時計好きにも一目置かれる時計”アーケード”

2021年09月23日

皆様こんにちは。

本日は、A. LANGE & SOHNEの中でも希少性の高いモデルをご紹介致します。

A. LANGE & SOHNE ランゲ&ゾーネ アーケード 153.027

ランゲ&ゾーネを語るには外せない1本ですが、その魅力とは何か。

同ブランドは、今でこそラウンドケースのクラシカルな時計が多い印象ですが、
アーケードやカバレットのレクタンギュラーなどの形も、ランゲ&ゾーネらしい時計です。

アーケードの魅力の1つは、そのムーブメントにあります。

1つのモデルに1つのムーブメント”を作ることを謳っていますが、こちらのムーブメントも
アーケードのケースに合わせて、レクタンギュラーながらも両端は丸みを帯びています。

キャリバーは「L911.4」で、基本設計はジャガールクルト製の「JLC822」ではありますが、
ランゲ&ゾーネというフィルターが一枚かかるだけで、その仕上がりは見違えるほどです。

洋銀のプレートの美しさ、青焼きのネジにゴールドシャトン、スワンネックなど、非常に端正で美しいです。

この洋銀という素材も非常に取り扱いが難しく、一度指紋が付いてしまうと取り除くことができず
キズもつきやすいため、非常に繊細な作業が要求されます。

他のブランドでは諦めてしまうくらいの手間でさえも、ランゲ&ゾーネは惜しまず手をかけ最高のムーブメントを作り上げます。

年々自動巻き時計が主流となっている中、伝統的な手巻きのムーブメントというのはコレクターの中での人気は衰えません。

また、一目で日付が分かるアウトサイズデイトは、創業者であるフェルディナント・アドルフ・ランゲと彼の義父にあたる
ヨハン・クリスチャン・フリートリッヒ・グートケスの作品から着想を得ています。

その作品とは、ドイツのザクセン州にあるドレスデン・ゼンパー歌劇場内の5分時計であり、1830年代末当時
世界中を見回してもどこにもないような立派な時計」を作られるように、王家の命により2人で作り上げた時計です。

第二次世界大戦期に一度劇場が消失してしまうものの、戦後の再建により当時のデザインを踏襲した5分時計作られ、
今なお使われ続けていることから、かつての名誉ある作品を想い腕時計にも採用しているのがよく分かります。

ブルーのダイヤルは、希少性も高く特別なモデルにのみ使われております。

また、レディース時計ならではの端正なデザインと、インデックスのダイヤマークが夜空のように美しく
ブレスレットの形状も高級感があります。

ホワイトゴールドのブルーダイヤル、さらにはブレスレット仕様のアーケードは非常に希少性が高く
一生使える、または世代を超えて使える時計として、是非ご購入をお待ちしております。

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