機械式時計の使い方~その1~

2014年03月20日

GMT EC植田です。

消費税増税がいよいよ迫ってまいりました。
3月中に時計を買おうと思っている方も多いのではないでしょうか。
そして初めての機械式時計の購入を検討している方も多いと思いますが、時計をご使用頂くにあたってご注意頂きたいことがございますので、いくつかご紹介出来ればと思います。

【防水性】
腕時計の多くは防水性があり、わかりやすい表記として、〇〇m防水という表記があると思います。
ダイバーズウォッチの多くは300m防水以上の防水性がありますが、実は300m防水と表記されている時計でも、300m潜っても大丈夫というものではないのです。
というのもこの表記は、300m程度の深さの水圧に耐えられるというものであり、水の流れ等更なる水圧がかかる事が想定されておらず、波等水の流れはもちろんの事、泳いだ際の水圧というのはものすごく負荷がかかりますので、実際には300mまで潜っても大丈夫というものではありません。

50m防水や60m防水という時計も多くありますが、こちらはあくまで日常生活防水となります。
50mの表記があるからといって、海やプールに入る際に使用されていますと簡単に内部に水が入り、故障の原因となりますので、お気を付け下さい。
雨や手洗いに対応する程度とお考え頂ければと思います。

また、防水性の高い時計でも、お風呂やシャワーの際にご使用頂くと温かい温度により内部の油が溶け、油が必要な箇所から別の箇所に流れてしまうと言う事もありますので、お風呂やシャワーの際には外して頂くことをおすすめ致します。

【カレンダー】
オンオフ関わらず重宝する日付表示ですが、機械式の場合、使用していないと止まってしまい、改めて使用する際に手動で日付を合わせることも多いと思いますが、0時の前後・各4時間程度(0時~4時 20時~0時)は日付変更の歯車がかみ合っている状態のため、手動で日付を変えようとすると歯車に無理が生じ故障の原因となります。
その為、この時間帯には日付捜査は行わず、午前・午後どちらも禁止期間帯に入っていない6時に時計を合わせ、日付変更を行ってください。
実は日付表示不良の多くは自然故障ではなく、この事例が多くなっておりますのでお気を付け下さい。

この様な故障が多いことから、
独自の開発により日付変更の禁止時間帯をなくしたブライトリングの自社ムーブ「B01」

クロノマット

ブライトリング クロノマット 44 サテンベゼル A012Q75PAや、

短針のみ動かすことで日付変更を行うようにしたオメガのシーマスタープラネットオーシャン

プラネットオーシャン

オメガ シーマスター プラネットオーシャン 232.30.46.21.01.001など、
日付変更禁止時間帯をなくしたモデルも現在では多くあります。

【磁気帯び】
腕時計はとても磁気に弱くなっており、時計が磁気帯びしてしまうと、正確に時を計れなくなります。
現代社会では身の回りに、多くの磁気を発生する製品があります。
パソコンやスピーカー、最も身近なものでは携帯電話にも磁気を発する部品が使われておりますので、出来るだけそのようなものの近くに置かないように気をつけてください。
現在では、磁気を発する製品が多いことから先日当ブログで江花が紹介していた「IWC インヂュニア」のほかにもロレックスのミルガウス

ミルガウス

ロレックス ミルガウス Ref.116400GV

IWCのパイロット・ウォッチ・マーク17

マーク17

IWC パイロットウォッチ マークXVII IW326501など、

耐磁性に優れた時計も多くあります。そういった時計をお選び頂くことも選択の一つかもしれません。

実は結構面倒なルールが多い腕時計ですが、そのルールを守って頂くことで次の世代にも引き継いで頂けるものとなります。
末永くご使用頂くために、頭の隅において頂けると幸いに存じます。

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