世界5大時計ブランドに位置するブレゲ。
時計の歴史を200年早めたといわれるアブラアン-ルイ・ブレゲが1775年、パリのシテ島に時計工房を設立したのがルーツです。
ブレゲのモデルには、アブラアン-ルイ・ブレゲが作成した懐中時計をベースに作られたモデルが多数存在します。
- 海上での経度測定のために開発されたマリン・クロノメーターを源流とする「マリーン」
- ナポリ王妃のために設計された世界初期の腕時計を再解釈した「クイーン・オブ・ネイプルズ」
- 伝説的なスースクリプションウォッチの思想を継ぐ「トラディション」
そして、今回取り上げたいのが自動巻き懐中時計「No.5」をモチーフにした「クラシック 7137」です。
伝説の懐中時計「No.5」と自動巻きの原型
ブレゲの傑作と言われる懐中時計「No.5」は1787年に製作されました。
最大の特徴は、ムーブメント背面に搭載されたプラチナ製の偏心ローター。
当時「ペルペチュエル(Perpétuelle)」と名付けられたこの機構は、現代の自動巻きの原型とも言える存在です。
18世紀後半において、「自動巻き」「パワーリザーブ表示」「ムーンフェイズ」「スモールセコンド」を同時に搭載していた時計は極めて稀でした。
【No.5のレイアウト】
- 10〜11時位置:60時間パワーリザーブ(扇形表示)
- 2時位置:月齢、月相を示すムーンフェイズ
- 6時位置:スモールセコンド
機能性と視覚的なバランス、さらに装飾性まで成立させた設計は、まさにブレゲの設計思想そのものと言えるでしょう。
現代に再構築された「クラシック 7137」
この「No.5」の文字盤構成を現代的に再構築したのが、クラシック 7137です。
【7137のレイアウト】
- 10〜11時位置:45時間パワーリザーブ表示(扇形)
- 2時位置:立体彫刻のムーンフェイズ
- 6時位置:ポインターデイト(カレンダー)
レイアウト自体はNo.5への明確なオマージュでありながら、視認性や実用性は完全に現代仕様となっています。
3種類の手彫りギョーシェが織りなす気品
クラシック 7137の文字盤が放つ独特の気品は、3種類の手彫りギョーシェによって支えられています。
単なる装飾ではなく、「機能ごとに異なる表情を与える」というデザイン面だけでなく、視認性にも長けています。
継承されるブレゲ・クラシックの象徴
そして12時付近には、肉眼では見えにくいシークレットサインが刻まれています。

これらはすべて、18世紀から続くブレゲの真贋保証機構であり、同時に職人の署名でもあります。
伝統の外観に潜む「最先端ムーブメント」
搭載ムーブメントは自動巻きのCal.502.3 DR1。
アンクルとひげゼンマイにシリコン製素材を採用しています。
耐磁性、温度安定性、長期精度に優れた現代素材を採用しながら、外観は伝統そのもの。

この「中身は最先端、思想は18世紀」というギャップこそ、クラシック 7137最大の魅力でしょう。
まとめ
ブレゲ クラシック 7137は、単なる復刻モデルではありません。
- No.5が持っていた技術革新性
- 機能と美を両立させる設計
- 時計は道具であるという合理主義
派手さやラグジュアリー感で語られる時計ではありませんが、それらを21世紀の工業技術で再構築した、まさに「時計史を腕に載せる」現代機と言える一本です。
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BREGUET ブレゲ クラシック パワーリザーブ ムーンフェイズ 7137BB/Y5/9VU
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