皆様こんにちは。
本日は少し懐かしい時計が入荷致しましたのでご紹介いたします。
『ブライトリング クロスウィンド スペシャル A44355/A445B13VPR』
1999年に発表されたクロスウィンドスペシャルです。
クロノマットのバリエーションのように見えるこのモデルの細部を見てみましょう。
クロノマットとの違いですが、まず目を引くのが12時位置のビッグデイトと横目のインダイヤルです。
このモデルが発表された当時のクロノマットは縦目のインダイヤルに3時側にデイト表示というオーソドックスなレイアウトでした。
ダイアルはロゴマークとメーカー名だけのシンプルなデザイン。
インデックスなどは中期のクロノマットに近いイメージです。
クロノグラフ秒針だけは夜光塗料が付かないという面白い仕様になっています。
この当時のクロノマットのケース径は39mmでしたが、
クロスウィンドスペシャルは約44mmと大柄なケースが特徴的でした。
約44mmというと、クロノマットの後継機である2004年発表のクロノマットエボリューションとほぼ同じサイズとなっており、当時としては大きめなサイズでした。
39mmのオリジナルクロノマットとケース形状を比較していきましょう。
「クロスウィンド スペシャル A44355」
「ウィンドライダー クロノマット2000 A13352」
並べるとわかりますが、クロスウィンドスペシャルはオリジナルクロノマットのケース形状をベースにしながら、独自のアレンジが加わっているのが分かります。
プッシュボタンはクロノマットの丸型に対して角形になり,プッシュボタンからリューズにかけてのラインはクロノマットに比べくびれが強くなり、
リューズガードの根元には段差がつくなど凝った作りをしています。
「クロスウィンド スペシャル A44355」
「クロノマット A136BFTPA」
横から見ると厚みはムーブメントの違いもありクロスウィンドスペシャルの方が厚くなっていますが、横から見た下側が大きくカットされた短めのラグ形状などはよく似ています。
当時としては大きな43.7mmのケースもあり、流通量は少なかったと思われ、中古市場でもあまり見ることが出来ないモデルとなっています。
この後もビッグデイトモデルはクロノマットブラックバードが後継モデルとして発表されていますが、それらのモデルにはない武骨さがとても魅力的で、
クォーツショックから復活した80年代ブライトリングのエッセンスが感じられる時計です。
ぜひこの機会にご検討ください!
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