【ゼニス】シャルル・ベルモの残した功績【エル・プリメロ】

2021年03月28日

GMTブログをご覧の皆様、こんにちは。

今回は、時計作りにおいて数多くの有名ブランドの柱となってきたマニファクチュールブランド「ゼニス」から、その歴史を感じさせる2本のモデルをご紹介いたします

1本目は
ZENITH ゼニス エル・プリメロ A384 リバイバル 03.A384.400/21.C815 50周年記念モデル

自動巻ハイビート機構の傑作と称されるエル・プリメロの誕生50周年を記念し発表され、またエル・プリメロの初搭載モデルとして発表された「A 384」を忠実に再現した復刻版です。

文字盤は現在も人気の高い通称「パンダ」と呼ばれる、黒白のモノトーンカラーの配色に、赤いクロノグラフ針がアクセントとなっており、周りを囲む角ばったトノー型ケースが非常にお洒落でスタイリッシュな一本です。

サイズもオリジナルのA 384と同一の 37mm径。
現代こそスモールサイズに分類されますが、腕元のおさまりも良く、着ける人を選ばない万能なサイズ感。

内部にはCal.エル・プリメロ400が搭載されており、こちらもオリジナルの元祖エル・プリメロCal.3019PHCを受け継いだ現行版ムーブメント。

続いて2本目は
ZENITH ゼニス エル・プリメロ 03.20416.4061/51.C802

毎時36000振動のハイビート機構エル・プリメロCal.4061が搭載されたクロノマスターです。

こちらのモデル、前述したエル・プリメロ50周年に深く関わりのあるエピソードが存在します。

今こそ高級時計ブランドとして高い地位を築いているゼニスですが、機械式時計産業の大打撃となった「クォーツショック」により、エル・プリメロの開発で一斉を風靡していたゼニスもその例外なくかなりの打撃を受けました。

当時機械式時計の生産を中止し、クォーツ時計の製造に移行していたため、このままエル・プリメロも姿を消していくと思われていた中、一人の技術者によってその危機は免れることとなりました。

それが後にゼニスの英雄と称えられた「シャルル・ベルモ」です。

このモデル多大なる功績を収めたシャルル・ベルモに敬意を表した証として、【TRIBUTE TO CHARLES VERMOT】の刻印が裏蓋に彫られています。

そんな特別モデルですがもちろん正面を見ても、美しいサンレイのブルーダイアルにシリーズの代名詞であるオープンハートから鑑賞できる脱進機構は腕元を引き立てます。

シャルル・ベルモがいなければ、もはやゼニスというブランドそのものと言っても過言ではないエル・プリメロが、現代まで語り継がれることは無かったかもしれませんし、ブランド自体も全くの別物になっていたかもしれません。

エル・プリメロの歴史の一部を感じられるモデルたちをぜひ店頭でご覧になって見てはいかがでしょうか。

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