティックエディション 03.9300.3620/15.I001

エル・プリメロとは、高級腕時計ブランドZENITHが開発したクロノグラフムーブメントです。

これだけではなぜこんなにも有名な言葉なのかと疑問に思うことでしょう。

その理由は、大きく3つ挙げられます。

1.世界初の自動巻きクロノグラフムーブメントであること

2.ロレックスの人気コレクション「デイトナ」に採用されたこと

3.毎時36,000振動を誇るハイビート・ムーブメントであること

歴史を掘り下げればさらに多くの魅力が見えてきますが、これだけでもエル・プリメロが腕時計界に与えた影響の大きさを感じられるのではないでしょうか。

ZENITH ゼニス エル・プリメロ クロノマスター リバイバル A385 03.A384.400/385.M385
※ZENITH ゼニス エル・プリメロ クロノマスター リバイバル A385 03.A384.400/385.M385

先述したように、1969年に世界初の自動巻きクロノグラフとして誕生したエル・プリメロ。

しかし、その誕生の背景には、波乱万丈のストーリーが存在します。

当時、腕時計業界では後に『クォーツショック』と呼ばれる、電池式腕時計(クォーツ時計)の台頭が始まっていました。

この影響で、機械式腕時計全体が衰退し、1975年にはエル・プリメロの生産が中止されてしまいます。

それでもエル・プリメロは後に見事な復活を果たします。

そして、実用性を最も重視するロレックスが、自社のクロノグラフ「デイトナ」に搭載する自動巻きムーブメントのベースとして、エル・プリメロを採用するに至ったのです。

なぜエル・プリメロが選ばれたのか。

それは驚異的なスペックにあります。

ZENITH ゼニス エル・プリメロ クロノマスター リバイバル A385 03.A384.400/385.M385

そもそもクロノグラフ自体が十分に複雑機構と呼べる機構です。

そこに自動巻き機構を付加するということはブランドとしても高い技術力がなければできません。

生み出されたムーブメントはパワーリザーブ50時間と当時としては敵なしと言える長さを誇りました。

そして何よりも魅力的であり、アイデンティティと呼べるものが毎時36,000振動というハイビートです。

この技術により、1/10秒単位での計測が可能となり、クロノグラフとして極めて高い性能を実現しました。

まさに、時計技術の頂点とも呼べる仕上がりです。

ZENITH ゼニス エル・プリメロ クロノマスター リバイバル A385 03.A384.400/385.M385

これほど素晴らしい性能と歴史を誇るエル・プリメロは、もはや「伝説のムーブメント」と言っても過言ではありません。

しかし、実生活ではクロノグラフを操作する機会が少なく、その高性能を実感する場面が限られてしまうのも事実です。

そんな方にぜひおすすめしたいのが、当ブログのトップ写真に写る3針タイプのエル・プリメロです。

シンプルなデザインでありながら、伝説のムーブメントを日常的に楽しめる腕時計となっています。

ZENITH ゼニス デファイ スカイライン ブティックエディション 03.9300.3620/15.I001

ZENITH ゼニス デファイ スカイライン ブティックエディション 03.9300.3620/15.I001

ラグジュアリースポーツウォッチの要素を取り入れた外観を持つデファイ スカイライン。

細部まで丁寧な仕上げを施すことによりキラキラと腕元で輝く様は高い満足感をもたらしてくれます。

ZENITH ゼニス デファイ スカイライン ブティックエディション 03.9300.3620/15.I001

爽やかな色合いのアイスブルー文字盤の9時位置にはスモールセコンドが搭載されていますが、この秒針は10秒で1回転となっています。

36,000振動のハイビートムーブメントならではの機能ですが、この機能も世界初となっています。

常に動いている秒針だからこそ、日常のふとした隙間でもエル・プリメロを感じることができます。

ZENITH ゼニス デファイ スカイライン ブティックエディション 03.9300.3620/15.I001

ZENITH ゼニス デファイ スカイライン ブティックエディション 03.9300.3620/15.I001

搭載されているムーブメントはエル・プリメロ3600からクロノグラフ機能を取り除いたエル・プリメロ3620。

パワーリザーブ60時間と日常使いにおいては不足のないスペックです。

自動巻きの心臓部であるローターには、ゼニスを象徴する星がデザインされています。

ZENITH ゼニス デファイ スカイライン ブティックエディション 03.9300.3620/15.I001

いかがでしたでしょうか。

より身近に感じることのできるエル・プリメロであるデファイ スカイライン。

カジュアルスタイルにはもちろん、スーツスタイルにもぴったりはまる使いやすい1本となっています。

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ZENITH ゼニス デファイ スカイライン ブティックエディション 03.9300.3620/15.I001

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それでは、素敵な時計ライフをお過ごしください。

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