哲学(フィロソフィ)

2009年03月28日

店長の太田です。ついに真打ちパテック・フィリップの2009NEW Modelがリリースされましたね。
私としては、新製品よりも驚かされたのが全製品のホールマークの変更です。
パテック・フィリップの代名詞と言ってもいい『ジュネーブ・シール』から、完全自社規格の『パテックフィリップ・シール』“PP”に変更になりました。
以前から噂では聞いていましたが、まさか現実とは思ってもみませんでした。
まさに、パテック・フィリップ>ジュネーブ・シールともとれるようなことです。
それだけ、パテック・フィリップという冠が偉大であるということでしょう。

私見ですが、背景には時計製造規格の「権威」とも言える『ジュネーブ・シール』が、今やロジェ・デュブイからファクトリーを買収したリシュモングループ(カルティエ)のハイエンドコレクションに多用されるようなカタチでリリースされている現状も踏まえて残念ながら、特別な規格ではなくなったことも一因ではないでしょうか。
例えるなら、水戸黄門の印籠をラフに持ち歩かれているような印象です。

今回のパテック・フィリップの決断には、超一流ブランドの根底に存在する哲学(フィロソフィ)を強く感じます。
それは“永久不変”という同社が常に提唱しているスタンスであります。

私は、非常にスポーツが好きで特にサッカーと野球は昔から大好きなのですが、海外サッカークラブでスペインのチームのバルセロナのファンです。
この超一流クラブに継承される哲学(フィソロフィ)もやはり“変わらないこと”であります。超攻撃的なポゼッションサッカー(ご興味無い方、すみません)は、時には勝負を度外視してでも徹底しています。そこが私としては惹かれます。
しかも、今シーズンは絶好調で凄く嬉しいです。

長文駄文で恐縮いたしますが金銭で買えない、取得出来ないモノそれが“哲学”です。
超一流になりえる特別必要なファクターではないでしょうか。

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