今回ご紹介するのは、時計史の頂点に君臨するブレゲ(BREGUET)。
1775年の創業以来、ナポレオンやマリー・アントワネットをも虜にしてきたこのブランドは、私にとって憧れを超えた「聖域」のような存在です。
そんな歴史の重みと、現代のスポーティな疾走感が見事に融合した「マリーン Ⅱ」。
実は今、私自身が喉から手が出るほど欲しい、究極の1本」なのです。
その抗いがたい魅力を、私情たっぷりにご紹介させていただきます。
BREGUET ブレゲ マリーン Ⅱ ラージデイト 5817ST/Y2/SV0
ブレゲを語るうえで重要なのは、装飾ブランドではなく「設計思想を持った発明家の系譜」であるという点です。
創業者 アブラアン=ルイ・ブレゲ は、トゥールビヨンやパラシュート耐震装置、巻き上げ効率を高めた自動巻き機構など、ラグジュアリーの中にも実用性を追求してきた人物。
現代に残されているプロダクトにもその意匠がふんだんに盛り込まれています。
例えば文字盤に施されたギヨシェ。
ギヨシェは単なる装飾ではなく、金属文字盤の反射を抑え、表示ごとのゾーニングを明確にするための実用的な意匠でした。
当時の懐中時計において、視認性を高める合理的な設計でもあったのです。
また、ケース側面のコインエッジもブレゲらしい装飾。
これはもともと懐中時計をケースから取り出す際の滑り止めとして生まれました。
つまりここにも合理的な設計があるのです。
これらの魅力の詰まったマリーンコレクションですが、大きく3世代に分かれます。
第1世代目のマリーンは、海軍との歴史を意識したクラシック寄りの設計。
第2世代目のマリーンラージデイトでは、その名の通りラージデイトやパワーリザーブを組み込み、実用的なスポーツウォッチへと進化していきます。
そして現行の第3世代では、波模様の立体感やブレス一体型デザインなど、よりラグジュアリースポーツ市場を意識した造形へと変化しました。
そんなマリーンコレクションのの中から、第2世代のラージデイトをおすすめする理由は、以下の点です。
・ブレゲらしい古典装飾が色濃い
・設計思想がより明確に見える
・スポーツ性とラグジュアリー性の絶妙なバランス
時代とともにマリーンは進化してきました。
よりモダンに、よりスポーティに、より市場性を意識した方向へ。
第2世代のラージデイトは、ちょうど均衡点に立っている存在だと思います。
古典的なブレゲの意匠をしっかりと残しながら、日常使いに耐える実用性も備えている。
飾るためではなく、設計として整えられた美しさ。
華やかさで魅せる時計ではありません。
しかし、知れば知るほど背景が見えてくる。
そして長く付き合うほど、密度の高さに気付く一本です。
流行を追うのではなく、ブランドの思想に触れる時計を選ぶ。
そんな“次の一本”として、BREGUET ブレゲ マリーン Ⅱ ラージデイト 5817ST/Y2/SV0は非常に魅力的な選択肢ではないでしょうか。
ぜひ一度手に取っていただければと思います。
▼今回ご紹介した腕時計
BREGUET ブレゲ マリーン Ⅱ ラージデイト 5817ST/Y2/SV0
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最後までお付き合いいただきありがとうございます。
それでは、素敵な時計ライフをお過ごしください。






















