ブラックベイプロ M79740に見る、チューダーの魅力。

2022年09月07日

GMTブログをご覧の皆さま、こんにちは。

本日のブログではチューダー(TUDOR)の説明、及び今年の新作モデル「ブラックベイプロ M79740」をご紹介します。

ご存じの方も多いと思いますが、チューダーは「ロレックスの姉妹ブランド店」の位置付けにあります。
ロレックスの前身となる時計専門商社「ウィルスドルフ&デイビス社」を設立した、ハンスウィルスドルフ氏が1930年代に設立しました。

チューダーはロレックスの廉価ブランドとして、腕時計市場の拡大やロレックスの知名度アップを目指して、一般大衆をターゲットにしてきました。

チューダーの強みとして挙げられるのが、多くのパーツにロレックスのパーツを使用してきた事です。1990年代中頃までは、ロレックスの王冠マークが入ったリューズや、ロレックスが発明した世界初の腕時計防水ケースであるオイスターケースを使用していました。

ロレックスと同じパーツを使いながらも全体的にお求めやすい価格帯で人気を博しており、オメガやタグホイヤーなどと並んで初めて高級時計を購入する方にオススメできるブランドです。

2015年、初の完全自社開発ムーブメントである「MT5601」を発表しました。2016年のバーゼルワールドでは、ケースの材質に銅採用した「ヘリテージ・ブラックベイ・ブロンズ」を発表し大きな話題を呼びました。

近年は「ロレックスの弟分」「ロレックスの廉価版ブランド」という立ち位置から抜け出し、チューダー独自の人気と方向性を開拓している印象です。

ちなみに、「チューダー」と呼ばれるようになったのは、日本で正規輸入が始まった2018年頃からです。
それまでは「チュードル」の名前で展開されていたため、以前からの腕時計ファンの方からすると「チュードル」の呼び方がしっくり来る方も多いのではないでしょうか。

「チューダー:ブラックベイGMT」と「ロレックス:GMTマスター」や「チューダー:レンジャー」と「ロレックス:エクスプローラーⅠ」などこれまでもロレックスにインスパイアを受けたモデルを販売してきました。

そんな中で今年発表されたのが「ブラックベイ プロ M79470」です。

1971年〜1987年に販売されていた、ロレックスの初代エクスプローラーⅡ「Ref.1655」にインスパイアを受けて誕生したモデルと言われています。

エクスプローラーⅡは「探検家のための時計」というコンセプトがありますが、こちらのブラックベイプロも、過酷な環境に耐えうる無骨さをしっかり受け継いでおり、魅力的なデザインとなっています。

イエローのGMT針が良いアクセントになっています。

インデックスの周りにメタルがない通称「フチなしインデックス」もヴィンテージ仕様となっており、レトロ感をアップさせる要素となっております。

ケース経は39mmとなっており、日本人の腕回りにも非常に着けやすいサイズ感と言えます。
搭載ムーブメントには完全自社製造の「Cal.MT5652」を使用し、約70時間のロングパワーリザーブを誇ります。GMT機能と日付表示機能も搭載されるなど機能面も充実しており、実用的な一本です。

イージーリンク機能が付いており、工具無しで約8mmの腕回りの調整が可能となっています。

いかがでしたでしょうか。
当店では、チューダーの在庫を数多く取り揃えています。
是非、ホームページや店頭でご覧くださいませ。

ブラックベイ プロ 79470の商品ページはこちら

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