撮影ウラ話

2013年10月16日

こんにちは、撮影担当のハマナカです。

「実物を見たいけれど見に行けない」

そんな皆様を満足させるべく日々商品の撮影に勤しむ私です。
撮影するにあたり「こだわり」と言うほどたいしたものではありませんが、時計を撮影台にセットする際に気をつけている事があります。

そのうちのいくつかをあげてみると、

・[28日]
・[金曜日]
・[2月]
・[10時8分37秒(10時9分0秒)]

・[28日]
デイト表示のある時計(ポインターデイトは除く)は「28」に合わせて撮影しています。
各時計メーカーの公式サイト見てみるといろいろでした。(ROLEX→28、OMEGA→8、PATEK PHILIPPEは18なんですね。 )
私としては、特に理由らしい理由はなく、いつから28日で撮影するようにしたのかすらも定かではないのですが、数年間続けていると、もはや「そうなっていないと気持ち悪い」のです。
ごく稀に違う日付で撮影してしまう事があるのですが、そんな時は「うわー!失敗したー!」という気分になります。

まあ、「28」はお店の方針でも何でもありませんので撮り直したりはしませんが。

タグホイヤーカレラ グランドデイト GMT ブラック WAR5010.BA0723

・[金曜日]
曜日の表示があるモデルは、「FRIDAY」で撮影。
お店のある新宿でも、金曜日の夜には仕事帰りの楽しそうな人達であふれていますが、これからお休みになる解放感を出せたらな、という感じです。
セットする時に「花金」なんて言葉も思い出します。
古いですか?古いですね。

ロレックスデイデイト
タグホイヤーカレラデイデイト

・[2月]
月の表示の場合は「FEB」に。
これは私が2月生まれなもので、こっそりと2月にセットして撮影しています。

パテックフィリップ
パテックフィリップ

・[10時8分37秒(10時9分0秒)]
各時計メーカーの公式サイトを見てみると、数分の差はあれおおよそ10時10分前後で針が止まっていることが多いです。
全体のバランスを考えると、やはり時分針は上、秒針は下にあるのが収まりが良く感じられるので、私も例に倣いその辺りへセット。
ただ、正確に時針と分針の角度を合わせるためには10時9分30秒あたりになるのですが、そうすると、短針との長さの違い故か、長針が気持ち下がって見える様なのでその1分前に。
秒針は真下にあるよりは動きが出るよう少しずらします。同時に極力文字盤上の文字の邪魔をしないように。

IWCアクアタイマー

2針の時計やスモールセコンドの時計はシンプルに「10時9分0秒」でシャッターを切ります。

ヴァシュロン コンスタンタン

例外として、A.LANGE&SOHNEは「25日」「1時51分」に。
これは公式サイトやカタログの写真がそうなっているので、私もそれに倣っています。

ランゲ アンド ゾーネ

と、いろいろ偉そうに語りましたが、必ず行っているという訳でもなく、状況が許せばという程度のものです。
私個人としては、上にあげた点を守った方が「見栄えがする」ように感じるというだけですが、サイトを訪れていただくお客様に「このモデルかっこいい」とか「ここはこうなっていたのか」と思っていただけたら嬉しい限りです。

これからも魅力的な商品をどんどん掲載していきますので、どうぞご期待下さい。

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