こんにちは、GMTの山口です。
今回ご紹介したいのはゼニスの「エル・プリメロ」です。
最近GMTでもラインナップが増え、選び応えのあるブランドの一つになっています。
珍しいモデルが入荷しているので、ご紹介したいと思います!
1990年代に発売されていた「エル・プリメロ クロノマスター」です。
『 ZENITH クロノマスター エルプリメロ ブルー 14/01.0240.400 』
シルバーダイヤルはたまに見かけますが、ブルーダイヤルはあまり見ることのない
珍しいモデルの一つです。
ゼニス愛好家の方々には有名な話ですが、1970年代に世界を席巻した
クォーツ・ムーブメントの影響もあって、「ゼニス・ラジオ・コーポレーション」が、
機械式時計の製造をやめて、クォーツ時計に切り替える決定をしました。
シャルル・ベルモ氏が後年に機械式ムーブメントの復活を夢見て、
「エル・プリメロ」の工具・機械の保管や生産工程の記録をしていたために
1980年代に見事復活した歴史を持っています。
このモデルはそんなゼニスの「エルプリメロ」ムーブメントの復興を支えた
クラシックなデザインのモデルです。
クロノマスターはもともと丸みのあるケースが特徴なので、
懐中時計を思わせる雰囲気をもっています。
ケースに湾曲を与えることで立体感を生み、ダイヤルの主張を強くできるので、
時刻の読み取りがしやすい演出が設計されています。
現行のクロノマスターはベゼルの厚みを薄くしる事で、ダイヤルの面積を大きくし、
視認性の高さを保つデザインに進化しました。
『 ZENITH クロノマスター1969 シャルル・ベルモ 03.20416.4061/51.M2040 』
搭載されたムーブメントは「Cal.400」。
それまでの「Cal.3019PHC」から進化したムーブメントになります。
「36000振動」という高振動は、いまでは珍しくないかもしれませんが、
機械式時計の技術力の躍進の中にあって、様々なブランドがその高い技術力を
もったムーブメントを欲し、ベースムーブメントとして採用しています。
有名なところではROLEXのデイトナにはじまり、タグホイヤー、パネライ、
ダニエルロート、最近ではウブロも採用しています。
高振動によるパーツの消耗などの機械への負担を年々解消しながら進化
させていたので、このモデルもその一つになります。
なかなか入荷しないモデルなので、ぜひチェックしてみてください。
1点のみの在庫となっております。
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