冬が本格化する今日この頃。装いが重たくなる季節こそ、手元には控えめで上質な一本を選びたくなります。
冠婚葬祭、パーティー、ビジネス会食、レセプションなど、改まった場では時計にも節度が求められます。
機能性の高いスポーツモデルや金属ブレスレットは、場面によってやや主張が強く映ることがあります。 一方でドレスウォッチの魅力は、無駄を削ぎ落としたクラシカルな造形と、佇まいとしてのエレガンス。
細身のレザーストラップとシンプルな文字盤であれば、どんなフォーマルでも安心して着けられる定番の組み合わせです。
存在感こそ控えめですが、時計としての品格を確かに感じさせます。
フォーマルシーンでは、次のポイントを押さえておくと失敗がありません。
・薄さ:ケース厚10mm以下(理想は7~9mm)
・控えめサイズ:34~38mm程度
・端正な文字盤:2針、または2針+スモールセコンド
・落ち着いた色:白、シルバー、黒を中心に
これらを満たす時計は、時代に左右されにくい「王道のドレスウォッチ」として頼れる存在になります。
ここからは、上記基準を満たしながら素材美による華やかさを加えた一本、A.ランゲ&ゾーネ「サクソニア 219.047」をご紹介します。
A. LANGE & SOHNE ランゲ&ゾーネ サクソニア 35mm 219.047 ホワイトシェル
※当店サイトではレディースカテゴリーで掲載されていますが、男女どちらでも違和感のないサイズのため、今回はドレスウォッチとして取り上げています。
ケース径35mm/厚さ約7.3mmという理想的な薄型プロポーションに、ホワイトゴールド製ケース。
そして特筆すべきは、シルバーではなくホワイト・マザーオブパール(MOP)文字盤を採用している点です。
天然素材ならではの「二つとして同じ模様がない」表情は、雲海や波、オーロラのように光の角度で淡く揺らぎます。
写真以上に立体感を感じる質感で、ドレスウォッチにふさわしい静かな華やぎが宿ります。
MOPは古くから礼装品にも使われてきた素材で、上品さと清潔感を自然に添える点も魅力です。
■ 薄型ケース × 手巻きムーブメントの愉しみ
搭載されるのは手巻き式のCal.L941.1(約45時間パワーリザーブ)。
約7.3mmという薄さを実現しつつ、ランゲならではの美しい仕上げが裏側に集約されています。
伝統の「3/4プレート」(洋銀製)に、ゴールドシャトン、青焼きネジ、手彫りのバランスコックなど、ドイツ時計らしさが詰まっています。
外側は控えめ、内側は芸術品のような緻密さを感じられます。
これぞドレスウォッチならではの“裏に歓びを忍ばせる思想”です。
■ 純正ストラップが3本付属
本モデルには、パープル/ターコイズ/ホワイトのアリゲーターストラップが付属。
雰囲気の異なるカラーが揃っているため、フォーマルに限らず、休日の軽い装いにも合わせやすく、一本で幅広い表情を楽しめます。
■ まとめ
マザーオブパールの柔らかな光、薄型ケースの端正な佇まい、そして裏蓋に広がるランゲの美しいムーブメント。
派手さではなく、素材と造形で魅せるドレスウォッチとして、非常に完成度の高い一本です。
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A. LANGE & SOHNE ランゲ&ゾーネ サクソニア 35mm 219.047 ホワイトシェル
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