高級腕時計の代名詞として、名前を耳にしたことが無い人がいない程、知名度が高いROLEX(ロレックス)。
オイスターパーペチュアルやデイトジャスト、デイトナやGMTマスターII、ヨットマスターなど…数多くのコレクションが展開されています。
今回は、ROLEXが世界初のダイバーズウォッチとして発表した、サブマリーナーの魅力と歴史について振り返ります。
ROLEX(ロレックス)とは
まずはROLEXについて簡単に振り返りましょう。
ROLEXはハンス・ウィルスドルフが創業したスイスの時計ブランド。意外にも、当初はイギリスのロンドンで時計専門商社として、腕時計の輸入販売専門に行っていました。
当時、腕時計の性能はあまりよくなく、そこに商機を見たウィルスドルフは、腕時計の製造を始めます。「ROLEX」というブランド名が誕生したのは、彼が会社を興してから3年後の1908年のことでした。
1.どの言語でも発音しやすい
2.記憶に残る
3.腕時計のムーブメントと文字盤に刻印した時に美しく見える
この3つが名前を付ける際に、ウィルスドルフが重要視したことです。ある朝、ロンドンで馬車に乗りながら、チープサイドを走行している時、天啓のように「ROLEX」という名前が閃いたとのこと。彼の思惑通り、ヨーロッパ圏のみならず、アジア圏など、今や世界中でこの名前を知らない人はいません。
ハンス・ウィルスドルフが腕時計作りで重要視したのは“信頼性と高精度”。
この精神は受け継がれ、現代はクロノメーター検定協会が実施する精度基準をさらに上回る、独自の基準を設け、そのテストをクリアしたもののみがROLEX製品として販売されています。
こういった企業努力で人気が生まれ、独立時計ブランドにもかかわらず、LVMHに次ぐ売り上げを誇ります。さらに生産数を上回る需要の高さにより、製品は慢性的な品薄状態に。近年では資産価値として注目する人も多く、さらに需要が高まっています。
ROLEXの3大発明
ROLEXが大きな存在になったのは、ムーブメントの精度の高さだけではありません。時計史に残る偉大な発明を行ったからです。
1.初の防水腕時計 オイスターケースの開発
1926年に世界初の防水機能を備えた腕時計を開発。1927年には、イギリス人女性のメルセデス・グライツがドーバー海峡をこの腕時計を着け、10時間をかけて泳ぎきります。
ROLEXの腕時計の防水性能の高さが証明され、世界中に名前が知れ渡ることとなりました。
2.パーペチュアル(自動巻き)の開発
現在では主流になっている、機械式時計の自動巻き式ムーブメント。実は開発したのはROLEXです。
腕を振る動きだけでゼンマイが巻き上がるので、毎日リューズを手巻きする必要がなくなりました。
3.デイトジャスト機構の開発
便利な日付表示も、当時は0時を過ぎてからゆっくり数時間かけて日付が切り替わっていくのが主流でした。
そんな中ROLEXは、0時になったら瞬時に日付が切り替わるデイトジャスト機構を開発。より実用性の高い腕時計になりました。
サブマリーナーとは
サブマリーナーは1953年にROLEX初のダイバーズウォッチを開発。翌年のバーゼルワールドでサブマリーナーが正式にお披露目されました。防水性はわずか100mでしたが、先述したオイスターケースの発明に続く、防水性能の技術発展における2度目の飛躍的進歩です。
ここからシードゥエラーやシードゥエラー ディープシーといったより防水性を高めたダイバーズウォッチが派生していきます。
(世界初とも言われていますが、実は同時期にブランパンもフィフティファゾムスを発表しています。)
サブマリーナーは大きく分けて日付表示無しの【サブマリーナー(ノンデイト)】と、日付表示付きの【サブマリーナー デイト】に分かれます。
それでは、それぞれの歴史を振り返りましょう。
サブマリーナー(ノンデイト)の歴史
第1世代
Ref.6200
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製造期間:1953年~1950年代後半
ムーブメント:自動巻きCal.A296
防水:100m
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Ref.6204
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製造期間:1953年~1950年代後半
ムーブメント:自動巻きCal.A296
防水:100m
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Ref.6205
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製造期間:1954年~1950年代後半
ムーブメント:自動巻きCal.A296
防水:100m
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1953年にサブマリーナーのファーストモデルが登場。回転ベゼルを備え、いずれも防水性能は100mでした。
バーゼルワールドで発表されたのはRef.6204とされています。
このころ、デザインは確立しておらず、ダイヤルの「SUBMARINER」のモデル表記の有無や、ケースサイド(12時側)の「BREVET」の刻印の横の「+」マーク刻印の有無、リューズの「+」マークの有無など誕生初期は様々な試行錯誤が見られ、未だ謎が多い世代です。Ref.6200には、エクスプローラーのような文字盤デザインも確認されています。
第2世代
Ref.6538
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製造期間:1950年代後半~1960年代前半
ムーブメント:自動巻き Cal.1030
防水:200m
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Ref.6536
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製造期間:1950年代後半~1960年代前半
ムーブメント:自動巻き Cal.1030
防水:100m
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1950年代後半になると、防水性能が200mにアップしたRef.6538が誕生。同時期に防水性が100mのRef.6536も製造されています。
どちらも世界初の両方向巻き上げ式の自動巻きムーブメントを搭載。
Ref.6538はクロノメーター認定ムーブメントが搭載されていますが、当時のカタログにはノンクロノメーターと表記されています。文字盤にもクロノメーター表記があるものと無いものが混在。表記がある方が現在価値が高いです。
Ref.6538は『007』の第一作目でジェームズボンドが着用していたとも言われており、ヴィンテージサブマリーナーの中でも人気が高いです。現在のオメガのシーマスターダイバーのように、使用モデルが正式に発表されているわけではないのですが、ボンドの腕に装着されているサブのリューズが通常より大きく見えるとされ、直径8mmの通称デカリューズを備えたRef.6538であるという説が濃厚です。
第3世代
リューズガードが無い最後のサブマリーナーです。
Ref.5510
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製造期間:1958年~1960年頃
ムーブメント:自動巻き Cal.1530(ノンクロノメーター)、Cal.1560(クロノメーター)
防水:200m
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007でジェームズボンドが使用していると噂されるもう1つのサブマリーナー。
同時期に流通していたRef.5508とデザインはほぼ変わりませんが、ケースに厚みがあり、200m防水となる。
基本的にはノンクロノメータームーブメントが搭載されているが、市場ではクロノメーター表記の方が人気。
オリジナルのベゼルは真鍮で、デリケートな素材のため、オリジナルで流通していることが少ないいです。
Ref.5508
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製造期間:1958年~1965年頃
ムーブメント:自動巻き Cal.1530(ノンクロノメーター)、Cal.1560(クロノメーター)
防水:100m
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Ref.5510と同時期に流通していたサブマリーナー。こちらの方が防水性が低いため、ケースがすっきりしています。
また製造期間も長いです。流通量は少ないですが、Ref.5510よりは手に入りやすいとされています。
第4世代
Ref.5512
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製造期間:1959年~1977年
ムーブメント:自動巻き Cal.1530、Cal.1560、Cal.1570
防水:200m
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初のリューズガード搭載のサブマリーナー。
ケースサイズも40mmにアップし、現行モデルに続くスタイルが確立されました。
長い製造期間の中、リューズの形や搭載ムーブメントが仕様変更されています。
最も注目される仕様変更は文字盤で、大きく分けてミラーダイヤル、マットダイヤルの2種類が存在。
ミラーダイヤルはその中でも様々なバリエーションが存在しており、人気も高く、相場も高くなっています。
Ref.5513
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製造期間:1963年~1989年
ムーブメント:自動巻き Cal.1530、Cal.1520
防水:200m
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生産期間が30年と長いモデル。
こちらもRef.5512と同様、ムーブメント、文字盤の仕様変更が行われ、様々なバリエーションが存在しています。
また、モデルを元に様々な派生系が生まれています。
中でもフランスの潜水会社コメックスと共同開発を行ったRef.5514は非常に人気が高いです。
また、イギリス軍が採用したRef.5517は、視認性向上のためアロー針を採用し、ハック機能を備えていました。
ここまでがヴィンテージモデルと区別されます。
後述しますが、この頃にデイト付きモデルが初めて登場しています。
第5世代
Ref.14060
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製造期間:1989年~2000年
ムーブメント:自動巻き Cal.3000
防水:300m
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第5世代まで来るとなんだか馴染み深い顔に。
Ref.5513の後継機。「Cal.3000」はノンクロノメーター仕様でありながら、振動数28,800とハイビートでメンテナンス性にも優れていいます。
プラスチック風防からサファイヤクリスタル風防になったことで、防水性が300mまでアップ。
1999年以降は夜光がトリチウムからスーパールミノバに変更されます。
第6世代
Ref.14060M
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製造期間:2001年~2012年
ムーブメント:自動巻き Cal.3130
防水:300m
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ムーブメントが「Cal.3130」に変更。前型とほとんど変更点はありませんが、このモデルからROLEXお馴染みの、6時位置に王冠マークの透かしが入りました。
2007年にはクロノメーター化を図り、これを機にROLEXのノンクロノメーターモデルは無くなります。
同年、インナーリングに刻印が入るように。2007~2012年の生産分は特に人気が高くなっています。
5桁のROLEXはヴィンテージ人気が高まる近年、注目が集まっています。ヴィンテージ感と実用性の高さ、どちらも兼ね備えていることが特徴です。ぜひこの機会にご検討してみてください。
第7世代
Ref.114060
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製造期間:2012年~2020年
ムーブメント:自動巻き Cal.3130
防水:300m
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デイト表示付きモデルから遅れること2年、2012年にノンデイトのサブマリーナーもモデルチェンジ。
初のセラクロムベゼル搭載モデルとなりました。ブレスレットは中空だったものがソリッドパーツになり、堅牢性が向上。グライドロッククラスプを採用し、工具なしでもブレスレットの長さが簡単に調節できるように。
夜光塗料はスーパールミノバからクロマライトに変更され、より実用性の高い1本となりました。
現行モデルの前型機。まだまだ人気が衰えないモデルです。
現行モデル
Ref.124060
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製造期間:2020年~
ムーブメント:自動巻き Cal.3230
防水:300m
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現行モデル。
前型とデザインはほぼ変更がありませんが、ケースサイズが41mmにサイズアップ。よく見るとラグの形など若干変更されています。ムーブメントも3200系になり、70時間のロングパワーリザーブを誇るように。さらに実用性を高めた1本です。
カラーリングはファーストモデルからずっと黒のみ。今後デイト付きモデルのように様々なバリエーションが出てくるのか、それともこのまま昔ながらの質実剛健な姿のままでいるのか、注目です。
サブマリーナー デイトの歴史
第1世代
Ref.1680
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製造期間:1965年~1980年
ムーブメント:自動巻き Cal.1570
防水:200m
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1965年、初のカレンダー機能搭載サブマリーナーが登場。
サイクロップレンズの倍率がかなり高いです。
1970年以降はハック機能を搭載。また防水性を高めたトリプルロックリューズもこのころに採用されます。
初期~1970年代に生産された、「SUBMARINER」表記の文字が赤い、通称「赤サブ」が有名です。
中でも「メーターファースト」言われる前期型、経年変化でブラウン長に変化したものが特に人気が高くなっています。
この頃、初のラグジュアリーモデルとして、Ref.1680/8も誕生しています。
Ref.1680/8
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製造期間:1965年~1980年頃
ムーブメント:自動巻き Cal.1570
防水:200m
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アップライトの「フジツボ」インデックスを採用。
無垢のハードブレスか、ジュビリーブレスの2種類が存在しています。巻きブレスは存在しません。
文字盤色は青と黒の2種類があります。流通量が極めて少ないです。
第2世代
Ref.16800
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製造期間:1980年~1986年
ムーブメント:自動巻き Cal.3035
防水:300m
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ノンデイトモデルに先駆け、サファイヤクリスタル風防装備のサブマリーナーデイトが登場。
防水性能は300mにアップ。逆回転防止ベゼルがこのモデルから備わりました。
Ref.16803
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製造期間:1980年代半ば~1988年
ムーブメント:自動巻き Cal.3035
防水:300m
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初のコンビモデルが登場。
1980年代半ばまで存在した「フジツボ」インデックスが希少で人気です。
また、文字盤色は青、黒の2種類。青色が紫色に変色したる通称「バイオレットダイヤル」が存在し、人気が高くなっています。
Ref.16808
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製造期間:1980年代半ば~1988年
ムーブメント:自動巻き Cal.3035
防水:300m
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金無垢モデル。
1980年代半ばまで存在した「フジツボ」インデックスが希少で人気です。
また、こちらも文字盤色は青、黒の2種類。青色が紫色に変色したる通称「バイオレットダイヤル」が存在し、人気が高くなっています。
第3世代
Ref.168000
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製造期間:1980年代半ば~1988年
ムーブメント:自動巻き Cal.3035
防水:300m
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コレクターの間で「トリプルゼロ」とも呼ばれるサブマリーナー。
基本的なスペックは16800と同じですが、このモデルから904Lスチールを採用していたと言われています。
ケースには「168000」と表記されているのに、保証書には16800と記載されるなど、謎が多いモデルです。
第4世代
Ref.16610LN・16610LV
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製造期間:1989年~2010年
ムーブメント:自動巻き Cal.3135
防水:300m
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約20年間にわたり製造され続けたロングセラーモデル。
長い製造期間のため、ブレスレットやケース、夜光塗料の変更など、様々なマイナーチェンジが行われています。
最後のアルミベゼルタイプのサブマリーナーとなるため、生産終了後も人気が高いです。
また、第4世代からカラーリングが2種類に。
黒(16610LN)と緑ベゼル×黒文字盤(1610LV)が存在する。
1610LVはライムベゼルやファット4、ビッグスイスなど、様々な仕様があり、コレクターズアイテムとなっています。
Ref.16613LN・116613LV
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製造期間:1989年~2009年
ムーブメント:自動巻き Cal.3135
防水:300m
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青・黒の2種類の文字盤が存在。
初期ロットに存在する、青が紫色に変色したバイオレット文字盤が人気です。
Ref.16618 ブルー・16618SG
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製造期間:1989年~2008年
ムーブメント:自動巻き Cal.3135
防水:300m
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金無垢モデル。青・黒の2種類の文字盤が存在。
こちらも初期ロットに存在する、青が紫色に変色したバイオレット文字盤が人気です。
また、ラグジュアリーラインらしく、インデックスにダイヤモンドとサファイアがセットされた、シャンパン、グレー文字盤も存在します。
第5世代
Ref.116610LN・116610LV
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製造期間:2010年~2020年
ムーブメント:自動巻き Cal.3135
防水:300m
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初のセラクロムベゼル搭載のサブマリーナーデイト。ノンデイトに先駆けてモデルチェンジが行われました。
伝統的なデザインはそのままに、ムーブメント、ベゼル、ケース、ブレスレットの細部がアップデート。
本機から工具を使用しないで微調整ができるグライドロッククラスプを搭載。夜光塗料もスーパールミノバからクロマライトに変更され、実用性が向上しました。
文字盤色は黒と緑の2種類。
116610LVはベゼル・文字盤がオールグリーンで、後継機にこのカラーリングが受け継がれなかったこともあり、生産終了後に高い注目を浴びました。
一時期、アメリカギャラの個体がオークションで1000万円程で落札されたほど…。
Ref.116613LN・116613LB・116613GLN・116613GLB
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製造期間:2010年~2020年
ムーブメント:自動巻き Cal.3135
防水:300m
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コンビモデル。文字盤色は黒と青の2色。
また、インデックスにダイヤモンドをセットした116613GLN・GLBも存在します。こちらは通常モデルに先駆けて2014年に生産が終了。
Ref.116618LN・116618LB・116618GLN・116618GLB
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製造期間:2010年~2020年
ムーブメント:自動巻き Cal.3135
防水:300m
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イエローゴールド無垢モデル。文字盤は黒・青の2色。
コンビモデルと同様にインデックスにダイヤモンドをセットした116618GLN・GLBも存在します。
Ref.116619LB
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製造期間:2008年~2019年
ムーブメント:自動巻き Cal.3135
防水:300m
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初のホワイトゴールド無垢モデルが登場。文字盤は青のみ。
Ref.116659SABR・Ref.116659SABRパヴェダイヤ
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製造期間:2018年~2020?
ムーブメント:自動巻き Cal.3135
防水:300m
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2018年のバーゼルワールドで発表されたラグジュアリーモデルです。バケットカットのサファイヤとダイヤモンドのベゼル、ケースにセットされたダイヤモンドが眩い輝きを放ちます。
116519LBがベースになっていますが、こちらの文字盤はサンレイ仕上げになっています。
並べて比較してみると、違いがよくわかります。
製造期間が短く、大変希少なモデルとなっています。
第6世代
Ref.126610LN・126610LV
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製造期間:2020年~
ムーブメント:自動巻き Cal.3235
防水:300m
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現行モデル。
前型とデザインはほぼ変更がないが、ケースサイズが41mmにサイズアップ。
ムーブメントも3200系になり、70時間のロングパワーリザーブを誇るように。
126610LVは前型からカラーリングが変更されています。
Ref.126618LN・126618LB
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製造期間:2020年~
ムーブメント:自動巻き Cal.3235
防水:300m
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イエローゴールド無垢モデル。
文字盤のバリエーションは昔から変わらず青と黒の2種類です。
Ref.126619LB
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製造期間:2020年~
ムーブメント:自動巻き Cal.3235
防水:300m
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116619LBがオールブルーだったのに対し、青ベゼル×黒文字盤にカラーリングが変更されました。
Ref.126613LN・126613LB
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製造期間:2020年~
ムーブメント:自動巻き Cal.3235
防水:300m
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イエローゴールドとステンレスのコンビモデル。
文字盤のバリエーションは昔から変わらず青と黒の2種類です。
いかがでしたでしょうか。
ファーストモデルから現行モデルまで振り返ってみました。
1つ1つのモデルの歴史が濃くなっておりますので、ぜひ気になるモデルは当店の過去ブログなどで調べてみてください。
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