GMTスタッフブログをご覧の皆さま、こんにちは。
本日もご覧いただきありがとうございます。
夏も真っただ中の7月中旬、連日30度を超える暑さが続いていますが皆さまいかがお過ごしでしょうか。
私は腕時計に限らず、「誕生〇〇周年」「〇〇年記念」という響きに弱く、いつも製品やニュースに飛びついてしまいます。
昨年で言えば、ROLEXの「コスモグラフ デイトナ」が、60周年でデザイン変更を果たし大きな話題となりました。
プロレーサーのため1963年に誕生したデイトナですが、中でも、フランスで開催される自動車耐久レース、ル・マン 24時間レースの100周年を記念して、デイトナのスペシャルバージョン「ル・マン Ref.126529LN」が登場したことは多くの方の記憶に残っていることでしょう。
今年2024年で言うと、フランスの宝飾メゾン「カルティエ」が「日本に最初のブティックを開いて50年」になるそうです。
現在、上野の東京国立博物館にて7月28日まで、【カルティエと日本 半世紀のあゆみ 『結 MUSUBI』展】が開催されています。
カルティエの貴重なプライベートコレクションやアーカイブ文書など約200点が展示されており、カルティエと日本の交流の歴史を辿ることができます。
本ブログの投稿時点では開催期間も残りわずかではありますが、ご興味のある方はぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
さて、本日はカルティエよりこちらの腕時計をご紹介します。
CARTIER カルティエ サントス ドゥ カルティエ LM WSSA0037
サントス ドゥ カルティエと聞くと、王道のシルバー文字盤や爽やかなサンレイのブルー文字盤が頭に浮かぶ方も多いのではないでしょうか。
また、今年は新色のグラデーションブラウンも話題を集めました。
こちらのサテン加工されたグレー文字盤は落ち着いた色味で、シルバーやブルーにも負けない万能カラーと言えます。
「レイルウェイ」デザインの内側には縦に筋目が入っている一方で、外周には放射状に筋目が入っています。
一見すると気が付かない、細かな仕様となっています。
サントスコレクションのアイコンでもあるビスがデザインのポイントですが、ADLC加工の施されたベゼルとサテン加工のグレーの文字盤が精悍なイメージを与えます。
ADLC加工とはカーボン素材をベースに硬度強化することにより傷が付きにくくする加工技術で、デザイン性のみならず耐久性にも優れています。
細かい仕様ですが、7時位置にはCARTIERのシークレットサインが入っています。
ムーブメントには「Cal.1847 MC 」を搭載。
パワーリザーブは約42時間です。
「スマートリンク」機構により、ブレスレットの着脱が簡単に行うことができるのも嬉しいポイントです。
ブレスレットの付け根に真ん中のボタンがあり、指で押すだけでベルトを外すことができます。
これにより、ブレスレットとラバーストラップの交換が工具なしで可能となります。
ちなみに、ブレスレットのコマ調整に関しても簡単に行うことができます。
コマの内側を押すと、コマ同士をつなぐピンが飛び出す仕様になっています。
また、ラバーストラップにもブレスレットと同じようにビスが打たれているのも印象的です。
デザインがない一般的なラバーストラップとは明らかに一線を画しており、ケースから流れるようにビスが続いていく一体感を感じさせます。
カルティエのブレスレットタイプに標準で付属している交換用のストラップとしては、レザーベルトが多いかと思います。
誕生当初のサントスのデザインを受け継ぐ正統派のフェイスに、スポーティなラバーストラップを装着して程よくカジュアルに楽しむこともできます。
「汗をかく夏におすすめしたい」という意味ももちろんありますが、このデザイン性の高いラバーストラップをぜひ体感していただければと思います。
▼本日ご紹介した商品はこちら
CARTIER カルティエ サントス ドゥ カルティエ LM WSSA0037
最後までお付き合いいただきありがとうございます。
それでは、素敵な時計ライフをお過ごしください。